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2022年06月15日(水)
[医療提供体制] 外来医療計画、実効性の確保など論点を提示 厚労省
- 厚生労働省は15日に開いた有識者検討会で、都道府県が策定した外来医療計画の実効性の確保などを論点として示した<doc3158page16>。計画では、都道府県が外来医師の多い区域で新たに開業を希望する医師に対して地域で不足する医療機能を担うよう求めることになっているが、一部で要請していなかったためで、2024年度からの次の計画に向けて効果のある方策を探る。検討会では夏ごろまでに議論を一巡させ、年内に取りまとめ・・・
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2022年04月13日(水)
[診療報酬] 在宅自己注射指導管理料の対象薬剤を追加 中医協・総会で了承
- 中央社会保険医療協議会・総会は13日、自己注射の必要な在宅患者などに医療機関が指導管理を行った場合に算定できる「在宅自己注射指導管理料」の対象薬剤に、片頭痛薬の「ガルカネズマブ(遺伝子組換え)」(販売名:エムガルティ皮下注120mgオートインジェクター、同シリンジ)を追加することを決めた<doc1897page1>。 ガルカネズマブは、片頭痛発作の発症を抑制する薬。通常は、成人に対して初回は240mg、以降は1カ月・・・
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2022年03月31日(木)
[診療報酬] コロナ特例、救急医療管理加算1の点数は改定前を基準に 厚労省
- 厚生労働省は、「救急医療管理加算1」をベースとした新型コロナウイルスに関する特例的な評価について、2022年度診療報酬改定前の点数(950点)を基準として引き続き実施するとの考え方を明らかにした<doc1745page2>。 新型コロナに対応する医療機関を支援するため、厚労省はこれまで診療報酬上のさまざまな特例措置を講じている。例えば、新型コロナの入院患者を診療した医療機関は、救急医療管理加算1の点数(改定前950・・・
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2022年03月09日(水)
[医療提供体制] 在宅医療の現状と課題について2回目の意見交換 厚労省・WG
- 「第8次医療計画等に関する検討会」の下に設置された「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ」(WG)は9日、在宅医療の現状と課題について2回目の意見交換を行った。厚生労働省が1回目で示した検討の柱を中心に今夏まで大きなテーマに沿った議論を一巡させ、取りまとめに向けて夏以降に意見を集約していく予定。 厚労省が示した資料によると、全国の在宅患者数は2040年にピークを迎えて高止まりすることが見込・・・
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2022年03月02日(水)
[医療提供体制] 診療所医師の約半数が60歳以上、病院は約15% 厚労省集計
- 2018年時点で診療所に従事する医師の約半数、病院では約15%が60歳以上だったとする集計結果を厚生労働省が明らかにした。医師の平均年齢は診療所が60.0歳、病院は44.8歳で、診療を行う側も高齢化が進んでいることが分かった(p21参照)。 集計結果によると、18年の病院の医師数は20万8,127人で、20年前よりも約5.5万人増加。診療所の医師数は約2万人増の10万3,836人だった。 ただ、高齢化が着実に進展しており、施設ごと・・・
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2021年12月10日(金)
[診療報酬] 地ケアの転棟患者割合、400床未満にも減算適用を 支払側が主張
- 中央社会保険医療協議会の支払側委員は10日の総会で、地域包括ケア病棟入院料2を届け出ている400床未満(許可病床)の医療機関も、自院の一般病棟から転棟した患者の割合が基準を満たさなければ入院料の減算ルールを適用すべきだと主張した。地域包括ケア病棟に求められるポストアキュート機能を担ってもらうよう促すためだ。また、果たすべき役割に応じて同入院料・入院医療管理料の点数にメリハリを付けることも改めて求めたが・・・
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2021年11月12日(金)
[診療報酬] 地ケア病棟、機能の差で評価にメリハリを 中医協総会で支払側
- 中央社会保険医療協議会の支払側委員は12日の総会で、地域包括ケア病棟(地ケア病棟)を持つ医療機関について機能の差に応じて診療報酬で評価にメリハリを付けるよう求めた。本来の機能の一部しか果たしていない地ケア病棟に、その役割を担ってもらうように促すための要望だが、診療側は病院の特性などで役割に多少ばらつきが生じることがあるとし、こうした評価に反対の姿勢を示した(p68参照)。 地ケア病棟の主な役割は・・・
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2021年10月13日(水)
[診療報酬] 継続診療、在宅ターミナルケア加算の要件緩和を提案 厚労省
- 中央社会保険医療協議会の総会が13日に開かれ、厚生労働省は、継続診療加算の算定要件の緩和を提案した。現在は24時間の往診・連絡体制の確保を求めているが、こうした体制を確保できなくても、市町村や医師会と連携して対応しているケースがあるため。厚労省案への反対意見はなかった(p66~p68参照)。 ただ、支払側の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は「要件を緩和するにしても質の確保が大前提だ」と述べ、在宅医・・・
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2021年10月13日(水)
