-
2024年10月17日(木)
[医療提供体制] 265市区町村で診療所なくなる可能性、40年までに 厚労省
- 厚生労働省は、診療所の医師が75歳で引退して承継されず、新規開業がないと仮定した場合、診療所がない市区町村は2022年の77カ所から40年までに265カ所増え、342カ所になる見込みだとする集計結果を公表した。医師が80歳で引退すると仮定した場合、診療所がない市区町村は167カ所増の244カ所になるとしている<doc17202page47>。 厚労省は、「医師・歯科医師・薬剤師統計」(22年)と「医療施設調査」(20年)から、22年の・・・
-
2024年08月26日(月)
[医療提供体制] 過半数の地域医療構想区域で手術件数が減少見込み 厚労省
- 厚生労働省は26日、過半数の地域医療構想区域で2020年から40年にかけて、全診療領域で手術件数が減少するとの見通しを「新たな地域医療構想等に関する検討会」に示した<doc16403page16>。 診療領域別では、全国に338ある構想区域のうち、327区域(96.7%)で40年にかけて「性器」に関する手術の算定回数が減る見通し。また、「耳鼻咽喉」の手術は324区域(95.9%)、「顔面・口腔・頸部」では306区域(90.5%)で減る・・・
-
2024年05月21日(火)
[医療改革] 診療所の報酬適正化を提言、春の建議を取りまとめ 財政審
- 財政制度等審議会は21日、国の財政運営に関する提言「我が国の財政運営の進むべき方向」(春の建議)を取りまとめ、鈴木俊一財務相に提出した。医療分野では、診療所の地域偏在を解消するため、診療所に対する報酬の適正化や、診療報酬を地域別に設定する仕組みの将来的な導入の検討を求めた<doc14846page76>。 その上で、財政審の提言では、当面の措置として、診療所が過剰な地域では診療報酬の1点当たりの単価を先行し・・・
-
2023年12月15日(金)
[診療報酬] 退院直後の慢性心不全を「在宅療養指導料」の対象に 厚労省
- 中央社会保険医療協議会が15日に開いた総会で、厚生労働省は、2024年度診療報酬改定で「在宅療養指導料」の対象に退院直後の慢性心不全を追加することを提案した。慢性心不全の患者に退院直後の1カ月間、集中的な療養支援を行うと「セルフケア行動」が改善し、再入院の回避に有効なことが分かっており、ガイドラインに基づく支援を後押しする<doc12634page58><doc12634page62>。 厚労省はまた、急性期病棟を持つ医・・・
-
2023年11月01日(水)
[医療改革] 医師偏在対策、診療所の自由開業・標榜の見直し提案 財務省
- 財政制度等審議会・財政制度分科会が1日に開いた会合で、財務省は、医師の偏在対策として診療所の自由開業・自由標榜の見直しを提案した。診療所が増え続けているものの、特定の地域や診療科への医師の偏在が解消されないためで、地域・診療科ごとに専門医の定員を設定しているフランスなどを参考に、これまでより踏み込んだ対応が必要だと説明した<doc11775page124>。 こうした内容は、財政審が5月にまとめた提言(建議・・・
-
2023年05月11日(木)
[医療提供体制] 診療所の新規開業規制「一歩踏み込んだ対応」必要 財務省
- 財政制度等審議会の財政制度分科会が11日に開いた会合で、財務省は、特定の地域への医師の偏在に歯止めを掛けるため、主要国の対応を参考に、診療所の新規開業に対するこれまでよりも一歩踏み込んだ対応の必要性に言及した。医師や診療所が大都市で過剰になり、地方で不足する傾向の解消が現状のままでは見込めないとしている<doc9110page76>。 厚生労働省が2020年に行った将来推計によると、医師の需給は29年ごろマクロ・・・
-
2022年10月31日(月)
[医療提供体制] 在宅医療の連携拠点、圏域に最低1つは設定へ
- 厚生労働省の「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ」は10月31日、在宅医療の連携拠点と在宅医療を積極的にカバーする医療機関を圏域内にそれぞれ少なくとも1つずつ設定する内容の意見のとりまとめ案を示し、大筋で了承された<doc5811page2>。同省が「在宅医療の体制構築に係る指針」を見直し、2024年度に始まる都道府県の第8次医療計画(29年度まで)に反映させる。 とりまとめ案では、在宅医療に関し・・・
-
2019年09月11日(水)
[改定情報] 「機能強化加算」の要件見直し巡り意見の応酬 中医協・総会
- 厚生労働省は9月11日の中央社会保険医療協議会・総会に、2018年度診療報酬改定後の主だった点数の算定状況などに関する資料を提出した。間もなく開始する20年度改定の第2ラウンドの議論の基礎資料とすることが目的。このうち、「初診料」の「機能強化加算」では、算定要件を巡って、支払側と診療側の意見が激しく対立した。大病院と診療所・中小病院の外来機能の分化と連携が急務とされるなかで、「かかりつけ医機能」と、その診・・・
