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2011年11月22日(火)
[診療報酬] 届出保険医療機関等による明細書発行手数料、5000円は不適切
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政府は11月22日に、いわゆる「明細付き領収書」の手数料に関する質問に対する答弁書を公表した。
平成22年度診療報酬改定により、レセプト電子請求を義務付けられた医療機関等は、領収証を交付する際「正当な理由」がない限り、明細書を無償で交付しなければならない(いわゆる「明細付き領収書」)。
しかし、「明細書発行機能が付与されていないレセコンを使用している」「改修が必要な自動入金機を使用している」などの「・・・
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2011年11月21日(月)
[医療保険] 奄美地方の大雨被害、診療報酬等の請求の取扱い示す
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厚生労働省は11月21日に、鹿児島県奄美地方における大雨に関する診療報酬等の請求の取扱いに関する事務連絡を発出した。
これは、鹿児島県の奄美地方が、平成23年11月2日から大雨に見舞われたことを受け、診療報酬の請求等の事務の取扱いを示すもの。事務連絡には、(1)被保険者証等を保険医療機関に提示せずに受診した者に係る請求の取扱い(2)一部負担金の減免等を行った場合の取扱い(3)レセプト電算処理システムの取扱・・・
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2011年11月16日(水)
[審査支払] 電子レセプト請求、全体の89.2% 支払基金
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- 平成23年10月受付分の電子レセプトの割合 件数で89.2%、機関数で69.5%(11/16)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
また電子レセプト請求を行っている機関数の割合は、全体の69.5%で、医科では82.2%、歯科では34.1%、調剤薬局では93.8%となった(p3参照)。
支払基金は引き続き電子レセプト請求のための基盤整備や・・・
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2011年11月11日(金)
[診療報酬] 看護職員と看護補助者が訪問看護行う場合を評価 中医協総会
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厚生労働省が11月11日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、訪問看護、在宅歯科医療、在宅における薬剤師業務について議論を行った。
訪問看護については、(1)小規模の訪問看護ステーションが多く、非効率である(p9~p10参照)(2)訪問看護を必要とする人が増加し、ニーズも多様化しているため、そうした点への対応(p11~p19参照)―という2つの課題がある(p20参照)。
そこで厚労省は、(1)へ・・・
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2011年11月10日(木)
[診療報酬] 事前審査の論点踏まえ、今後は審査基準の妥当性を議論
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厚生労働省が11月10日に開催した、レセプト情報等の提供に関する有識者会議で配付された資料。この日は、申出書審査の基本方針等について議論した。
レセプト情報情報・特定健診情報等データベースのデータは、医療費適正化計画の作成等に役立てるための調査分析に使用されていたが、これ以外の用途でデータの利用申請があった場合に、利用の公益性等について検討する必要がある。厚労省は、データ提供希望者に対し、事前にデ・・・
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2011年11月09日(水)
[審査支払] 国保連通じた電子請求、24年3月から支払いの早期化へ
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厚生労働省は11月9日に、診療報酬等の支払い早期化に関する関係者の対応について通知を発出した。
これは、レセプトの電子請求を一層促進するために、医療機関側に「早期支払い」というメリットを与えるもの。通知では、電子請求されたレセプトのうち、都道府県国民健康保険団体連合会を介するものを対象に、平成24年3月に請求された分(過誤分を含む)以降を対象に、診療報酬を「原則として請求月の翌月20日にまでに支払う」・・・
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2011年11月01日(火)
[医療安全] 抗不安薬・睡眠薬は処方剤数増加につれ投与量も増加の傾向
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厚生労働省は11月1日に、抗不安薬・睡眠薬の処方実態についての報告を行った。
本報告は、健康保険組合加入者およびその家族約33万人のレセプトより、抗不安薬、睡眠薬等を処方された者を抽出し分析したもの(p1参照)。
20歳~74歳の一般人口における推定処方率は、09年は抗不安薬で5.0%、睡眠薬で4.7%であった(p1参照)。
投与量については、抗不安薬の処方はその95.8%が、ジアゼパムの用量である15mg以内で・・・
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2011年10月31日(月)
[審査支払] 23年8月診療分の被災関連レセプト、28万4525件受付 支払基金
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- 10月定例記者会見を開催(10/31)《支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
資料には、(1)東日本大震災に伴う診療報酬等請求支払の状況(8月診療分)(p2~p8参照)(2)審査関係訴訟事件の判決(p9~p14参照)(3)基金関係功績者に対する厚生労働大臣表彰(p15~p17参照)(4)支払基金における審査状況(平成23年8月審査分)(p18~p77参照)(5)特別審査委員会の取扱状況(平成23年10月審査分)・・・
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2011年10月31日(月)
[審査支払] 平成23年8月査定分のコンピュータチェック効果、全体の43.8%
