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2018年08月29日(水)
[予算] 地域医療構想の実現、働き方改革などで2,178億円要求 医政局
- 厚生労働省・医政局の2019年度予算概算要求は、2018年度当初予算比で12.3%増(238億9,500万円増)の総額2,178億900万円となったことが8月29日、わかった。このうち「新しい日本のための優先課題推進枠」での計上は341億8,400万円。地域医療構想の実現や医療分野の生産性向上、働き方改革を推進するための経費などを盛り込んだ(p1参照)。 地域医療構想の関係では、地域医療介護総合確保基金として622億4,400万円を要求し・・・
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2018年08月29日(水)
[予算] 2019年度概算要求31.8兆円、自然増は6,000億円 厚労省
- 厚生労働省は8月29日、2019年度予算概算要求を公表した。一般会計は総額31兆8,956億円となり、2018年度当初予算額に比べて7,694億円(2.5%)増えた。このうち年金、医療・介護関係経費は29兆8,241億円(6,179億円・2.1%増)。高齢化などに伴う自然増は6,000億円(300億円減)を見込む。「骨太の方針2018」や「未来投資戦略2018」を踏まえた施策が対象になる「新しい日本のための優先課題推進枠」には2,425億円を計上した・・・
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2018年05月28日(月)
[医療提供体制] 医学部定員、2021年度まで概ね現状維持 需給検討会
- 厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会」と「医師需給分科会」は5月28日開かれ、2020年度以降の医師の需給見通しと、それに基づく医師の養成方針を示す「第3次中間取りまとめ」を了承した。医師の働き方改革を見込み、医師の労働時間に幅を持たせた3つのケースで需要を推計。労働時間短縮がある程度進むケースでは2028年ころ、最も医師需要が大きくなるケースでも2033年ころに需給が均衡するとの結論を得たことなどから・・・
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2017年11月10日(金)
[医療提供体制] 医療提供関連課題の検討状況を報告 医療部会で厚労省
- 社会保障審議会・医療部会は11月10日開かれ、厚生労働省から▽地域医療構想▽医師偏在対策▽有床診療所▽療養病床-など、医療提供体制を巡る課題の関係審議会での検討の進捗状況について、報告を受けた。 厚労省はテーマごとの今後の進め方について、(1)医療計画:「医療計画の見直し等に関する検討会」で、地域医療構想調整会議での検討の進め方、今後の病床機能報告制度のあり方などを議論、(2)医師偏在対策:「医師需給分科・・・
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2017年06月15日(木)
[医療提供体制] 偏在対策で、地域医療支援センターを強化 医師需給分科会
- 厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」は6月15日、全都道府県でキャリア形成プログラムを必ず策定し、地域医療支援センターの強化を都道府県に促すなど、早期に実行可能な医師偏在対策を了承した。第7次医療計画に反映される見通し。 都道府県が運営する地域医療支援センターは地域医療介護総合確保基金を活用し、医師のキャリア形成上の不安解消にあたるとともに、地域の医師不足病院の医師確保を支・・・
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2017年05月16日(火)
[医療改革] 新専門医制度の「概説とQ&A」を公表 日本専門医機構
- 日本専門医機構はこのほど、2018年4月からスタート予定の新専門医制度について、「概説とQ&A」をまとめ、ウェブサイト上で公開した。制度の概略を説明するとともに、「専門医はなぜ必要なのか」といった基本的な質問から、専門医の地域偏在是正のための措置といった個別具体的な質問までを取り上げ、回答。今後も随時追加し、更新していきたいとしている。 概説のページでは、新専門医制度のポイントを、▽医療提供体制に関わる・・・
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2017年04月24日(月)
[医療提供体制] 専門医取得を義務化しないことなど明確化 厚労省検討会
- 厚生労働省の「今後の医師養成の在り方と地域医療に関する検討会」は4月24日に初会合を開き、専門医制度について議論した。各領域の専門医の評価・認定を行う第三者機関の日本専門医機構は新しい専門医制度の整備指針(新整備指針)をまとめ、2018年4月からの施行を目指して準備を進めているが、全国市長会は小規模自治体の中小病院に医師が集まらなくなり、地域医療が崩壊する恐れがあるとして、見直しを求める緊急要望を塩崎厚・・・
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2017年04月20日(木)
[医療提供体制] ビジョン検討会報告書巡り議論が紛糾 医師需給分科会
- 厚生労働省の「医療従事者の需給に関する検討会・医師需給分科会」が4月20日、約半年振りに議論を再開した。同分科会は昨年6月に中間取りまとめを行った後、人口構造の変化に伴う医療ニーズの多様化に対応した医師・看護師の働き方ビジョンを策定し、それを踏まえた医師の需給推計を行うとして議論を中断。今回、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」が報告書をまとめたことを受けての再開とな・・・
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2017年04月12日(水)
