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2009年10月15日(木)
[新型インフル] 入院患者は前週の2倍、累計患者数は2000人を突破
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厚生労働省は10月15日に、平成21年10月15日時点の新型インフルエンザの国内での患者数を公表した。
資料によると、10月7日~13日に入院した新型インフルエンザ患者は、前週に比べ2倍の364人、累計では2146人となった。10月7日~13日までの1週間では1~5歳未満が54人、5~9歳が176人、10~14歳が76人と、中学生以下の患者数が依然多い。また、性別では男性が246人、女性が118人となっている(p2参照)。
また、基礎疾患な・・・
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2009年10月07日(水)
[インフル] 9月27日からの1週間で患者数は前週より1万人急増、3万7130人に
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厚生労働省は10月7日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第46報)を公表した。この報告は平成21年9月27日から10月3日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は3万7130人で、前回調査の2万7120人から急激に1万人も増加し、それに伴い累計も64万2947人と増加の一途をたどっている。この1週間の休・・・
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2009年10月07日(水)
[新型インフル] 累計入院患者数1615人、5~9歳に罹患者が集中
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厚生労働省は10月7日に、平成21年10月6日時点の新型インフルエンザの国内での患者数を公表した。
資料によると、9月30日~10月6日に入院した新型インフルエンザ患者は198人、累計では1615人となった。9月30日~10月6日までの1週間では1~5歳未満が28人、5~9歳が87人、10~14歳が46人と、中学生以下の患者数が依然多い。また、性別では男性が130人、女性が68人となっている(p2参照)。
また、基礎疾患などを有する者は・・・
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2009年10月06日(火)
[小児精神医療] 診療拠点病院機構について都道府県からヒアリング
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- 子どもの心の診療拠点病院の整備に関する有識者会議(第3回 10/6)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 母子保健課 カテゴリ: 医療提供体制
意見陳述では、(1)静岡県(p35~p36参照)(2)三重県(p37~p45参照)(3)大阪府(p46~p58参照)(4)長崎県(p59~p65参照)―が、各府県で実施している「子どもの心の診療拠点病院機構推進事業」を説明した。
長崎県では、長崎大・・・
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2009年10月01日(木)
[新型インフル] ワクチン費用は全国一律 政府・基本方針
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- 新型インフルエンザ対策 基本的対処方針(10/1)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 新型インフルエンザ本部 カテゴリ: 新型インフル
基本方針では、新型インフルエンザワクチンの優先接種対象を、(1)インフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者(救急隊員を含む)(2)妊婦及び基礎疾患を有する者(この中でも、1歳~小学校低学年に相当する年齢の者の接種を優先)(3)1歳~小学校低学年に相当する年齢の者(4)1歳未満の小・・・
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2009年09月30日(水)
[インフル] 患者数は先週より半減するも、累計は60万人突破
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厚生労働省は9月30日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第45報)を公表した。この報告書は平成21年9月20日から9月26日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は2万7120人で、前回調査の4万5399人からは半減したものの、累計は60万4779人で60万人を突破した。この1週間の休校は126校、学年閉・・・
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2009年09月29日(火)
[救急医療] 搬送・受入れの実施基準策定に向けた議論続く 厚労省
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厚生労働省が9月29日に開催した、傷病者の搬送及び受入れの実施基準等に関する検討会作業部会で配付された資料。この日は、前回に引き続き報告書案に基づいて議論するとともに、大阪府・泉州医療圏における救急医療体制についての報告を受けた。
大阪府・泉州医療圏では、二次救急医療機関が疲弊し、そのため二次適応患者が三次救急医療機関で増加し、三次機能が損なわれる危険がある。このため、(1)重症救急患者の受入機関・・・
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2009年09月25日(金)
[新型インフル] 罹患時の異常行動、調査開始時期を早め情報収集へ
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厚生労働省が9月25日に都道府県等の衛生主管部(局)長に宛てて出した、インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動の情報収集に関する研究に対する協力についての事務連絡。
事務連絡によると、新型インフルエンザ発生に伴い、罹患時の異常行動について、調査開始時期を早め、昨年度に引き続き、平成21年度厚生労働科学研究医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業において、厚労省の指定に基づき上記の研究を行う・・・
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2009年09月25日(金)
[インフル] 9月13日からの1週間で患者数は前週の2倍、4万868人に