-
2015年11月11日(水)
[医療提供体制] 地域の医療構想策定に役立つ都道府県別データ集 日医総研
-
- 地域の医療提供体制の現状 ―都道府県別・二次医療圏別データ集―(2015年度版)、地域の医療介護提供体制の現状―市区町村別データ集(地域包括ケア関連)―(2015年度)(11/11)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療提供体制 介護保険 調査・統計
-
2013年10月29日(火)
[在宅医療] 24年度の在宅医療連携拠点事業は全県で実施、薬局・歯科連携も
- 厚生労働省は10月29日に、平成24年度の「在宅医療連携拠点事業」の総括報告書を発表した。 在宅医療連携拠点事業とは、在宅医療を提供する機関等をハブ(連携拠点)として、多職種協働による在宅医療の支援体制を構築するためのモデル事業である。 24年度には、全47都道府県において、105ヵ所の地域で展開された(p4参照)(p8~p9参照)。 ところで在宅医療連携は、都市の規模や立地条件によって内容が大きく変わって・・・
-
2013年10月04日(金)
[医療提供体制] 東京都の医療提供体制、病院・診療所とも前年に比べ減少
- 東京都は10月4日に、「東京都の医療施設」結果の概要を発表した。 これは、厚生労働省が平成24年11月に発表した「平成23年医療施設(静態・動態)調査・病院報告の結果」をもとに、東京都分を集計したもの。 まず施設の状況を見てみよう。 平成23年の東京都の病院は643施設で、前年に比べて4施設減少している。昭和56年の757施設をピークに、減少傾向にある(p1参照)。 一方、一般診療所は1万2612施設で、前年に比べて7・・・
-
2011年12月02日(金)
[診療報酬] 次期改定率、入院と外来にあらかじめ配分しないことを要望
-
日本医師会は12月2日の定例記者会見で、平成24年度予算編成に対する見解を明らかにした。これは、財務省が11月28日に開催した、財政制度等審議会の財政制度分科会に日医が提示した資料に加筆したもの。
日本の地域医療の再生について、医療経済実態調査から分析を行っている。それによると、「一般病院(医療法人)や診療所では損益率(利益率)がやや改善。しかし、国公立病院や精神科病院は依然として赤字」「一般病院(医療・・・
-
2011年07月20日(水)
[医療提供体制] 病院と診療所の役割分担や、外来機能のあり方を議論
-
厚生労働省が7月20日に開催した、社会保障審議会の医療部会で配付された資料。この日も前回会合に引き続き、医療提供体制のあり方について、中でも(1)診療所の状況(p4~p49参照)(2)有床診療所(p50~p59参照)(3)従事者(p60~p76参照)―の3つのテーマに沿った議論を行った。
医療提供体制の確保に関する基本方針(平成19年厚生労働省告示第70号)では、医療連携体制の構築について触れている。そこでは、診療所・・・
-
2010年10月29日(金)
[医療施設] 病院、診療所ともに減少、平均在院日数は短縮傾向 東京都
-
東京都は10月29日に、「平成20年医療施設(静態・動態)調査・病院報告」の結果をもとに、東京都分を集計し公表した。それによると、「病院数、一般診療所数、歯科診療所数は減少」「病院での1日平均患者数は在院、外来とも減少」していることなどがわかった。
病院数は648施設で、前年より2施設減少。医科診療所は1万2572施設で、69施設減少。歯科診療所は1万529施設で、22施設の減少となっている。病院は昭和56年をピークに・・・
-
2009年06月10日(水)
東京都の医療施設、病院での一日平均患者数は在院、外来とも減少 東京都
-
東京都は6月5日に、平成19年医療施設(動態)調査・病院報告結果報告書をもとに、東京都分を集計した、「東京都の医療施設」(p10~p110参照)を公表した。
結果集計から、「診療所数は、一般、歯科とも増加しているが、病院数は減少。病院での一日平均患者数は在院、外来とも減少傾向」と分析している。また、病院数は8施設減少して650施設、一般診療所数は、183施設増加して1万2641施設、と報告している。診療科目別にみた・・・
-
2009年01月29日(木)
病院の療養病床、525床増加し34万床台を回復 医療施設動態調査
-
厚生労働省は1月29日に平成20年10月末の「医療施設動態調査」を公表した。平成20年10月末時点の病院の療養病床は、前月に比べ525床増えて34万480床となった。一般病床は、前月より139床減り90万9255床となった。
また、病院数は前月より1施設増加して8796施設、このうち療養病床を持つ病院は4075施設で、前月から変化はなかった。一般診療所数は9万9673施設で、前月より全体で95施設増加しており、そのうち無床診療所は132施設・・・
-
2008年12月15日(月)
病院の療養病床、34万床を下回る 医療施設動態調査
-