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- 平成23年8月審査分の医科電子レセプトコンピュータチェック効果について(10/31)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
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2011年10月21日(金)
[審査支払] 紙レセの画像・テキストデータ、診療翌々月10日までに保険者へ
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- 紙レセプトに係る保険者等への請求業務、保険医療機関等への支払義務の集約化を平成23年10月から本格実施(10/21)《支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金では、平成23年1月に公表した「支払基金サービス向上計画」において、紙レセプトの業務フローを(1)各支部で電子レセに優先して紙レセを審査し、ブロック中核支部に送付する(2)ブロック中核支部で仕分け、データ作成をした後、特定の支部に送・・・
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2011年10月18日(火)
[規制改革] レセプトオンライン請求の例外規定見直しや処方箋電子化の提案
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内閣府が10月18日に開催した、行政刷新会議の下部組織である「規制・制度改革に関する分科会」で配付された資料。この日は、これまでの規制・制度改革の検討事項を整理したうえで、今後の進め方などを議論した。
分科会では幅広い分野について、国民生活や企業活動に不利益を与えている規制・制度の改革を提言してきた。それが活かされた部分もあれば、まだ実を結んでいない項目もある。資料では、提言が活かされ過去に閣議決・・・
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2011年10月12日(水)
[審査支払] 電子レセプト請求、件数伸び悩むも機関数は増加 支払基金
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- 平成23年9月受付分の電子レセプトの割合 件数で88.6%、機関数で69.2%(10/12)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
また電子レセプト請求を行っている機関数の割合は、全体の69.2%で、医科では82.0%、歯科では33.5%、調剤薬局では93.7%であった。医科について少し細かく見てみると、機関数ベースでは、400床以上の病院99.・・・
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2011年09月30日(金)
[診療報酬] 奄美地方の豪雨に関する診療報酬等の請求、取扱い示す
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厚生労働省は9月30日に、鹿児島県奄美地方における豪雨に関する診療報酬等の請求の取扱いに関する事務連絡を発出した。これは、鹿児島県の奄美地方が、平成23年9月25日から豪雨に見舞われたため、診療報酬の請求等の事務の取扱いを示すもの。
事務連絡では、(1)被保険者証等を保険医療機関に提示せずに受診した者に係る請求の取扱い等(2)レセプト電算処理システムの取扱い―が整理されている。(1)では、保険医療機関で被・・・
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2011年09月29日(木)
[医療情報] 電子版「糖尿病連携手帳」の実現に向けて、検討開始
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政府が9月29日に開催した、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)の医療情報化に関するタスクフォースで配付された資料。この日は、個人参加型疾病管理サービスの対象疾病について議論したほか、今後のスケジュールについて確認した。
個人参加型疾病管理サービスは、いわゆる「どこでもMY病院」構想の一部。患者が自分のデータを日々、蓄積・管理し、医師等に提供。医師は、提供データを地域連携パスや疾病・・・
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2011年09月28日(水)
[医療保険] 中医協や社保審の進捗状況、報告される 協会けんぽ
- 全国健康保険協会が9月28日に開催した、全国健康保険協会運営委員会で配付された資料。この日は、(1)社会保障審議会短時間労働者への社会保険適用等に関する特別部会(p2~p79参照)(2)医療の質の向上に資する無過失補償制度等のあり方に関する検討会(p79~p82参照)(3)社会保障審議会医療保険部会(p83~p110参照)(4)中央社会保険医療協議会等(平成23年度)(p111~p113参照)(5)全国健康保険協会業績評価・・・
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2011年09月26日(月)
[審査支払] 震災による3月~6月までの未確定レセプト1万1000件 支払基金
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- 9月定例記者会見を開催(9/26)《支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
資料には、(1) 東日本大震災に伴う診療報酬等請求支払の状況(7月診療分)(p2~p9参照)(2)東日本大震災に係る保険者を特定できない未確定レセプトの診療報酬等請求(p10~p13参照)(3)「支払基金をめぐる疑問にお答えします(その2)」-審査支払機関の日韓比較(p14~p44参照)(4)支払基金における審査状況(平成23年7月審査分)・・・
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2011年09月26日(月)
[審査支払] 平成23年7月査定分のコンピュータチェック効果、全体の43.7%
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- 平成23年7月審査分の医科電子レセプトコンピュータチェック効果について(9/26)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金では、審査の充実のため、レセプト電子化の進展に伴い、電子レセプトに対するコンピュータチェックの範囲を順次拡大している。平成23年7月審査分の医科電子レセプトにおける請求1万点当たりの原審査査定点数は23.3点。このうちコンピュータチェックを契機とした原審査査定点数は10.2点・・・
