-
2010年02月12日(金)
[医療保険] 協会けんぽの22年度保険料率決定、全国平均で9.34%
-
全国健康保険協会は2月12日に、協会けんぽの平成22年度保険料率について厚生労働大臣の認可を受けて決定したことを発表した。
全国平均で、現在の8.2%から9.34%へと大幅に引上げられる。また、40歳から64歳の被保険者に係る介護保険料率も、現在の1.19%から1.50%へと引上げられる。税込み月収30万円の人では、月額1700円の負担増となる見込みだ(p3参照)。
都道府県別にみると、最も高いのは北海道の9.42%で、逆に・・・
-
2010年02月10日(水)
[介護保険] 21年度の保険料、低所得者への単独減免は約3割の保険者が実施
-
厚生労働省は2月10日に、介護保険最新情報Vol.131を公表した。今回は、平成21年度介護保険事務調査の集計結果を掲載している。
この調査は、全国1800市町村(1631保険者)を対象に行われ、(1)保険料(2)要介護認定調査(3)地域支援事業(4)給付(5)独自の施策(6)利用者負担の軽減施策(7)境界層措置(8)第三者行為求償等(9)人員配置―に関して、平成21年4月1日現在の状況を集計したもの(p2~p9参照)。
調査結・・・
-
2010年02月08日(月)
[介護] 介護予防事業実績報告書を作成し公表 東京都
-
東京都が2月8日に開催した、東京都介護予防推進会議で配付された資料。
東京都では、平成16年に「東京都介護予防推進会議」を設置。平成18年4月の介護保険制度改正において、高齢者を要介護状態にしない「介護予防」を目的とした地域支援事業が創設され、要支援者(要支援1・2)へのサービスは「予防給付」となり、3年が経過した。そこで、区市町村から報告された、地域支援事業(介護予防事業)及び予防給付の実績を広く還元・・・
-
2010年02月03日(水)
[意見募集] 介護保険制度に係る書類・事務手続、負担軽減に向け見直しへ
-
厚生労働省は2月3日に、介護保険最新情報Vol.130を公表した。今回は、介護保険制度に係る書類・事務手続の見直しに関する意見募集の事務連絡を掲載している。
これは、介護保険制度に係る書類・事務手続について、これまで制度改正や報酬改定が重なったこともあり、書類作成や事務手続が煩雑で、関係者の負担となっているとの指摘があることから、その見直しを図るもの。資料では、広く利用者、事業者、従事者、自治体等関係者・・・
-
2010年02月02日(火)
[介護保険] 介護職員処遇改善交付金の賃金改善方法、毎月の給与に上乗せを
-
厚生労働省は2月2日に、介護職員処遇改善交付金等に関する、厚生労働大臣の発言要旨及び協力依頼について事務連絡を行った。
事務連絡では、長妻厚生労働大臣が発言した、(1)介護職員処遇改善交付金による賃金改善方法についてのお願い(2)介護保険制度全体に係る事務手続、書類の見直しの検討―の2点について掲載。
(1)については、「できる限り基本給や手当という形で毎月の給与に上乗せする形で支払っていただきたい・・・
-
2010年02月02日(火)
[介護保険] 平成21年10月以降の要介護認定状況とりまとめ、留意事項示す
-
厚生労働省は2月2日に、介護保険最新情報Vol.129を公表した。今回は、「要介護認定見直しに係る検証・検討会」における検討結果を踏まえた認定調査及び介護認定審査会における留意事項等についての事務連絡を掲載している。
事務連絡では、平成21年10月以降の要介護認定状況が明らかにされたことに伴い、(1)要介護認定方法の見直しに伴う再申請等の勧奨(2)研修の充実及び認定調査、介護認定審査会における留意点の周知―に・・・
-
2010年01月27日(水)
[医療保険] 平成22年度の保険料率、全国平均9.34%に 協会けんぽ
-
全国健康保険協会が1月27日に開催した、全国健康保険協会運営委員会で配付された資料。この日は、平成22年度の都道府県単位保険料率(案)が明らかになった。
協会けんぽの保険料については、全国一律の保険料率(8.2%)となっていたが、平成18年に健康保険法が改正され、都道府県毎の保険料率に移行している。今回提示された資料によると、平成22年度(平成22年3月分から)は、全国平均で9.34%となる見通し(p11参照)・・・
-
2010年01月27日(水)
[介護保険] 要介護認定に係る混乱は終息、利用者の不利益生まぬ配慮を
-
日本医師会は1月27日に、要介護認定見直しの検証に対する見解を公表した。平成21年4月の要介護認定制度の見直しでは、従来と比較して、全体的に軽度に判定されやすく、手順の不透明性などから介護の現場や利用者からも不安の声があがっていた。そのため、厚生労働省では、「要介護認定の見直しに係る検証・検討会」を4回にわたって開催し、検証期間中は経過措置等を行ってきた。
日医は、制度の見直しに伴う、認定調査員テキス・・・
-
2010年01月25日(月)
[介護保険] 介護従事者の平均給与額、介護報酬改定後は約9000円の増
-
厚生労働省が1月25日に開催した、社会保障審議会介護給付費分科会の調査実施委員会で配付された資料。この日は、平成21年度介護従事者処遇状況等調査の結果について速報値が報告された。