[診療報酬] 在支病での緊急往診、実績の要件化に賛否 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会の支払側委員は13日の総会で、在宅医療で積極的な役割を担う在宅療養支援病院(在支病)での緊急往診の実施件数が少ないことを問題視し、その実績を要件化すべきだと主張した。これに対し、診療側委員が反対するなど、双方の意見が分かれた。 厚生労働省の指針では、在宅医療で積極的な役割を担う医療機関として、在支病や在宅療養支援診療所(在支診)などの中から位置付けられることを想定している・・・
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2021年09月24日(金)
[診療報酬] 緩和ケア病棟のコロナ対応、急性期一般入院料7の算定可 厚労省
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- 新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その62)(9/24付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 新型コロナウイルス 臨時・特例措置
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2021年09月09日(木)
[診療報酬] 在宅患者訪問看護・指導料、最長28日まで算定可 厚労省
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- 新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その61)(9/9付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 新型コロナウイルス 臨時・特例措置
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2021年08月25日(水)
[診療報酬] 訪問薬剤管理指導への診療報酬の在り方を論点提示 厚労省
- 厚生労働省は25日の中央社会保険医療協議会・総会に、在宅医療に関連して、在宅患者訪問薬剤管理指導についての診療報酬の在り方を論点として提示した(p118参照)。日本薬剤師会常務理事の有澤賢二委員は、▽退院時カンファレンスへの薬局薬剤師の参加が少ないことの改善が必要▽在宅患者訪問薬剤管理指導料の患者1人につき月4回の限度を超えるケースの設定▽トレーシングレポートの利活用推進-などを求めた。 薬局による訪・・・
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2021年07月30日(金)
[診療報酬] 自宅・宿泊療養患者への往診、「救急医療管理加算1」が算定可能
- 厚生労働省は、新型コロナウイルスに感染して自宅や宿泊施設で療養する患者などからの求めに応じて医療機関の医師が往診などを行えば、往診料や在宅患者訪問診療料の算定日に「救急医療管理加算1」(950点)も1日につき1回に限り算定できると、都道府県などに事務連絡した。適用は7月30日からで、新型コロナの感染拡大期に限った臨時的な措置とする(p2参照)。 厚労省はまた、医療機関が自宅・宿泊療養患者に対して継続的・・・
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2021年07月08日(木)
[診療報酬] 地域包括ケア病棟入院料1と2、院内の転棟割合に格差
- 地域包括ケア病棟入院料2の算定病棟では、院内の一般病棟からの転棟を受け入れる割合が入院料1の病棟に比べて高い傾向にあることが、中央社会保険医療協議会の分科会の調べで分かった(p20参照)。1カ月間に院内の転棟しか受け入れていない病院もあった。 地域包括ケア病棟では、急性期の治療を終えた患者や在宅療養の患者の受け入れなど3つの役割をカバーする想定だが、厚生労働省は「1つの機能に特化しているようにみえる・・・
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2021年06月17日(木)
[診療報酬] コロナ個別接種後の症状対応、処置・検査・投薬などは算定可
- 新型コロナウイルス感染症ワクチンの保険医療機関での個別接種に関し、厚生労働省は、問診や検温などの予診については、初診料、再診料または外来診療料の算定は不可とするとともに、接種後に発生した症状に対応した場合も、初診料、再診料または外来診療料の算定は不可とした。ただし、接種後の症状に対して実施した処置、検査、投薬などは算定要件を満たせば算定できるとした。17日付の事務連絡(p2参照)。 事務連絡は、・・・
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2021年05月31日(月)
[医療改革] コロナによる診療報酬の臨時措置と次期改定に向けた議論の方向性
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- 社会保障審議会医療保険部会(第142回 3/26)《厚生労働省》、中央社会保険医療協議会 総会(第476回 3/10)《厚生労働省》ほか
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 特集 Scope
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2021年05月12日(水)
[診療報酬] 在宅自己注射指導管理料の対象薬剤にバイオ後続品を追加へ
- 中央社会保険医療協議会の総会は12日、診療報酬の在宅自己注射指導管理料の対象薬剤に、「アダリムマブ」「インスリン アスパルト」(共に遺伝子組換え)のバイオ後続品を追加することで合意した(p297参照)(p303参照)。いずれも効能・効果や用法・用量などが先行品と比較して同等で、その使用状況などにも問題が生じないと判断した。 対象に加わるのは、1月に承認された「アダリムマブ(遺伝子組換え)[アダリムマ・・・
