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2014年06月02日(月)
[改定速報] DPCから地域包括ケア病棟へ転棟、DPC点数を算定しないこと確認
- 厚生労働省は6月2日に、疑義解釈資料の送付(その7)について事務連絡を行った。 今回は、【入院基本料】【精神保健福祉士配置加算】【抗悪性腫瘍剤処方管理加算】【短期滞在手術等基本料】【リハビリ】【DPC】などについてQ&Aを掲載している。気になる部分を見てみよう。【入院基本料】 平成26年度診療報酬改定では、一般病棟やICU、HCUにおける「重症度、医療・看護必要度」の基準が見直された。あわせて、「重症度、医療・・・・
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2014年05月30日(金)
[材料価格] 脊椎固定用材料や体外循環用カニューレ等の定義を一部改正
- 厚生労働省は5月30日に、「特定診療報酬算定医療機器の定義等について」等の一部改正に関する通知を発出した。 ここでは、次の2本の通知について一部改正を行っている(p1参照)。(1)特定診療報酬算定医療機器の定義等について(平成26年3月5日付・保医発0305第7号)(2)特定保険医療材料の定義について(平成26年3月5日付・保医発0305第8号) (1)の「特定診療報酬算定医療機器」は、いわゆるA2(特定包括:眼内レン・・・
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2014年05月30日(金)
[材料価格] 血管内手術に用いる『ダック カテーテル』など保険収載
- 厚生労働省は5月30日に、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。平成26年6月1日から適用されている。 区分C1(新機能:新たな機能区分が必要で、技術はすでに評価されているもの)としては、次の製品が保険収載された(p25参照)。●加速度検知式のレート応答機能などをもつ植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータとその付属品である『アルーア クアドラCRT-P』、『リリーブ クアドラCRT-P』(セント・ジュー・・・
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2014年05月28日(水)
[DPC] DPC改革の検討方針了承されるも、医療機関群設定等に注文つく
- 厚生労働省は5月28日に、中医協の診療報酬基本問題小委員会を開催した。 この日は、平成28年度のDPC制度改革に向けた検討方針とスケジュールについて検討した。この内容は、同日に開かれた中医協総会でも了承されている。 DPC制度改革の論議は、もっぱら下部組織である診療報酬調査専門組織「DPC評価分科会」で行われ、節目節目で親会議である中医協に状況報告したうえで了承を得るという手順で進められる。 今般、DPC分科会・・・
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2014年05月28日(水)
[材料価格] t-PA使えない脳梗塞患者の血栓除去する医療機器等を保険収載
- 厚生労働省は5月28日に、中医協総会を開催した。 この日は、同日に開かれた「診療報酬基本問題小委員会」「費用対効果評価専門部会」から審議内容についての報告を受けたほか、新たな医療機器の保険収載を了承している。 基本小委からは、「平成28年度のDPC制度改革に向けた検討方針とスケジュール」が報告された。詳細は、基本小委の記事でお伝えしているのでそちらをご覧いただきたい。 また、費用対効果評価専門部会からは・・・
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2014年05月23日(金)
[DPC] ゴセレリン酢酸塩用いた閉経前乳がん治療等、DPC病棟でも出来高算定
- 厚生労働省は5月23日に、「厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法第一項第五号の規定に基づき厚生労働大臣が別に定める患者について」の一部改正に関する通知を発出した。 これは、一部の高額な薬剤を使用する傷病治療についてDPCの包括対象から除外するものだ。 DPCは、傷病ごとに、標準的な治療内容に応じて、入院基本料、薬剤料・検査費用などを包括して評価(1日あたり包括点数を設定)・・・
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2014年05月21日(水)
[意見募集] がん登録情報の匿名化にあたり、厚生科学審議会の意見きく方針
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- 「がん登録等の推進に関する法律第15条第2項の審議会等を定める政令案」に関する意見募集について(5/21)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 保健・健康
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2014年05月16日(金)
[先進医療] 不明熱診断へのFDG-PETの応用等、先進医療に導入
- 厚生労働省は5月16日に、先進医療会議を開催した。 この日も、新規技術の「先進医療AまたはB」への振分けや、科学的評価などを行った。 新規に届出のあった技術(平成26年4月受理分)を見てみると、今回は次の3件で、いずれも先進医療Bに振分けられた(先進医療技術審査部会での審査に付される)(p6参照)。(1)炭素11標識メチオニンPET診断による放射線治療後の再発脳腫瘍の検出(p7~p10参照)(2)II-IIIA期非小細・・・
