-
2009年05月25日(月)
院内助産所等の開設に向けた新たな研修事業をスタート 東京都
-
東京都は5月25日に、院内助産所・助産師外来開設研修事業の実施について公表した。同事業は本年度から開始されるもので、医療機関管理者及び助産や妊産婦の相談業務等に従事している助産師や医師等を対象とした、院内助産所等の開設に向けた新たな研修事業、と位置づけられている。
資料では、実際に院内助産所を開設している医療機関において、講義や実習を行い、分娩・病棟・外来の運営状況等も把握できる場を提供することで・・・
-
2009年04月16日(木)
平成22年度改定における入院基本料の大幅な増額等を要望 日病協
-
日本病院団体協議会は4月16日に厚生労働省保険局長宛てに「平成22年度診療報酬改定に係る要望書」を提出した。今回は、平成22年度改定にあたり重要項目とする要望を、第1報として掲げている。
資料では、重要項目として(1)入院基本料の大幅な増額と根拠に基づく算定方式の創設(2)介護(看護補助)業務の確立と看護基準の柔軟な運用―の2点を示している。(1)に関しては、入院基本料は、病院医療の崩壊を食い止めるべく、大・・・
-
2009年04月15日(水)
勤務医の負担軽減実態調査の結果概要を公表 診療報酬改定結果検証部会
-
- 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第22回 4/15)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 診療報酬改定結果検証部会
今回示されたのは、病院勤務医の負担軽減の実態調査(p3~p63参照)。「施設調査」「医師責任者調査」「医師調査」の3つの調査が行われた(p3参照)。調査対象は、「入院時医学管理加算」「医師事務作業補・・・
-
2009年02月18日(水)
第17回医療経済実態調査について実施案を提示 中医協調査実施小委員会
-
厚生労働省が2月18日に開催した中医協の調査実施小委員会で配布された資料。この日は、第17回医療経済実態調査について実施案が示された。
実施案では、調査時期及び報告時期、調査対象及び抽出率、調査内容等の変更点、集計区分を明記している。病院調査票では、一般病棟入院基本料に関する項目に、「準7対1入院基本料の算定状況」や、救急医療に関する項目に、「年間の緊急入院患者数が200名以上」が追加されている・・・
-
2009年02月13日(金)
心身喪失等で他害行為を行った者の入院医療の拡充に関する省令案 意見募集
-
- 「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律に基づく指定医療機関等に関する省令の一部を改正する省令(案)及び心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律に基づく指定医療機関等に関する省令附則第二条第三項の規定に基づき厚生労働大臣が定める基準の一部を改正する告示(案)に関するご意見募集(パブリックコメント)実施要項(2/13)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 カテゴリ: 医療提供体制
省令の改正では、特定病床に限り、省令附則第2条第1項の規定に基づく医療の提供期間の上限を現行の3か月から6か月に延長する、としている。また、告示を改正し、特定医療施設のうち、国、都道府県、(地方)・・・
-
2008年12月01日(月)
回復期リハビリテーション病床、平成20年度累計で5万1296床
-
- 病床届出数および累計数(12/1)《全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会》
- 発信元:全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会 カテゴリ: 調査・統計
資料によると、平成20年度の回復期リハビリテーション病床届出数は5054で、累計は5万1296床に達するとしている。平成18年度の累計は4万553床だったことから、この2年で1万床増加したことになる(p2参照)。
-
2008年11月12日(水)
日医が医師確保のための実態調査を実施、中間速報を公表
-
日本医師会は11月12日の定例記者会見で、医師確保のための実態調査の中間報告を公表した。この調査は、医師不足・偏在が顕著な地域および診療分野を洗い出し、医師確保対策の優先度、重要度の決定に資するために、アンケート調査が実施されており、「都道府県医師会調査」と「病院調査」とで構成されている(p2~p3参照)。
都道府県医師会調査によると、病院医師は、二次医療圏の84.2%で不足(やや不足・不足)、診療所医・・・
-
2008年10月30日(木)
平成18年度改定の影響、看護基準の上位取得等によりある程度吸収 全日病
-
全日本病院協会が10月30日に公表した、平成19年度病院経営調査の結果報告書。今回の調査は、客体数500病院のうち、288病院(57.6%)から回答を得ており、平成19年5月1日から5月31日までの状況をまとめている(p2参照)。
病院の収支は、平成18年度調査より若干改善しており、赤字病院の率も多少減少していた(p7参照)。