この調査は、平成21年度介護報酬改定が、介護従事者の処遇状況にどの程度の影響を及ぼしたかなどを検証することを目的として、平成21年10月1日に、7つの介護保険サービスを対象に実施したもの(p5~p6参照)。平成21年4月から9月の間にお・・・
-
2010年01月22日(金)
[介護] 措置制度下での特養入所者、介護保険負担軽減を延長 厚労省
-
厚生労働省が1月22日に開催した、厚生労働省政策会議で配付された資料。この日は、子ども手当て支給法案や介護保険法施行法の一部改正案などについて議論を行った。
平成12年4月より介護保険制度がスタートしたが、発足前から措置制度下で特養ホームに入所していた人に対して、利用料等がそれまでの水準を上回らないように経過措置が設けられている。具体的には、利用料・居住費・食費の合計額を軽減するというものだ・・・
-
2010年01月21日(木)
[介護保険] 介護保険制度下での訪問介護等に係る医療費控除、Q&A示す
-
厚生労働省は1月21日に、介護保険最新情報Vol.128を公表した。今回は、介護保険制度下での訪問介護等にかかる医療費控除の取扱いに関する事務連絡を掲載している。
事務連絡では、国税庁と協議のうえ整理した、介護保険制度下での訪問介護等にかかる医療費控除の取扱いに関するQ&Aを示している(p3~p4参照)。Q&Aでは、「1回の訪問介護において、身体介護と生活援助を組み合わせて算定する場合の医療費控除は、どのように・・・
-
2010年01月18日(月)
[介護保険] 保険給付費の総額5800億円を超える
-
厚労省は1月18日に、介護保険事業状況報告の概要(平成21年9月暫定版)を公表した。
資料によると、平成21年9月末現在、第1号被保険者数は2865万人で、このうち要介護(要支援)認定者は477万4000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は286万1000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は23万9000人、施設サービス受給者は83万2000人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定入所者介護サービ・・・
-
2010年01月15日(金)
[介護保険] 要介護認定見直し検証、結果を取りまとめ 介護保険最新情報
-
厚生労働省は1月15日に、介護保険最新情報Vol.127を公表した。今回は、要介護認定の見直しに係る検証・検討会における検討結果に関する事務連絡を掲載している。資料では、平成21年10月からの要介護認定方法の見直しに係る検証について取りまとめている(p3参照)。また参考として、「第4回要介護認定の見直しに係る検証・検討会」において使用した資料が付されている(p4~p45参照)。
-
2010年01月15日(金)
[介護保険] 介護職員処遇改善交付金申請率は12月末時点で約80%に
-
厚生労働省は1月15日に、介護職員処遇改善交付金及び福祉・介護人材の処遇改善事業助成金の申請率について直近の都道府県別申請率をとりまとめた。平成21年12月末時点の申請率は、全国平均で介護が約80%、障害が約60%であった(p1参照)。
資料には、都道府県別の申請状況の表と、申請率のグラフが付されている。これによると申請率が最も高いのは、介護職員処遇改善交付金では山形県で90%(p2~p3参照)、福祉・介護・・・
-
2010年01月15日(金)
[介護保険] 要介護認定の再改定で、過去3年と同様の分布に 厚労省
-
厚生労働省が1月15日に開催した、要介護認定の見直しに係る検証・検討会で配付された資料。この日は、平成21年10月以降の要介護認定の状況について議論された。
平成21年4月に要介護認定基準が見直されたが、「それまでより軽く判定される」との指摘をうけ、同年10月に再改定が行われた。認定基準再改定後の平成21年10~11月の一次判定結果をみると、非該当や要介護1の割合が減少し(それぞれ7.3%から4.0%、18.3%から16.8%・・・
-
2010年01月15日(金)
[介護保険] 特別養護老人ホーム入所申込者数、1位は東京約4万人
-
厚生労働省は1月15日に、特別養護老人ホームの入所申込者の状況について公表した。これは、平成21年12月22日に発表した、特養ホーム入所申込者の状況を都道府県別にまとめたもの。
資料によると、入所申込者数の多い都道府県は、(1)東京都4万3746人(2)兵庫県2万5100人(3)神奈川県2万2865人―という具合。逆に少ないのは、(1)佐賀県1317人(2)徳島県1462人(3)富山県1489人―である(p2参照)。また、各府県集計方・・・
-
2010年01月14日(木)
[雇用保険] 雇用保険法改正、3500億円の追加措置で安定運営
-
厚生労働省が1月14日に開催した、厚生労働省政策会議で配付された資料。この日は、雇用保険法の一部を改正する法律案など、通常国会提出予定の法案が示された。
厚労省管轄の法案で通常国会に提出予定なのは、(1)雇用保険法の一部を改正する法律案(2)介護保険法施行法の一部を改正する法律案(3)医療保険制度の安定的な運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案(仮称)(4)予防接種法の一部を改正する法・・・