[医療改革] 新専門医制度は「偏在を助長」と批判 全国市長会・緊急要望書
- 全国市長会は4月12日、塩崎恭久厚生労働大臣に新専門医制度に反対する緊急要望書を提出した。日本専門医機構が検討を進めている新専門医制度について「プロフェッショナルオートノミー(専門職自律)の建前のもとに、地域医療の実態を軽視した新専門医制度の議論が先行している」と批判し、地域医療に責任のある首長などの意見や議論を踏まえた制度の構築を訴えた。 これまで医師の専門性の評価や認定は、各領域の学会が独自に・・・
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2017年04月07日(金)
[医療提供体制] 働き方ビジョン検討会報告書、大きな参考に 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は4月7日の閣議後の会見で、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の報告書について、「極めて新しい発想に富んだビジョンを提供してもらった」と所感を述べた。 塩崎厚労相は、検討会の目的を、(1)これからの医療・介護のビジョン、(2)医療関係者が疲弊しない働き方―を示すことと説明した(p1~p2参照)。報告書は、2016年12月に実施した医師対象の大規模調査の結・・・
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2017年04月06日(木)
[医療提供体制] 業務移管等で医師数増やさず需要満たせる ビジョン検討会
- 厚生労働省の「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」は4月6日、報告書をまとめた(p1~p49参照)。医師の需給・偏在対策について、養成数を増やして労働力を確保する、不足地域に強制的に人材を振り向ける―といった従来型の手法からの脱却を提唱。総人口の減少に伴って将来的に医療・介護需要が減少する可能性があることや、ICTの活用、他職種への業務の移管と共同化などを推進することで、「・・・
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2017年03月17日(金)
[医療提供体制] 新専門医制度・運用細則を理事会承認 日本専門医機構
- 日本専門医機構は3月17日に開いた理事会で、2018年4月からスタートする新しい専門医制度の運用細則(新整備指針運用細則)を承認した(p1~p7参照)。昨年12月にまとまった新整備指針の運用ルールを定めたもので、医師の地域偏在を助長することがないよう、東京、大阪、福岡など5都府県では内科、外科などの基本診療領域の専門医養成数に定員を設けることなどが盛り込まれた。3月23日の社員総会での承認を経て、正式に決定され・・・
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2017年01月26日(木)
[医療従事者] 四病協・日看協などから意見聴取 働き方ビジョン検討会
- 厚生労働省の「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」は1月26日、医師や看護師の関係団体などからのヒアリングを行った。医師の需給問題について意見表明した、神野正博・全日本病院協会(全日病)副会長は、「強力な偏在対策によってはじめて需給調整が可能になる」と述べ、偏在対策が急務であることを強調(p30参照)。坂本すが・日本看護協会会長は、看護基礎教育と夜勤・交代制勤務の改革・・・
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2017年01月16日(月)
[医療改革] 医師会、医師需給分科会の再開を要求 働き方ビジョン検討会
- 厚生労働省は1月16日、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」を開催し、関係団体からのヒアリングを実施した。この中で、日本医師会副会長の今村聡参考人は医師偏在対策の早期実施のため、医師需給分科会の再開を求めた。 検討会では、医療従事者の働き方に関するビジョンや需給推計の考え方、医療従事者の確保に関する具体的施策について議論している。 今村参考人は、「急ぐべき課題は医師・・・
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2016年12月22日(木)
[医療従事者] 10万人調査の結果など踏まえ、さらに議論 働き方検討会
- 厚生労働省は12月22日、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の「中間的な議論の整理」を公表した。 検討会では、医師・看護職員などの確保の観点から、医療従事者の働き方などを議論している。 中間整理は、(1)問題意識(p1参照)、(2)目指すべき基本哲学(p1~p2参照)、(3)目指すべきビジョン(p2~p4参照)、(4)ビジョンを踏まえた医師の需給・偏在対策についての考え方・・・
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2016年12月14日(水)
[臨床研修] 目標達成度評価に、「360度評価」導入を提案 臨床研修制度WG
- 厚生労働省は12月14日、「医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ(WG)」を開催し、「臨床研修の到達目標、方略および評価」の素案を提示した(p3~p8参照)。 今回提示された素案は、(1)研修目標(p3~p6参照)、(2)実務研修の方略(p6~p7参照)、(3)研修目標の達成度評価(p7参照)、(4)修了基準(p8参照)―で構成されている。 (1)では、「医師としての基本的価値観・・・
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2016年11月29日(火)
[医療提供体制] 医師の勤務実態などに関する、初の大規模調査 厚労省
