-
2012年03月07日(水)
[診療報酬] 23年10月分のレセから10%を抽出し、サンプルデータを作成
-
厚生労働省は3月7日に、レセプト情報等の提供に関する有識者会議を開催した。この日は、探索的研究のための基本データセットや、DPCデータについて議論を行った。
レセプトデータ提供においては、個別にデータ提供形式の審査を行っている。しかし、大量のデータを用いた「探索的研究」においては、あらかじめデータの範囲や個別医療機関情報などを形式化した「基本データセット」を用意しておくことが、効率性(時間やコスト)・・・
-
2012年03月01日(木)
[医学研究] 産学官IT融合コンソーシアム拠点整備に医療1事業採択される
-
- 「IT融合による新産業創出のための研究開発事業(産学官IT融合コンソーシアム拠点の整備)」に係る採択結果について(3/1)《経済産業省》
- 発信元:経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 カテゴリ: 医学・薬学
この事業は、ITの浸透によって新事業が創出される可能性が高い分野であり、かつ日本が要素技術などで強みを持つIT融合分野を中心に、東北・被災地の復興、さらには日本の復興につながる事業展開を支援するもの。そのために、IT融合分野の研究・システム開発の拠点整備および・・・
-
2012年02月27日(月)
[審査支払] 平成23年12月査定分のコンピュータチェック効果、全体の45.4%
-
- 平成23年12月審査分の医科電子レセプトコンピュータチェック効果について(2/27)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
平成23年12月審査分の医科電子レセプトにおける請求1万点当たりの原審査査定点数は23.2点で、前年同月比で0.6ポイント減となっている。このうちコンピュータチェック・・・
-
2012年02月27日(月)
[審査支払] コスト実態に合わせ、調剤レセ審査手数料を引上げ 支払基金
-
- 「支払基金をめぐる疑問にお答えします(その3)」―審査支払業務の手数料等―(2/27)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
今回は第3弾にあたり、業務の手数料がテーマ。Q&A形式で審査手数料について説明している。
たとえば・・・
-
2012年02月20日(月)
[審査支払] 健保組合によるレセプト直接審査、対象医療機関はHPで公表を
-
厚生労働省は2月20日に、「健康保険組合における診療報酬の審査及び支払に関する事務の取扱いについて」の一部改正について通知を発出した。
通常、医療機関等から請求された診療報酬請求書・明細書については、審査支払機関で審査・支払を行い、保険者の審査は補完的なものにとどまっている。法律上は保険者が直接、審査・支払を行うことも可能だが、円滑かつ公正公平な審査・支払を確保するために、通知レベルで直接審査は一・・・
-
2012年02月15日(水)
[審査支払] レセ電子化、機関数で70%台を上回る 支払基金
-
- 平成24年1月受付分の電子レセプトの割合 件数で89.9%、機関数で70.4%(2/15)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
また電子レセプト請求を行っている機関数の割合70.4%の内訳は、医科82.8%、歯科36.0%、調剤93.9%であった。支払金は、引き続き電子レセプト請求のための基盤整備や審査支援機能の拡充等に取り組むとしている・・・
-
2012年02月10日(金)
[診療報酬] 探索的研究目的の場合は、レセプト基本データセット提供で対応
-
厚生労働省は2月10日に、レセプト情報等の提供に関する有識者会議を開催した。この日は、第1回申出審査の状況や今後のスケジュールなどについて議論を行った。
厚労省が構築するレセプト情報・特定健診情報等データベースのデータは、医療費適正化計画の作成等に役立てるための調査分析に使用されているが、他の目的でデータの利用申請があった際にも、厚生労働大臣が利用の公益性等があると認めた場合には、データを提供する・・・
-
2012年02月06日(月)
[高齢者医療] 診療報酬の支払、国保でも24年3月請求分から最大10日の早期化
-
厚生労働省は2月6日に、「全国高齢者医療・国民健康保険主管課(部)長及び後期高齢者医療広域連合事務局長会議」を開催した。この会議では、後期高齢者医療と国保に関する平成24年度の制度改正や運営上の重要事項などについて、厚労省幹部から都道府県の主管課長に対して指示・説明、ときには依頼などが行われる。
社会保障・税一体改革において、高齢者医療制度の見直しは最重要事項の1つとなっている。この点、平成22年12月・・・
-
2012年02月01日(水)
[調剤報酬] レセ電子化踏まえ調剤報酬請求等に対する審査の実施要領を改正
-
厚生労働省は2月1日に、調剤報酬請求に対する審査の実施等についての通知を発出した。調剤報酬請求に対する審査の実施は平成18年3月付の通知「調剤報酬請求についての審査要領」により取り扱ってきたが、レセプト電子化の進展等を踏まえ、今回の改正に至ったもの(p1参照)。