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厚生労働省は9月25日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第44報)を公表した。この報告書は平成21年9月13日から9月19日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は4万868人、累計57万8384人で昨年同期の累計14万2879人に比べ43万5505人も上回り、約4倍に達した。また、この1週間の休校は166校、・・・
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2009年09月25日(金)
[新型インフル] 累計患者数1000人突破、5~9歳の罹患者依然として多数
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厚生労働省は9月25日に、平成21年9月24日時点の新型インフルエンザの国内での患者数を公表した。
資料によると、9月16日~22日に入院した新型インフルエンザ患者は152人、累計では1107人と1000人を突破した。16日~22日までの1週間では1~5歳未満が23人、5~9歳が55人、10~14歳が44人と、中学生以下の患者数が突出して多かった。また、性別では男性が98人、女性が54人となっている(p2参照)。
基礎疾患などを有する者・・・
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2009年09月24日(木)
[新型インフル] ワクチン優先接種対象者、厚労省の考え方がほぼ決定
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- 新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会(9/24)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部 カテゴリ: 新型インフル
新型インフルエンザワクチンの接種回数は、当面2回接種の方針に基づき、接種体制の整備等が進められている。2回接種の方法としては、(1)優先順位の高い者から2回ずつ接種(2)優先接種対象者にまず1回ずつ接種し、その後、優先接種の高い者の2回目を接種―の2・・・
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2009年09月18日(金)
[新型インフル] ワクチンの優先接種対象とする基礎疾患を定義
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- 新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会(9/18)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部 カテゴリ: 新型インフル
資料には、ワクチンの優先接種の対象とする基礎疾患が定義されている。それによると、(1)慢性呼吸器疾患(2)慢性心疾患(3)慢性腎疾患(4)肝硬変(5)神経疾患・神経筋疾患(6)血・・・
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2009年09月18日(金)
[新型インフル] 糖尿病の人はなぜ重症になりやすいのか、パンフレット公表
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- 新型インフルエンザ対策(A/H1N1) 感染しない 感染してもひどくならないために(9/18)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部 カテゴリ: 新型インフル
資料1には、ぜんそくなどの呼吸器疾患のある人へ向けたものを掲載しており、予防や受診に必要な情報を示している(p1~p8参照)。
資料2には、糖尿病又は血糖値が高い人へ向けたものを掲載している。なぜ糖尿病や高血糖値が、新型インフルエンザ(A/H1N1)に対してハイリスクなのかや、重症にならないようにするための対策が明・・・
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2009年09月16日(水)
[新型インフル] 累計入院患者数が892人、小学校低学年に特に集中
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厚生労働省は9月16日に、平成21年9月15日時点の新型インフルエンザによる入院患者の概況を発表した。
資料によると、9月9日~15日に入院した患者は102人で、7月29日以降の累計入院患者数は892人となった。累計患者を年齢別にみると5~9歳が315人と最も多く、次いで10~14歳の137人、5歳未満の134人となっており、小学校低学年に特に集中している。また、妊婦を含めた基礎疾患を有する者は375人、急性脳症に罹患したか、人工呼・・・
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2009年09月15日(火)
[インフル] 9月6日からの1週間で、患者数は2万4416人に
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厚生労働省は9月15日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第43報)を公表した。この報告書は平成21年9月6日から9月12日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は2万4416人、累計53万6875人で昨年同期の累計14万2879人に比べ39万3996人も上回り、約3.8倍に達した。また、この1週間の休校は113校、・・・
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2009年09月09日(水)
[新型インフル] 8月12日以降、733名が入院
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厚生労働省は9月9日に、平成21年9月8日時点の新型インフルエンザによる入院患者の概況を発表した。
資料によると、9月2日~8日に入院した患者は108人で、8月12日以降の累計入院患者数は733人となった。累計患者を年齢別にみると5~19歳が409人と最も多く、次いで5歳未満の140人、60歳以上の82人となっている。また、妊婦を含めた基礎疾患を有する者は328人で、半数近くを占めている。さらに、急性脳症に罹患したか、人工呼吸器・・・
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2009年09月08日(火)
[新型インフル] ワクチン接種は受託医療機関で実費相当額を負担
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- 新型インフルエンザ対策担当課長会議(9/8)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部 カテゴリ: 新型インフル
