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2012年01月19日(木)
[規制改革] 医療・介護サービス、提言型政策仕分け受けた対応状況を報告
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内閣府が1月19日に開催した、行政刷新会議で配付された資料。この日は、提言型政策仕分けの提言等と24年度予算における対応について報告を受けた。
厚生労働省からは、(1)医療サービスの機能強化と効率化・重点化(p24参照)(2)後発医薬品の使用促進など薬の有効な使用策(p25参照)(3)介護サービスの機能強化と効率化・重点化(p26参照)―などについて、提言を受けた後の対応状況が報告された。
(1)で・・・
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2012年01月19日(木)
[厚生政策] 平成24年度の重要施策を都道府県に説明 厚労省
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厚生労働省が1月19、20の両日に開催した、全国厚生労働関係部局長会議(厚生分科会)で配付された資料。この会議は、厚労省幹部が全都道府県の厚生労働担当部局長に向けて、平成23年度の重要施策について説明するもの。
まず、復興対策本部事務局から、東日本大震災復興特別区域法の施行について説明が行われた(p3~p13参照)。続いて、社会保障担当の政策総括官から、社会保障政策の現状と課題が報告されたほか、社会保障・・・
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2012年01月18日(水)
[規制改革] 規制の定義、範囲、サンセット原則の年限設定等が改革の論点
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内閣府が1月18日に開催した、規制・制度改革に関する分科会で配付された資料。この日は、規制全般の見直しに向けた考え方について議論した。
平成22年6月15日に公表された「規制・制度改革に関する分科会第一次報告書」では、今後の課題の1つとして、改革のための基本原則の確立が掲げられていた。この原則を踏まえた、規制全般の見直しルールの策定における論点は、(1)規制の定義(2)見直しの対象とする規制の範囲(3)見・・・
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2012年01月13日(金)
[社会保障] 政務三役自らが社会保障・税一体改革の説明を 野田改造内閣
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野田首相は1月13日に内閣改造を行い、改造後の初閣議で今後の政権運営の基本方針を決定した。
基本方針は、2012年を「日本再生元年」と位置づけ、東日本大震災からの復旧・復興、原発事故との戦い、および日本経済の再生に引き続き取り組む姿勢と方針を示している(p1参照)。
さらに、避けて通れない重要課題である「社会保障・税の一体改革」について、「必要な社会保障の機能強化・機能維持を確実に実施し、そのため・・・
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2012年01月06日(金)
[社会保障] 一体改革素案決定、消費税14年4月から8%、15年10月から10%へ
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内閣官房が1月6日に開催した、政府・与党社会保障改革本部で配付された資料。この日は、社会保障・税一体改革素案(案)が当局から提示され、これを了承した。
素案は、一体改革成案(平成23年6月閣議報告)を具体化したもの。社会保障改革のうち、医療・介護改革について見てみると、(1)医療サービス提供体制の制度改革(2)地域包括ケアシステムの構築(3)市町村国保の財政基盤強化と財政運営の都道府県単位化(4)短時間・・・
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2011年12月22日(木)
[社会保障] 共通番号実施前にプライバシー侵害の有無等検証するGL案
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内閣官房が12月22日に開催した、情報保護評価サブワーキンググループで配付された資料。この日は、厚労省当局から情報保護評価ガイドライン(案)が提示され、これに基づいた議論を行った(p2~p34参照)。
この日、示されたガイドライン案の対象は、行政機関や情報連携基盤を使用する事業者などで、(1)情報保護評価の趣旨(2)評価軸(3)評価の義務付け対象者(4)評価の対象(5)評価実施の仕組み(6)関連制度との関係・・・
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2011年12月20日(火)
[予防接種] 子宮頸がん等ワクチン接種事業の補助、平成24年度末まで延長
- 厚生労働省は12月20日に、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例基金の延長に関する事務連絡を発出した。国は、平成23年度末までに市町村が実施する子宮頸がん等ワクチン接種事業の補助を行っている。この日に閣議決定された「平成23年度第4次補正予算案」では、約526億円を投じ、同事業を平成24年度末まで延長することが明らかになった。そのため同事務連絡では、現時点で予定している内容と、これまでの取扱いとの相違点を・・・
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2011年12月20日(火)
[社会保障] 一体改革の社会保障部分、素案骨子が明らかに
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内閣官房が12月20日に開催した、社会保障・税一体改革関係5大臣会合で配付された資料。この日は、社会保障・税一体改革の素案骨子(社会保障部分)が提示された。
政府は、平成23年6月30日に閣議決定された「社会保障・税一体改革成案」に基づき、個別分野の具体的改革内容について、検討を重ねてきた。今回の改革では、今後一層の少子化が進展する中で、未来への投資である社会保障において将来世代に負担を先送りしている状・・・
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2011年12月16日(金)
[診療報酬] 診療報酬改定、本体への切り込みはあり得ない 小宮山厚労相
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小宮山厚生労働大臣が12月16日の閣議後に行った会見の概要。この日は社会保障と税の一体改革および診療報酬改定などについてコメントしている。