改正内容は(1)審査の申出の方法と審査支払機関における審査等(2)実施時期等―の大きく2点。(1)の「審査の申出の方法と審査支払機関における・・・
-
2012年02月01日(水)
[医療保険] 新潟県の大雪被災者について、診療報酬請求の取扱いなど示す
-
厚生労働省は2月1日に、新潟県上越市及び妙高市における大雪に関する診療報酬等の請求の取扱いについて事務連絡を行った。
大雪により、被保険者証等を持たずに避難した方などに配慮し、医療機関受診等に関する特例措置を定めている。
まず、被保険者証等を持たずに避難するなどし、保険医療機関に提示できない場合には、医療機関サイドで受診時に可能な限り保険者や保険者番号などを確認するよう指示。また、レセプトは、国・・・
-
2012年01月30日(月)
[審査支払] 平成23年11月査定分のコンピュータチェック効果、全体の47.0%
-
- 平成23年11月審査分の医科電子レセプトコンピュータチェック効果について(1/30)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
平成23年11月審査分の医科電子レセプトにおける請求1万点当たりの原審査査定点数は24.5点で、前年同月比で1.0ポイント増となっている。このうちコンピュータチェック・・・
-
2012年01月30日(月)
[審査支払] 変更調剤に伴う適応外後発品、一律査定しない方針 支払基金
-
- 1月定例記者会見を開催(1/30)《支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
資料には、(1)平成24事業年度支払基金審査支払手数料(p2~p21参照)(2)先発品と効能効果に違いがある後発品の取扱い(p22~p27参照)(3)東日本大震災に伴う診療報酬等請求支払の状況(12月処理分)(p28~p34参照)(4)審査状況(平成23年11月審査分)(p41~p102参照)―などが提示されている。
(1)の手数料については、全レセプトの・・・
-
2012年01月17日(火)
[審査支払] 電子レセプト請求、全体の89.7% 支払基金
-
- 平成23年12月受付分の電子レセプトの割合 件数で89.7%、機関数で70.2%(1/17)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
また電子レセプト請求を行っている機関数の割合は、全体の70.2%で、医科では82.6%、歯科では35.4%、調剤薬局では93.9%となった(p3参照)。
支払基金は、引き続き電子レセプト請求のための基盤整備・・・
-
2012年01月11日(水)
[審査支払] 生活保護受給者のレセ件数、点数の高い医療機関等を報告
-
- 生活保護医療費データを厚生労働省等に提供(1/11)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
平成22年に引き続き、厚労省社会・援護局保護課からのデータ提供依頼に応じたもので、生活保護法に基づく指定医療機関に対する指導等の参考とすることを目的としている。
提供したデータは(1)生活保護受給者のレセプト件数が多い医療機関等(2)生活保護受給者のレセプト合計点数が高い医療機関等(3)全体の請求件数・・・
-
2012年01月11日(水)
[審査支払] レセプト電算処理最新システムを整備拡充、業務処理が効率化
-
- 24年1月から再審査等に係る電子レセプトの画面による審査(医科・歯科)を開始(1/11)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金では、平成22年7月からレセプト電算処理再審査システムを稼動し、保険者等および医療機関等のオンライン再審査等請求の効率化を図ってきた。しかし、診療内容に関わる再審査分については画面上で処理が行えず、いったん紙に出力して審査を実施していた。
このほど、レセプト・・・
-
2012年01月05日(木)
[医療保険] 健保組合の24年度予算、保健事業等の積極的な推進を
-
厚生労働省は1月5日に、健康保険組合の平成24年度予算の編成に関する通知を発出した。
通知では、重点事項として、(1)医療費の動向や標準報酬の直近水準を踏まえた保険料率を設定する(2)特定健康診査・特定保健指導、健康教育等の保健事業に積極的に取組む(3)レセプト情報を活用し、重複・頻回受診等の是正指導に積極的に取組む(4)医療費通知やレセプト点検、後発品の使用促進などを通じ保険給付の適正化に取組む―など・・・
-
2011年12月26日(月)
[審査支払] 支払基金の審査手数料、昭和61年度と同程度水準の83.50円に減額
-
- 平成24年度における全レセプトの平均手数料を83.50円/件に引下げ~手数料体系は昭和63年度以来の抜本的な見直し~(12/26)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金が行うレセプト審査業務などの事務費は、保険者から支払われる手数料によって賄われている(保険者が、支払基金に審査支払を委託しているため)。支払基金と保険者の間では、手数料について毎年度交渉し決定している。平成24年度概算では、「コストと手数料との対応関係の明確化」を目的に、・・・