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2014年05月14日(水)
[DPC] 28年度DPC改革に向け、医療機関群のあり方など基本部分をまず検討
- 厚生労働省は5月14日に、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会を開催した。 この日は、今後の検討課題とスケジュールを確認したほか、「病院指標の作成・公開」に関する特別調査の結果について厚労省当局から報告を受けた。◆ICD-10改訂への対応や、医療機関群の設定などが当面の検討テーマに まず今後の検討課題とスケジュールについて見てみよう(p118~p124参照)。 前回(4月18日)会合では、平成28年度のDPC制度改革に・・・
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2014年05月14日(水)
[薬価] 新薬加算、有識者の経験に加え定量評価を参考に設定すること再確認
- 厚生労働省は5月14日に、中医協総会を開催した。 この日は、新たな医療機器の保険適用や新薬の薬価収載などを了承したほか、新薬の薬価算定における「加算の定量化」について運用方法を再確認している。 平成26年度の薬価制度改革において「加算の定量化」を行うことが宿題とされ、薬価専門部会(4月23日開催)に研究結果が報告された。 そこでは、加算の根拠となる下記4指標を細分化し、各項目にポイントを振ったうえでその・・・
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2014年05月12日(月)
[がん対策] 小児がんでは晩期合併症等踏まえた、成人と別個の就労支援必要
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- がん患者・経験者の就労支援のあり方に関する検討回(第4回 5/12)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 保健・健康 医療提供体制
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2014年04月25日(金)
[がん対策] 研究者主導のがん臨床試験推進に向け、研究事業を公募
- 厚生労働省は4月25日に、「平成26年度がん臨床試験基盤整備事業公募要綱」を発表した。 これは、がんの標準治療を進歩させるため、研究者主導の臨床試験を推進する事業だ。 厚労省は、がんの標準治療には「手術」「化学療法」「放射線治療」を組合わせるものが多いため、製薬メーカー主導の治験(化学療法以外の発展が不十分)だけではなく、研究者主導の臨床試験が不可欠と強調(p1参照)。 本事業では、この研究者主導・・・
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2014年04月24日(木)
[先進医療] da Vinci用いる腹腔鏡下腎がん手術、継続審議に
- 厚生労働省は4月24日に、「先進医療技術審査部会」を開催した。 この日も、申請されている先進医療技術(そのうち先進医療Bに振分けられたもの)の有効性・安全性について学術的視点からの審査を行った。 まず、部会で「継続審議」となっていた「全身性エリテマトーデス患者における初回副腎皮質ホルモン治療に続発する大腿骨頭壊死症の発生抑制治療」を再審査した結果、「適」と判断している(p11参照)・・・
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2014年04月23日(水)
[肝炎対策] 肝炎ウイルス検査の結果、医療提供者は適切な説明を
- 厚生労働省は4月23日に、「手術前等に行われる肝炎ウイルス検査の結果の説明」に関する通知を発出した。 国内最大級の感染症とされるウイルス性肝炎の感染拡大防止に向けて、肝炎対策基本指針(平成23年5月)が定められている。 この指針では、国・自治体に対して(1)手術前等に行われる肝炎ウイルス検査結果を受検者に適切に説明するよう、医療機関に要請する(2)手術前等の肝炎ウイルス検査結果の説明状況等について調査研・・・
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2014年04月23日(水)
[改定速報] 【総合入院体制加算2】でも「外来縮小体制」が必須要件に
- 厚生労働省は4月23日に、「平成26年度診療報酬改定関連通知の一部訂正及び官報掲載事項の一部訂正」に関する事務連絡を行った。 大きな訂正点をピックアップしてみる。 まず、【総合入院体制加算2】について、施設基準の解釈通知では「外来縮小体制」は不要と読める記載をしていたが、今回の訂正では「外来縮小体制が必要」であることを明確にしている(p2参照)。 一方で「救命救急センター」「高度救命救急センター」の・・・
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2014年04月23日(水)
[改定速報] 療養病棟【在宅復帰機能強化加算】、病棟単位での届出を再確認
- 厚生労働省は4月23日に、「疑義解釈資料の送付(その4)」について事務連絡を行った。 今回も、入院基本料、入院基本料等加算、地域包括診療料、短期滞在手術等基本料など幅広い点数項目に関するQ&Aを掲載している。【療養病棟入院基本料】 平成26年度改定で、療養病棟入院基本料1に在宅復帰率50%以上などを要件とする【在宅復帰機能強化加算】が新設された。まず、この加算は「病棟単位の届出であり、加算を算定する病棟と・・・
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2014年04月23日(水)
[がん対策] 「がん経験者による相談支援」等、がん対策の進捗評価する指標