DPC対象病院は29病院(10.1%)であり、昨年より0.8ポイント増加していた(p4参照)。ま・・・
-
2008年09月10日(水)
救急医療においては、トリアージの普及が先決 東京都「救急の日シンポ」
-
東京都が9月10日に開催した「救急の日シンポジウム」で配布された資料。この日は「救急医療とトリアージ~救急医療を守るために」というテーマで講演が行われた。
昭和大学病院救命救急センター長の基調講演では、救急医療について、「救急外来のみに専従する救急医を配置して、入院医療は病棟医に引き渡すなどの工夫も試みられているが、日本でこの体制が普及するためには、急性期病院の勤務医の充足があってのこと」と指摘し・・・
-
2008年09月05日(金)
退院や転院に向けて努力していれば90日超えても減額対象外に 厚労省通知
-
- 一般病棟入院基本料を算定している病棟に長期入院している高齢の脳卒中後遺症患者及び認知症患者に関する診療報酬の算定の際の留意事項について(9/5付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
平成20年度診療報酬改定では、一般病棟が本来担うべき役割を明確にするため、「一般病棟入院基本料を算定している病棟に90日を越えて入院している後期高齢者である患者であって、重度の意識障害、人工呼吸器装着、頻回の・・・
-
2008年08月27日(水)
一般病棟の脳卒中・認知症患者、機械的に減額の対象とはしない 中医協
-
厚労省が8月27日に開催した中医協総会で配布された資料。この日は、一般病棟に長期入院している高齢の脳卒中患者・認知症患者に関する診療報酬に関する経過措置について議論された。
平成20年度診療報酬改定では、一般病棟が本来担うべき役割を明確にするため、対象患者の見直しを行い、脳卒中患者や認知症患者のうち、重度の意識障害、人工呼吸器装着、喀痰吸引等のない患者についても、半年間の準備期間を経て、10月から診療・・・
-
2008年08月26日(火)
厚労省関係の平成21年度財政投融資資金要求額は5411億円
-
厚生労働省が8月26日に公表した、平成21年度の「厚生労働省関係財政投融資資金要求」の概要。平成21年度の要求総額は5411億円で、昨年の計画額に比べ299億円減少している(p1参照)。
具体的には、(1)独立行政法人福祉医療機構(2)株式会社日本政策金融公庫(3)独立行政法人国立病院機構(4)国立高度専門医療センター特別会計(5)独立行政法法人医薬基盤研究所―について、貸付条件の改善内容や要求額、原資の内訳な・・・
-
2008年05月29日(木)
平成19年の精神病棟入院基本料の算定病床数は20万床を切る 厚労省検討会
- 厚生労働省が5月29日に開催した「今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会」で配布された資料。この日は、精神保健医療体系や精神疾患の理解の普及啓発等についての議論が行われ、(1)精神保健医療体系の現状(p3~p35参照)(2)精神保健医療体系の再構築に関する論点案(p36~p41参照)(3)精神疾患に関する理解の深化(普及啓発)の現状と論点案(p42~p49参照)(4)精神保健医療福祉の改革ビジョンの進捗状況・・・
-
2008年05月22日(木)
厚生年金病院では、リハビリ実施患者の入院数が減少 社保庁
-
社会保険庁が5月22日に開催した、社会保険病院等に関する専門家会議で配布された資料。この日はこれまでの議論の整理等が行われた。
資料では、(1)社会保険病院及び厚生年金病院の経営指標等(p2~p3参照)(2)社会保険病院(全社連49病院)の経営改善状況(p4~p7参照)(3)厚生年金病院におけるリハビリテーション実施状況等(p8~p16参照)―についてまとめたものが示されている。
厚生年金病院におけるリハビリ・・・
-
2008年05月09日(金)
厚労省が平成20年度診療報酬改定の疑義解釈その2を公表
-
厚生労働省は5月9日付けで地方社会保険事務局等宛てに疑義解釈資料のその2を送付した。これは、平成20年度診療報酬改定にともなう診療報酬点数の算定方法に関して、Q&A形式でまとめたもの。
医科については、59問が掲載されている。回復期リハビリテーション病棟入院料については、回復期リハビリテーション病棟入院料1を算定する医療機関が新たな回復期リハビリテーション病棟入院料を届け出る場合は、回復期リハビリテーシ・・・
-
2008年04月23日(水)
舛添厚労相、都道府県立精神科病院の「小規格病棟」の整備を求める
-
厚生労働省は、4月23日に舛添厚生労働大臣と全国知事会との意見交換会を開催した。この日は、今後の障害者支援のあり方について議論が行われた。
舛添厚労相は、医療観察法に基づく指定入院医療機関の確保が急務であるとして、都道府県立精神科病院の病棟の一部を活用した「小規格病棟(5~8床程度)」の整備に至急着手するよう求めた。なお、病棟の整備に要する費用については、国が全額負担するとしている(p6~p7参照)。・・・
-
2008年03月26日(水)
平成20年度改定の結果検証、特別調査項目の検討を開始 中医協
-
- 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第16回 3/26)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 診療報酬改定結果検証部会