-
2009年12月25日(金)
[22年度予算] 「介護保険制度の円滑な運営」に2兆1521億円計上 老健局
-
厚生労働省が平成21年12月25日に発表した、平成22年度老人保健福祉関係予算案の概要。
平成22年度予算は、前年度比988億円増の2兆1966億円で、うち97%を「介護保険制度の円滑な運営」のための予算として計上している。主な内容を見てみると、(1)介護給付に対する国の負担等に2兆763億円(2)地域支援事業の着実な実施に738億円(3)低所得者への配慮に19億円―となっている。
また、地域における介護基盤の整備には283億円・・・
-
2009年12月25日(金)
[介護保険] 全国平均で76%の事業所が介護職員処遇改善交付金を申請
-
厚生労働省は平成21年12月25日に、介護職員処遇改善交付金及び福祉・介護人材の処遇改善事業助成金について、直近の都道府県別の申請率をとりまとめて公表した。
それによると、これまでに申請を行った事業所の割合は、全国平均で介護職員処遇改善交付金が約76%(平成21年12月15日現在)、福祉・介護人材の処遇改善事業助成金が約64%(平成21年11月30日現在)である。
資料には、都道府県別の申請状況の表と、申請率のグラ・・・
-
2009年12月25日(金)
[介護保険] 介護サービスの設備基準等を条例に委任する地方分権推進計画
-
厚生労働省は平成21年12月25日に、介護保険最新情報Vol.126を公表した。今回は、地方分権改革推進計画が平成21年12月15日閣議決定されたことを広報する事務連絡を掲載している。
推進計画においては、地域主権が鳩山内閣の「一丁目一番地」に位置づけられるほどの重要課題であることを強調し、地方分権を推進する計画を政策全般にわたって具体的に定めている。
介護保険法については、居宅サービスと施設サービスの設備・運・・・
-
2009年12月25日(金)
[介護] 生活援助の要否は、同居家族の有無のみで判断してはならない
-
厚生労働省は平成21年12月25日に、介護保険最新情報Vol.125を公表した。今回は、同居家族等がいる場合における訪問介護サービス等の生活援助の取扱いに関する通知を掲載している。
生活援助サービス提供の要否は、同居家族等の有無のみでなく、総合的に判断することを周知するよう求めている(p2~p7参照)。
-
2009年12月25日(金)
[介護保険] 生活援助サービスの判断を同居家族の有無だけで行わないように
-
厚生労働省は12月25日に、同居家族等がいる場合における訪問介護サービス等の生活援助の取扱いに関する通知を出した。
通知では、ケアプラン作成にあたり、家事等の生活援助サービスを組み込むか否かについて、同居家族がいるかいないかだけで判断している嫌いがあるとして、「個々の利用者の状況に応じて具体的に判断されるべき」ことを周知徹底するよう求めている(p1~p3参照)。
-
2009年12月22日(火)
[介護保険] 第1号被保険者は2858万人、要介護(要支援)認定者は476万人
-
厚労省は12月22日に、介護保険事業状況報告の概要(平成21年8月暫定版)を公表した。
資料によると、平成21年8月末現在、第1号被保険者数は2858万人で、このうち要介護(要支援)認定者は476万7000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は284万3000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は23万7000人、施設サービス受給者は83万3000人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定入所者介護サー・・・
-
2009年12月18日(金)
[介護] 社会福祉施設における新型インフルサーベイランス体制を変更
-
厚生労働省はこのほど、介護保険最新情報Vol.124を公表した。今回は、社会福祉施設における新型インフルエンザに係る今後のクラスター(集団発生)サーベイランスへの協力に関する事務連絡を掲載している。
事務連絡は、厚労省が平成21年12月14日に発出したもので、医療機関におけるサーベイランス体制変更に伴い、社会福祉施設におけるサーベイランス体制も変更したことについての周知を依頼している(p2~p22参照)。
-
2009年12月18日(金)
[介護保険] 処遇改善交付金の対象者、介護保険サービス者全体に広げるべき
-
- 「介護職員待遇改善交付金」および「緊急雇用対策について」(12/18)《介護保険を持続・発展させる1000万人の輪》
- 発信元:介護保険を持続・発展させる1000万人の輪 カテゴリ: 介護保険
資料では、介護職員処遇改善交付金について、 緊急経済対策を目的としたもので一定の評価はできるとしながらも、事業者の体質改善および従業者の処遇改善にも不十分であるなどの問題を指摘。平成24年度の介護報酬改定を・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。