冒頭、社会保障と税の一体改革の議論について、70歳~74歳の自己負担割合増や、受診時定額負担については、「今回の社会保障改革は、後世に今までのツケを回さない大きな意味を持っている。本来負担をしていただくべきところを、いつまでも止めておくことは早期に解消すべき」との・・・
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2011年12月16日(金)
[社会保障] 社会保障・税共通番号定めるマイナンバー法案を次期国会に提出
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内閣官房が12月16日に開催した、社会保障・税に関わる番号制度に関する実務検討会で配付された資料。この日は、(1)番号制度の法律事項に関する概要案(2)番号制度の導入に向けたロードマップ案―の2点について議論を行った。
(1)の番号制度の法律事項に関する概要案では、法律の名称を「マイナンバー法」とすることや、制度の詳細な内容などが明らかにされている(p2~p13参照)。目立つところをあげると、(i)市町村長・・・
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2011年12月15日(木)
[社会保障] 日本再生に向けて、社会保障の機能の充実と効率化・重点化を
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内閣官房が12月15日に開催した、国家戦略会議で配付された資料。この日は、官房当局から「日本再生の基本戦略(素案)」が提示されたほか、社会のフロンティア(分厚い中間層の復活)や、経済・社会のフロンティアなどについて議論を行った。
「日本再生の基本戦略(素案)」では、現在の危機について、「長引く経済不況」と「東日本大震災や、昨今の欧州政府債務危機等の新たな危機」の2つがあると分析(p10参照)。その・・・
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2011年12月15日(木)
[社会保障] 24年度地方財政対策、税収配分についても自治体が意見表明
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内閣官房が12月15日に開催した、国と地方の協議の場で配付された資料。この日は、(1)地方財政対策(2)社会保障・税一体改革(3)子どもに対する手当て―について協議した。
地方六団体は、「地方大不況」による日本の国力衰退を避けるためには、平成24年度地方財政対策において十分な対応を講じる必要があり、その際、「地域主権改革」推進の方向性を明確にし、地方の裁量を大幅に増やす見直しを同時に行うべき、と主張して・・・
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2011年12月15日(木)
[社会保障] 財政健全化に向け、診療報酬本体引下げや保険給付範囲見直しを
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財務省は12月9日に、「財政の健全化に向けた考え方について」を公表した。これは、財政制度等審議会・財政制度分科会の議論を取りまとめた報告書である。
我が国の現在の財政状況は、社会保障費の急増と、経済鈍化に伴う税収悪化により、主要国の中で最悪の水準にある。財政の悪化は、我が国にとって「政策自由度の減少(財源不足により、さまざまな事業が行いにくくなる)」「民間資金調達の阻害」「将来世代の負担増大」など・・・
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2011年12月12日(月)
[予防接種] 子宮頸がんワクチン、24年度も接種対象女児は現行同様を要望
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- 子宮頸がん予防ワクチンの平成24年度以降公費助成接種に関する要望書(12/12)《子宮頸がん征圧をめざす専門家会議》
- 発信元:子宮頸がん征圧を目指す専門家会議ほか カテゴリ: 医療制度改革
要望書では、平成22年度より公費助成している子宮頸がん予防ワクチンの接種率が50%程度に及んでいる反面、周知徹底不足や震災による影響などで、約140万人の対象者が未接種であることを指摘している。そこで、対象女児が公平な接種機会を得られるよ・・・
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2011年12月12日(月)
[社会保障] 地方単独事業、社会保障の該当性について議論を整理
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内閣官房が12月12日に開催した、社会保障・税一体改革分科会で配付された資料。この日は、社会保障関係の地方単独事業に関する調査結果について、議論整理が行われた。
内閣官房・総務省・財務省・厚生労働省の連名による論点整理では、まず、総務省調査で「地方単独事業のうち医療、介護、子育て支援に該当する事業は約5.1兆円程度であった」ことを報告。これに対し、厚労省は、当該事業の総額は3.8兆円程度であったと分析し・・・
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2011年12月12日(月)
[社会保障] 消費税率引上げ、社会保険診療等の消費税非課税問題の検討を
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内閣府が12月12日に開催した、税制調査会で配付された資料。この日は、社会保障・税一体改革に向けて、関係大臣から意見聴取を行った。
厚生労働省の辻副大臣は、消費税問題について言及。現在、社会保険診療や介護サービスについては、消費税が非課税とされているが、医薬品等の仕入には消費税がかかるため、医療機関や介護事業者が消費税分を負担している実態がある。ちなみに、医療機関の規模にもよるが、私大医学部病院ク・・・
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2011年12月09日(金)
[規制改革] 基準病床、全国一律の算定方式を見直すよう要請 東京都等
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東京都は12月9日に、病床規制の弾力化について、厚生労働省へ要請書を退出したことを明らかにした。
これは、11月8日に開催された第60回九都県市首脳会議(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)において合意されたもの。