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2021年04月06日(火)
[診療報酬] 回リハの体制強化加算1、コロナ対応でも要件未達は算定不可
- 厚生労働省は6日、新型コロナウイルスの感染患者を受け入れたことにより、医療機関が回復期リハビリテーション病棟入院料の「体制強化加算1」(200点)の専従医師に係る要件を満たせなくなれば、同加算を算定することはできないとの解釈を示した。ただし、その場合、施設基準に関する辞退を直ちに届け出る必要はないとしている(p2参照)。 医療機関が同入院料の体制強化加算1を算定するには、病棟に専従の医師と社会福祉士・・・
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2021年03月24日(水)
[診療報酬] 精神科病院の2.9%がコロナ重点医療機関に指定 厚労省
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- 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第62回 3/24)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 診療報酬改定結果検証部会
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2021年03月10日(水)
[診療報酬] 地域支援体制加算、調剤基本料1の実績要件4月から適用 厚労省
- 調剤の地域支援体制加算(38点)は、2020年度診療報酬改定で調剤基本料1の薬局には新たに実績要件が設けられ、経過措置により21年4月1日から適用とされていた。厚生労働省は、10日の中央社会保険医療協議会・総会で、入院基本料の看護必要度など施設基準の経過措置再延長を提案したが、地域支援体制加算の経過措置は3月で終了することを明らかにした。ただし、実績値は19年データを使用することも可能(p237参照)。 調剤基・・・
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2021年03月10日(水)
[診療報酬] コロナ対応で看護必要度、地域包括ケア病棟で基準下回る事例も
- 厚生労働省によると、新型コロナウイルス感染症に対応した地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料の届出医療機関は、それまで満たしていた「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の該当患者割合の基準を2020年度はクリアできなくなるケースがあった(p124参照)(p126参照)。また、自宅などから入棟・入室した患者の割合も、基準を下回る医療機関が一定数あった(p102参照)。 同入院料・入院医療管理料での・・・
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2020年10月22日(木)
[介護] 短期集中リハ実施加算の訪問リハの上限回数見直しを 厚労省
- 社会保障審議会・介護給付費分科会は22日、訪問リハビリテーションの報酬・基準の見直しについて検討した。厚生労働省は、退院・退所直後の集中的なリハビリを評価する加算を算定している利用者を対象に、訪問リハビリの上限回数を見直す方向性などを示した。また、日本医師会を代表して出席している常任理事の江澤和彦委員は厚労省が示した論点とは別に、訪問リハビリの基本報酬を訪問看護ステーションからリハビリ専門職が訪問・・・
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2020年10月08日(木)
[医薬品] 保険調剤の確認事項公表、2枚処方箋など不適切事例を指摘 厚労省
- 厚生労働省は8日、保険調剤確認事項リストを公表した。保険調剤に関する不適切な事例を列挙し、改めるよう求めている。全般的事項では、投与期間に上限のある医薬品について2枚以上の処方箋を受け付け、上限を超えて調剤、処方箋によらない調剤などを挙げた。調剤基本料や地域支援体制加算では、要件を満たさずに算定。さらに、薬学管理料では各種点数を患者の同意を得ずに算定しているなど、ほぼ全ての点数項目で改善すべき点を・・・
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2020年06月10日(水)
[診療報酬] 訪問看護・指導体制充実加算の臨時的な取り扱いを提示 厚労省
- 厚生労働省は10日、新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取り扱い(その21)を都道府県などに事務連絡した。訪問看護・指導体制充実加算を取り上げ、新型コロナウイルスへの感染を懸念した利用者などからの要望により、訪問看護が実施できなかった場合の取り扱いを示している(p1~p2参照)。 訪問看護を巡っては、厚労省が4月24日に出した事務連絡、新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取り・・・
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2020年05月27日(水)
[診療報酬] 厚労省、コロナ特例対応の影響を検証へ 中医協総会で医療課長
- 厚生労働省保険局の森光敬子医療課長は27日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って実施しているさまざまな特例的な対応について、医療現場などへの影響を検証する考えを中央社会保険医療協議会・総会で示した。支払側委員が、特例的対応の影響も次回の診療報酬改定を議論する上で重要なエビデンスになると発言したことへの見解。 この日の総会では、次期改定に向けた課題である答申附帯意見を踏まえ、2020年度改定の影響を検証・・・
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