資料には、(1)新型インフルエンザワクチン接種の基本的考え方(素案)(p5~p12参照)(2)ワクチン接種事業の実施概要案(p50~p82参照)―などを掲載。実施概要案では、(1)優先順位は医・・・
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2009年09月06日(日)
[新型インフル] 医療従事者、妊婦等へのワクチン優先接種に対する意見募集
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- 「新型インフルエンザワクチン(A/H1N1)の接種について(素案)」に関する意見募集について(9/6)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 新型インフルエンザ対策推進本部 カテゴリ: 新型インフル
新型インフルエンザワクチンは輸入分も含めて5000~6000万人分が確保される見込みだが、その優先接種をめぐってさまざまな議論が行われている。そうした中で厚労省は9月4日に、医療従事者、妊婦、基礎疾患を有する者、小児、1歳未満の小児の両親という順序で優先接種する素案をまとめた・・・
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2009年09月03日(木)
[人口動態] 平成20年の出生率は1.37で、平成16年から増加傾向
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厚生労働省は9月3日に、平成20年人口動態統計(確定数)の概況を発表した。資料によると、平成20年の合計特殊出生率は1.37で、前年に比べ0.03ポイント増加している。
平成20年は、出生数が前年より1338人増えて109万1156人の一方、死亡数は前年より3万4073人増えて114万2407人で、5万1251人の自然減となっている(p4参照)。また、1人の女性がその年次の年齢別出生率で一生の間に生むと仮定した場合の子どもの数である合計・・・
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2009年09月02日(水)
[医療費] 平成19年度の国民医療費は34兆円
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厚生労働省は9月2日に、平成19年度国民医療費の概況を発表した。
資料によると、平成19年度の国民医療費は前年度比3.0%増の34兆1360億円で、1人当たり医療費は同じく3.0%増の26万7200円であることがわかった(p4参照)。
国民医療費には、診療費、調剤費、入院時食事・生活医療費、訪問看護医療費、移送費等が含まれ、正常妊娠や分娩、健診に関する費用等は含まれていない。
制度別の割合をみると、被用者保険が22.9・・・
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2009年08月31日(月)
[新型インフル] ハイリスク群や脳症を念頭においた対処法のQ&A 厚労省
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厚生労働省は8月31日に、新型インフルエンザに関するQ&A(8月31日版)を公表した。
Q&Aは基本情報に関するもので、「新型インフルエンザは季節性インフルエンザよりも重症化しやすいのか」、との質問に対して、ほとんどの人が軽症で回復しているとした上で、(1)慢性呼吸器疾患(2)慢性心疾患(3)糖尿病などの代謝性疾患(4)腎機能障害(5)ステロイド内服などによる免疫機能不全―などの持病がある人は特に注意するよう促・・・
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2009年08月27日(木)
[概算要求] 難病対策として特定疾患治療研究に265億円 厚労省疾病対策課
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厚生労働省は8月27日に、健康局の疾病対策課と生活習慣病対策室の、平成22年度予算概算要求の概要を公表した。
資料1には、疾病対策課の概算要求概要が示されている。それによると、疾病対策課単独の概算要求は前年度比8.6%増の558億4650万円で、主な項目としては、(1)難病患者の自己負担軽減に資する特定疾患治療研究事業に265億3460万円(2)難病患者のQOL向上を目指した福祉施策に2億680万円(3)臓器移植対策に9億5870・・・
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2009年08月27日(木)
[概算要求] 小児慢性疾患対策に114億円 厚労省母子保健課
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- 平成22年度 母子保健対策関係予算概算要求の概要(8/27)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 母子保健課 カテゴリ: 予算・人事等
資料によると、平成21年度予算が197億8400万円であったのに対し、平成22年度は44億2100万円増の242億500万円を要求している。
主要項目は(1)総合的な母子保健医療対策の充実に81億6800万円(2)小児慢性特定疾患対策の推進に114億6400万円(3)未熟児養育医療等に33億2300万円(4)研究事業の充実(成育疾患克服等次世代育成基盤・・・
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2009年08月27日(木)
[新型インフル] 国内生産ワクチンは1300~1700万人分、不足分は輸入
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厚生労働省は8月27日に、新型インフルエンザ(H1N1)の今後の対応を明らかにした。
ワクチンの確保と接種の実施については、基礎疾患を持つ者等の重症化防止を目的として、優先的に接種する対象者を明確にし、ワクチンの必要量を確保する、としている。年内に国内で生産できるワクチンは1300~1700万人分に止まっていることから、不足分については輸入により対応する方向で検討を行っている。9月中に接種体制等に関する政府方針・・・
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2009年08月27日(木)
[新型インフル] ワクチン接種の優先度、専門家を集め意見交換
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厚生労働省が8月27日に開催した、新型インフルエンザワクチンに関する意見交換会で配付された資料。20日の意見交換会に続き、新型インフルエンザワクチンの確保や接種順位の優先度などについて意見が交わされた。
日本透析医学会や日本小児科学会、日本産科婦人科学会、日本呼吸器学会などからは、ワクチンを優先的に接種することが望ましい基礎疾患を有する者の範囲や定義などが示された。また、接種する場合の有効性と安全性・・・
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