要請書では、病床規制の弾力化について、地域の実情に応じた医療提供体制を構築するよう求めている。具体的には、(1)基準病床について、都県が地域医療・・・
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2011年12月09日(金)
[社会保障] 社会保障・税の一体改革を最重要課題と位置づけ
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12月9日に行われた、野田内閣総理大臣の記者会見。野田首相は会見の冒頭、51日間にわたる臨時国会閉会をうけ、第3次補正予算および復興財源確保法の成立を一歩とする、被災地復興推進の仕組みを揃えることができたことを報告。他方で、復興財源捻出のための公務員給与削減法案と、労働者派遣法改正案が成立できなかったことについて、忸怩たる思いが残ると述べた(p1参照)。
年末にかけて、来年度予算編成、第4次補正予算・・・
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2011年12月08日(木)
[社会保障] 社会保障関係の地方単独事業、厚労省分析に自治体反対意見
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内閣官房が12月8日に開催した、社会保障・税一体改革分科会で配付された資料。同分科会は、地方自治に影響を及ぼす国の政策の企画および立案並びに実施について、国と地方が協議を行うもの。この日は、社会保障関係の地方単独事業に関する調査結果についての議論を行った。
厚生労働省からは、総務省調査による「社会保障関係の地方単独事業」を分析した資料が提示された。それによると、保育所(公立・私立)の職員加配・人件・・・
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2011年12月07日(水)
[社会保障] 社会保障の地方単独事業、制度の効率化と財源確保の双方が課題
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財務省が12月7日に開催した、財政制度等審議会の財政制度分科会で配付された資料。この日は、地方税財政について議論を行った。
社会保障・税一体改革に向けた議論において、地方自治体からは「地方単独事業を含めた社会保障サービスを継続できるよう、地方単独事業の財源確保を行うべき」との指摘が出されている。この日、財務省当局は、資料として、地方単独事業(9.2兆円、2015年度ベース)の内訳(p78参照)や地方単独・・・
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2011年12月05日(月)
[社会保障] 社会保障の将来像、消費税を現役世代の給付財源に拡大
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- 社会保障改革推進本部(第5回 12/5)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官付 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
中間報告案は、省内における社会保障改革の検討状況を整理したものである(p3~p28参照)。
社会保障改革で目指す将来像案(p29~p38参照)では、(1)子ども・子育て支援(p30参照)(2)医療・介護サービス保障の強化・・・
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2011年12月05日(月)
[社会保障] 社会保障・税一体改革、年内に具体策取りまとめへ
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内閣官房が12月5日に開催した、政府・与党社会保障改革本部の初会合で配付された資料。この会合は、社会保障・税一体改革成案を具体化するために、野田内閣総理大臣を本部長に置き、関係閣僚と与党役職者で協議を行う組織である。
本部長である野田首相からは、(1)年内目途に、6月の「成案」を具体化した「素案」をとりまとめる(2)政府・与党間で十分調整し、政府部内は、関係5大臣を中心にとりまとめる(3)社会保障の機・・・
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2011年12月02日(金)
[後期高齢者] 新たな高齢者医療制度の内容、更に検討を進めたい
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政府は12月2日に、後期高齢者医療制度に関する質問に対する答弁書を公表した。
後期高齢者医療制度(平成20年4月実施)については、高齢者より、「年齢による差別」「保険料負担の増加」など、批判が多くあがっている。そのため、民主党のマニフェスト2009で「後期高齢者医療制度の廃止」とともに、75歳以上の高齢者についても、現役世代と同じ保険に加入することとなる内容の、「新たな高齢者医療制度を創設する方針」が示さ・・・
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2011年12月02日(金)
[社会保障] 地方共同法人の設立、地方側と協議しガバナンス体制の強化を
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全国知事会は12月2日に、政府に対して「社会保障・税番号制度の導入に伴う地方共同法人に関する申し入れ」を行った。
全国知事会は、平成23年6月24日に「社会保障・税番号大綱(案)に対する意見」のなかで、「地方共同法人は地方公共団体が主体的に担うべき事業を行う法人である」とし、運営方法や設立に係る費用負担、運営収支などについて基本的な枠組みを示している。そのうえで、地方側と十分に協議を行うこと、現在の公・・・
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2011年11月29日(火)
[社会保障] 社会保障給付費の対象範囲を再整理、医師等の養成費は含まず
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- 社会保障給付費統計等の整理の方向性(11/29)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官付政策評価官室 カテゴリ: 医療制度改革
社会保障給付費統計は、さまざまな用途で使用される。たとえば、給付と負担の公平性といった社会保障の枠内での検討資料、さらには租税を含めた費用と給付の国際比較研究、国民が憲法第25条第1項に定められた「健康で文化的な最低限度の生活」を享受できているか否か、さらには国・・・
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