-
2011年12月22日(木)
[診療報酬] 24年4月分からの電子レセプト請求における算定日の記録方法示す
-
- 電子情報処理組織の使用による請求又は光ディスク等を用いた請求により療養の給付等の請求を行う保険医療機関に係る各点数の算定日の記録について(12/22付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
厚労省が平成22年3月26日付で発出した通知「『診療報酬請求書等の記載要領等について』の一部改正について」では、電子情報処理組織の使用による請求、または光ディスク等を用いた請求を行っている保険医療機関は、平成24年4月・・・
-
2011年12月20日(火)
[審査支払] 平成23年10月査定分のコンピュータチェック効果、全体の44.7%
-
- 平成23年10月審査分の医科電子レセプトコンピュータチェック効果について(12/20)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
平成23年10月審査分の医科電子レセプトにおける請求1万点当たりの原審査査定点数は23.4点で、前年同月比で0.8ポイント減となっている。このうちコンピュータチェック・・・
-
2011年12月15日(木)
[特定健診] 被扶養者の健診受診率向上めざし、市町村と健康保険者の連携を
-
厚生労働省が12月15日に開催した、保険者による健診・保健指導等に関する検討会で配付された資料。この日は、(1)被扶養者の受診率向上(2)特定健診・保健指導の効果の検証―などについて議論を行った。
(1)の被扶養者の特定健診受診率は、被保険者に比べて著しく低い。協会けんぽでは被保険者38.7%に対し、被扶養者12.2%、健保組合では被保険者82.1%に対し、被扶養者36.5%、国家公務員共済組合にいたっては被保険者84.・・・
-
2011年12月14日(水)
[審査支払] 電子レセプト請求、全体の89.6% 支払基金
-
- 平成23年11月受付分の電子レセプトの割合 件数で89.6%、機関数で69.9%(12/14)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
また電子レセプト請求を行っている機関数の割合は、全体の69.9%で、医科では82.4%、歯科では34.7%、調剤薬局では93.8%となった(p1参照)。
支払基金は引き続き電子レセプト請求のための基盤整備や審査支援機能の拡・・・
-
2011年12月09日(金)
[審査支払] 平成24年3月より被災地以外において突合点検・縦覧点検を開始
-
- 平成24年3月より突合点検・縦覧点検を開始(12/9)《支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
突合点検とは、同一の患者について、たとえば医科レセプトと調剤レセプトを突き合わせ、処方に食い違いが生じていないかなどをチェックするもの。また、縦覧点検とは、やはり同一の患者について、複数月のレセプトを突き合わせ、検査の重複請求がなされていないかなどをチェックするもの。支払基金では、サービス向上計画・・・
-
2011年12月07日(水)
[医療保険] 震災でやむを得ず180日を超えて入院する患者、レセプトに明記を
-
- 東日本大震災に伴う厚生労働大臣の定める評価療養及び選定療養第二条第七号に規定する別に厚生労働大臣が定める状態等にある者の特例を定める件の診療報酬の請求の取扱いについて(12/7付 事務連絡)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 医療保険
震災により自宅が倒壊したり、後方病床が満床であるなどの理由で、一般病棟での長期入院を余儀なくされる患者が発生している。通常であれば、一般病棟における180日超の長期入院患者については、(1・・・
-
2011年12月02日(金)
[医療保険] レセプト情報等、6件の調査研究に初めて提供 厚労省
-
厚生労働省は12月2日に、第1回のレセプト情報等の提供について公表した。これは、平成23年8月29日~平成23年9月2日の期間に申出のあった提供依頼の中で、レセプト情報等の提供に関する有識者会議での審査を経て、提供を決定した申出を示したもの。
今回は、(1)地域別医療需要・患者移動分析に基づく、医療提供体制の評価と計画に関する研究:京都大学(2)レセプト情報を用いた薬剤使用実態に関する研究:近畿大学(3)レセ・・・
-
2011年11月25日(金)
[診療報酬] 10対1病棟で看護必要度を施設基準化する方針 中医協総会
-
厚生労働省が11月25日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、入院医療について議論を行った。
ここでは、急性期入院医療と、長期入院医療に焦点を絞って説明しよう。
社会保障・税一体改革では、現在の一般病床を高度急性期、急性期、亜急性期など、病期等に応じて分類していく方針を示している(p6~p9参照)。
現行の診療報酬上の区分において、急性期医療を担っているのは、主に、特定機能病院、一般病・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。