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2011年09月26日(月)
[診療報酬] 台風12号の被災者で、医療保険確認できない場合等の留意事項
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厚生労働省は9月26日に、平成23年台風12号に関する診療報酬等の請求の取扱い(その2)についての事務連絡を発出した。
厚労省は、平成23年台風12号の被災地に所在する医療機関について、8月診療分の請求期限を遅らせる措置をとっていた。今般、より詳細な診療報酬請求上の留意点について規定している。
まず、被保険者証を携帯せずに避難するなどし、医療機関窓口で被保険者証を提示できない場合でも、氏名や住所地、勤め先・・・
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2011年09月20日(火)
[診療報酬] 震災に係るレセプト記載等について、詳細なQ&A提示 支払基金
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- 東日本大震災に伴う診療報酬請求等Q&A(第6版)(9/20)《支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
震災被災者については、当初、「一部負担の減免」や「被保険者証がない場合でも、氏名等の申告による保険診療の提供」などの特例措置が幅広く行われていたが、保険者機能の復帰等が見られることから・・・
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2011年09月16日(金)
[審査支払] 電子レセプト請求、医科診療所で8割台に乗る 支払基金
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- 平成23年8月受付分の電子レセプトの割合 件数で88.6%、機関数で68.9%(9/16)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
また電子レセプト請求を行っている機関数の割合は、全体の68.9%で、医科では81.8%、歯科では32.9%、調剤薬局では93.6%であった。医科について少し細かく見てみると、機関数ベースでは、400床以上の病院99.6・・・
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2011年09月12日(月)
[新内閣] 震災経験踏まえ、電子カルテ・レセ等の整備早急に 経済同友会
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- 野田新政権に望む―成長実現に向け、あらゆる政策の総動員と迅速な実行を―(9/12)《経済同友会》
- 発信元:公益社団法人経済同友会 カテゴリ: 医療制度改革
経済同友会は、まず、「あらゆる政策を総動員して経済成長を実現することは、震災復興や財政健全化などにもつながる重要課題である」との見解を示したうえで、野田新政権に具体的な政策課題の実行と、それを可能にする政権運営体制の確立について提言を行っている。
具体的には、(1)成長に向け・・・
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2011年09月09日(金)
[規制改革] 保険外併用療養の拡大等、現政権下の規制・制度改革の現状整理
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内閣府はこのほど、規制・制度改革に関する閣議決定事項の実施状況に関する調査結果を公表した。
これは、(1)平成21年12月8日の「明日の安心と成長のための緊急経済対策」(2)平成22年6月18日の「規制・制度改革に係る対処方針」(3)平成22年9月10日の「新成長戦略実現に向けた3段構えの経済対策」(4)平成22年10月8日の「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策」―という4件の規制・制度改革に関する閣議決定事項につ・・・
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2011年09月09日(金)
[診療報酬] 台風12号被害、三重県等の一部地域ではレセ提出期限9月14日に
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厚生労働省は9月9日に、平成23年台風12号に関する診療報酬等の請求の取扱いについて事務連絡を発出した。
本事務連絡では、(1)三重県(2)奈良県(3)和歌山県(4)鳥取県(5)岡山県―の各県において、災害救助法の適用地域に所在する保険医療機関について、8月診療分のレセプト提出期限を9月14日にするとしている(p1参照)。
なお、9月14日に間に合わないものは、翌月以降に提出するよう求めている。
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2011年09月08日(木)
[レセプト] 22年度の1000万円以上高額レセ、174件で過去最高更新 健保連
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健康保険組合連合会は9月8日に、平成22年度の高額レセプト上位の概要について発表した。
1ヵ月の医療費が1000万円以上の高額レセは、前年度に比べて19件・12.25%増の174件で、過去最高であることなどがわかった(p4参照)。その内訳は、循環器系疾患88件(51%)、血友病41件(24%)、悪性腫瘍13件(7%)、その他32件(18%)となっている。
また、2000万円以上の超高額レセは、前年度に比べ9件減の15件。500万円以上・・・
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2011年09月07日(水)
[医療保険] 22年度の協会けんぽ医療費、前年度比2.7%増の5兆4521億円
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厚生労働省が9月7日に開催した、全国健康保険協会業績評価に関する検討会で配付された資料。この日は、全国健康保険協会の平成22年度事業などについて評価分析を行った。
全国健康保険協会は、政府に代わり協会けんぽ(かつての政管健保)を運営する組織。平成22年度協会けんぽの事業状況を見てみると、(1)被保険者数は1959万2000人で、前年度に比べ0.3%増加(2)被扶養者数は1527万1000人で、前年度に比べ0.3%減少(3)被・・・
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