特別調査の項目としては、答申書の付帯意見にもとづいて、「病院勤務医の負担軽減の実態調査」や「外来管理加算の意義付けの見直しの影響」「回復期リハビリテーション病棟入院料において導入された『質の評価』の効・・・
-
2008年03月19日(水)
DPC対象病院の要件と診断群分類定義樹形図を提示 厚労省通知
-
- 厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法等の施行に伴う実施上の留意事項について(通知)(3/19付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
通知では、(1)DPCの対象病院及び対象患者(2)診断群分類区分(3)費用の算定方法―などについてまとめている(p2~p9参照)。
DPC対象病院の要件のひとつとして、一般病棟入院基本料、特定機能病院入院基本料(一般病棟に限・・・
-
2008年03月19日(水)
入院時食事療養費に係る入院時生活療養の実施上の留意事項を通知 厚労省
-
厚生労働省は3月19日付けで、「入院時食事療養費に係る入院時生活療養の実施上の留意事項について」等の一部改正に関する通知を公表した。
通知では、(1)入院時食事療養費に係る入院時生活療養に係る生活療養の実施上の留意事項について(p3~p7参照)(2)入院時食事療養及び入院時生活療養の食事の提供たる療養の基準等に係る届出に関する手続きの取扱いについて(p8~p11参照)(3)老人性認知症疾患治療病棟の施設基・・・
-
2008年03月05日(水)
基本診療料の施設基準と届出について通知 厚労省
-
厚生労働省は3月5日付けで、基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いに関する通知を出した。
通知によると、「7対1入院基本料」を算定する病棟については、一般病棟用の重症度・看護必要度に係る評価表を用いて患者の状態を測定し、A得点が2点以上、かつB得点が3点以上の患者の割合が1割以上であることを算定要件としている(p19参照)(p73~p83参照)。
「入院時医学管理加算」に関する施設基準に・・・
-
2008年02月13日(水)
平成20年度診療報酬改定の点数はすべて決着 中医協答申
-
厚生労働省が2月13日に開催した中医協総会で配布された資料。この日は、平成20年度診療報酬改定についての「付帯意見書」が添付されている答申案(p93~p94参照)が提示された。
また、主要改定項目と具体的な点数が示され、厚労省から概要説明が行われた(p3~p47参照)。その後、提示された案がそのまま了承され、舛添厚生労働大臣へ答申書が手渡された。これで平成20年度診療報酬改定の点数はすべて決着した。
病院に・・・
-
2007年12月18日(火)
「医療区分1」はコストに見合う点数設定が必要 日医主張
-
日本医師会は12月18日に開催した緊急記者会見で平成20年度診療報酬改定に対する主張を示した。資料では、(1)療養病棟入院基本料(2)後期高齢者医療(3)7対1入院基本料(4)DPC(5)勤務医の負担軽減策―についてまとめられている(p2~p13参照)。
療養病棟入院基本料については、「医療が必要な患者は医療療養病床で守っていかねばならず、そのためには特に医療区分1についてコストに見合う点数設定が必要である」と主張・・・
-
2007年12月14日(金)
特殊疾患療養病棟、脳卒中後遺症等の患者はふさわしい病棟へ 中医協
-
厚生労働省は12月14日に開催した中医協の診療報酬基本問題小委員会で、これまでに宿題事項となっていた「入院医療の評価のあり方」と「在宅医療を支援する病院の評価」について議論した。
入院医療の評価では、特殊疾患療養病棟入院料と障害者施設等入院基本料について、各病棟における入院患者の実態を調べるよう宿題が出ていた。調査結果によると「筋ジストロフィー患者や神経難病患者」が中心の病棟が存在する一方、「脳梗・・・
-
2007年11月30日(金)
7対1の患者判定に一般病棟の重症度看護必要度評価票を 中医協
-
厚生労働省が11月30日に開催した中医協の診療報酬基本問題小委員会で配布された資料。この日は、7対1入院基本料の基準の見直しや診療所の夜間診療などについて議論された。
7対1入院基本料については、急性期等手厚い看護が必要な患者の判定に「一般病棟の重症度・看護必要度に係る評価票(案)」を用いる案が示されている。また、10対1入院基本料算定病院でも、看護補助者等の体制評価について検討する方向性を示している・・・
-
2007年11月28日(水)
療養病棟入院基本料、後期高齢者、回復期リハなどの評価を検討 中医協
- 厚生労働省が11月28日に開催した中医協の診療報酬基本問題小委員会で配布された資料。この日は、療養病棟入院基本料や後期高齢者医療、リハビリテーションなどについて診療報酬上の評価や論点が示された。「療養病床から転換した介護老人保健施設」については、夜間や休日に施設の医師が対応できない場合に、併設医療機関の医師でも診療報酬上の評価を検討してはどうか、としている(p5参照)。療養病棟入院基本料については・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。