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- がん対策推進協議会(第43回 4/23)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 保健・健康 医学・薬学
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2014年04月18日(金)
[DPC] 28年度改定に向けたDPC論議スタート、基礎係数のあり方も検討課題に
- 厚生労働省は4月18日に、診療報酬調査専門組織「DPC評価分科会」を開催した。 この日は、平成26年度改定内容に関する報告を受けたほか、平成28年度改定に向けた検討課題の整理を行っている。 平成24年度改定で「基礎係数・医療機関群の導入」という非常に大きな見直しを行ったことを受け、平成26年度改定は医療現場の混乱を避けるために「小幅改定」に止まった。平成28年度改定はどうなるのだろうか。 厚労省当局は、次のよう・・・
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2014年04月17日(木)
[先進医療] 発症時刻不明脳梗塞へのrt-PA治療の臨床試験、先進医療に導入
- 厚生労働省は4月17日に、先進医療会議を開催した。 この日は、新規技術の「先進医療AまたはB」への振分けや、科学的評価などを行った。 まず新規の届出のあった技術(平成26年3月受理)について見てみよう。 今回は、「cT1腎がんに対する『ロボット支援腹腔鏡下腎部分切除術』」の1件(p6~p9参照)。 腹腔鏡を用いる手術では侵襲が少ないため患者のQOLが高いが、可動域の低い鉗子を用いることから、繊細な操作を行ううえ・・・
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2014年04月14日(月)
[産科医療] 帝王切開・子宮手術既往等は子宮破裂の危険因子、慎重な管理を
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- 第4回 産科医療補償制度 再発防止に関する報告書(4/14)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制
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2014年04月07日(月)
[医療機器] 骨欠損に有効な新技術を薬事承認申請、国内外で普及へ
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- 3Dプリンターで成形する人工骨を薬事承認申請(4/7)《新エネルギー・産業技術総合開発機構》
- 発信元:新エネルギー・産業技術総合開発機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器 医学・薬学
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2014年04月04日(金)
[改定速報] 26年度改定の疑義解釈第2弾、地域包括診療料を詳説
- 厚生労働省は4月4日に、「疑義解釈資料の送付(その2)」について事務連絡を行った。 今回は、新たなQ&Aを掲載しているほか、3月31日に公表した「疑義解釈(その1)」のQ&Aを一部訂正している。 まず、新たなQ&Aについて見てみよう。【地域包括診療料・地域包括診療加算】 【地域包括診療料】は初診時には算定できないが、同一月に再度の受診があった場合には算定できることを明確化。この際、初診時の費用は出来・・・
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2014年04月02日(水)
[診療報酬] 産婦人科医会など3学会が帝王切開術の点数引上げ求める要望
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- 田村憲久厚労大臣に「帝王切開術」保険点数減の撤回等に関する要望書を手渡しました!!(4/2)《日本産婦人科医会、日本産科婦人科学会、日本周産期・新生児医学会》
- 発信元:日本産婦人科医会、日本産科婦人科学会、日本周産期・新生児医学会 カテゴリ: 診療報酬
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2014年03月31日(月)
[改定速報] 疑義解釈その1に、DPCの診断群分類選択等にかかるQ&Aを追加
- 厚生労働省は3月31日に、「疑義解釈資料の送付(その1)」について修正版を公表した。 修正箇所の中で目立つものをあげると、次のようになっている。(1)【外来放射線照射診療料】を算定した日から7日目の前日・翌日に、放射線治療の実施に関して必要な診療を行った上で【外来放射線照射診療料】を算定できるか否かについて、厚労省当局による「患者1人につき、年に1回(休日によるものを除く)までであれば差支えない」旨の回・・・
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2014年03月28日(金)
[改定速報] 26改定通知訂正、地域包括ケア病棟の初期加算は転棟でも算定可
- 厚生労働省は3月28日に、「平成26年度診療報酬改定関連通知の一部訂正及び官報掲載事項の一部訂正」に関する事務連絡を行った。 これは、以下の11本の改定関連通知の誤りを正すもの。(1)平成26年度診療報酬改定について(平成26年3月5日付・保発0305第1号)(p2参照)(2)基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて(平成26年3月5日付・保医発0305第1号)(p3~p76参照)(3)特掲診療料の施・・・
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