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- 「医師の勤務実態及び働き方の意向等に関する調査」を実施します ~全国の医療施設に勤務する医師10万人を対象とした初の大規模全国調査~(11/29)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医事課 カテゴリ: 医療提供体制 労働衛生
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2016年11月15日(火)
[医療従事者] 重症化予防など行う「総合ケア看護師(仮称)」の創設を提案
- 厚生労働省は11月15日、「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」を開催。「地域で市民と患者の生活を支える」をテーマに、構成員らによるプレゼンテーションが行われた。この検討会では、日本の医療を取り巻く環境の変化を踏まえた医師・看護職員などの確保という観点から、望ましい医療従事者の働き方などのあり方について検討する。 厚労省は、検討題材である(1)地域で市民と患者の生活を支・・・
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2016年10月20日(木)
[医療改革] 各分科会、検討会における検討状況を報告 医療部会
- 厚生労働省は10月20日、社会保障審議会の「医療部会」を開催し、(1)医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会における検討状況(p4~p11参照)、(2)医療計画の見直し等に関する検討会における検討状況(p12~p28参照)、(3)療養病床の在り方等に関する特別部会の審議状況(p29~p31参照)、(4)制度改正に向けた議論(p32~p57参照)―を議題とした。 (1)に関し、厚労省は、医師偏在対策として、▽医学部▽・・・
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2016年10月06日(木)
[医療改革] 専門医研修後の勤務地、別途議論を提案 医師需給分科会
- 厚生労働省は10月6日、医療従事者の需給に関する検討会の「医師需給分科会」を開催し、(1)医師偏在対策についてのヒアリング、(2)医師偏在対策―などを議論した。 (1)で、吉村博邦参考人(一般社団法人日本専門医機構理事長)は、専門研修は2018年度の開始を目指すと報告。また、2017年度は、基本領域は各学会が責任を持って運用し、総合診療専門医の正式な実施は差し控えるとした(p8~p10参照)。さらに、基本領域学会・・・
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2016年10月04日(火)
[白書] 地域包括ケアシステムの推進は医療・介護と住民の連携が鍵 厚労省
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- 平成28年版 厚生労働白書(平成27年度厚生労働行政年次報告)(10/4)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官付政策評価官室 カテゴリ: 医療制度改革 高齢者 調査・統計
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2016年09月30日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(10月3日~10月8日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(10月3日~10月8日)(9/30)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2016年09月15日(木)
[医療改革] 12月上旬に医師偏在対策を取りまとめる予定 医師需給分科会
- 厚生労働省は9月15日、医療従事者の需給に関する検討会の下部組織「医師需給分科会」を開催し、(1)医師偏在対策の主な論点、(2)医師需給分科会の今後の進め方―を議論した。 (1)に関して、2016年6月3日に公表された分科会の中間とりまとめでは、医師の地域定着につながるよう、医師が勤務地や診療科を自由に選択するという自主性を尊重しつつ、一定の規制を含めた対策を行うと提言。年末のとりまとめを目指すとしている<・・・
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2016年09月14日(水)
[医療改革] 新専門医制度、2018年度のスタートを目指す 医療部会
- 厚生労働省は9月14日、社会保障審議会の「医療部会」を開催し、(1)専門医に関する検討状況、(2)今後の主要な検討テーマ―を議題とした。 (1)に関し、吉村博邦参考人(一般社団法人日本専門医機構理事長)は、2016年7月4日に発足した新執行部について、「有識者として、地方自治体・経済学者・患者代表などが加わり、オールジャパンの体制が整った」とコメント。現在の会議開催状況などについて報告した(p5参照)・・・
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2016年09月07日(水)
[臨床研修] 臨床研修の到達目標・方略・評価案を提示 臨床研修制度WG
- 厚生労働省は9月7日、「医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ(WG)」を開催し、「医師臨床研修制度の新たな到達目標・評価のあり方」について議論した。 このWGは、医道審議会・医師分科会「医師臨床研修部会」の下部組織として設置され、同部会で議論される「見直し」に向けて、医師偏在などを防止するための到達目標・評価手法のあり方について検討し、取りまとめる役割を担っている。これら・・・
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