厚生労働省は12月15日に平成20年9月末の「医療施設動態調査」を公表した。平成20年9月末時点の病院の療養病床は、前月に比べ46床減って33万9955床となった。一般病床も、前月より792床減り90万9394床となった。
また、病院数は前月より3施設減少して8795施設、このうち療養病床を持つ病院は4075施設で、先月より2施設減少した。一般診療所数は9万9578施設で、前月より全体で19施設増加しており、そのうち無床診療所は71施設増・・・
-
2008年11月13日(木)
病院の療養病床約34万床、一般病床約91万床に 医療施設動態調査
-
厚生労働省は11月13日に平成20年8月末の「医療施設動態調査」を公表した。平成20年8月末時点の病院の療養病床は、前月に比べ170床減って34万1床となった。一般病床も、前月より15床減り91万186床となった。
また、病院数は前月より3施設減少して8798施設、このうち療養病床を持つ病院は4077施設で、先月より4施設減少した。一般診療所数は9万9559施設で、前月より全体で19施設減少しており、そのうち無床診療所は23施設増加し・・・
-
2008年10月15日(水)
平成20年7月末の病院数は8801施設、病床数の減少続く 医療施設動態調査
-
厚生労働省は10月15日に平成20年7月末の「医療施設動態調査」を公表した。平成20年7月末時点の病院の療養病床は、前月に比べ600床減って34万171床となった。一般病床も、前月より259床減り91万201床となった。
また、病院数は前月より6施設減少して8801施設、このうち療養病床を持つ病院は4081施設で、先月より3施設減少した。一般診療所数は9万9578施設で、前月より全体で10施設増加しており、そのうち無床診療所は63施設増加・・・
-
2008年09月18日(木)
病院のベッド数、いずれの病床類型も減少 医療施設動態調査
-
厚生労働省は9月18日に平成20年6月末の「医療施設動態調査」を公表した。平成20年6月末時点の病院の療養病床は、前月に比べ429床減って34万771床となった。一般病床も、前月より210床減り91万380床となった。
また、病院数は前月より6施設減少して8807施設、このうち療養病床を持つ病院は4084施設で、先月より8施設減少した。一般診療所数は9万9581施設で、前月より全体で52施設増加しており、そのうち無床診療所は85施設増加・・・
-
2008年08月20日(水)
一般診療所数、9万5000件超える 医療施設動態調査
-
厚生労働省は8月20日に平成20年5月末の「医療施設動態調査」を公表した。平成20年5月末時点の病院の療養病床は、前月に比べ130床増えて34万1200床となった。一般病床は、前月より336床増加し91万599床となった。
また、病院数は前月より2施設減少して8813施設、このうち療養病床を持つ病院は4092施設で、先月より4施設減少した。一般診療所数は9万 9529施設で、前月より全体で70施設増加しており、そのうち無床診療所は118施設・・・
-
2008年07月22日(火)
有床診療所、病院のいずれの病床類型も減少傾向 医療施設動態調査
-
厚生労働省は7月22日に平成20年4月末の「医療施設動態調査」を公表した。平成20年4月末時点の病院の療養病床は、前月に比べ1403床減って34万1070床となった。一般病床は、前月より798床減少し91万263床となった。
また、病院数は前月より17施設減少して8815施設、このうち療養病床を持つ病院は4096施設で、先月より22施設減少した。一般診療所数は9万9459施設で、前月より全体で4施設減少しており、そのうち無床診療所は67施設・・・
-
2008年06月17日(火)
一般診療所、有床は減少に対し無床は増加の傾向続く 医療施設動態調査
-
厚生労働省は6月17日に平成20年3月末の「医療施設動態調査」を公表した。平成20年3月末時点の病院の療養病床は、前月に比べ48床減って34万2473床となった。一般病床は、前月より782床減少し91万1061床となった。
また、病院数は前月より6施設減少して8832施設、このうち療養病床を持つ病院は4118施設で、先月より3施設減少した。一般診療所数は9万9455施設で、前月より全体で42施設減少しており、そのうち無床診療所は28施設増・・・
-
2008年05月20日(火)
病院の療養病床、平成20年2月末で約34万床 医療施設動態調査
-
厚生労働省は5月20日に平成20年2月末の「医療施設動態調査」を公表した。平成20年2月末時点の病院の療養病床は、前月に比べ302床減って34万2521床となった。一般病床は、前月より106床減少し91万1843床となった。
また、病院数は前月より4施設減少して8838施設、このうち療養病床を持つ病院は4121施設で、先月より2施設減少した。一般診療所数は9万9497施設で、前月より4施設増加している(p1参照)。
-
2008年05月07日(水)
東京都の一般診療所数は増加、病院数は減少
-
東京都は5月7日に、厚生労働省がまとめた「平成18年 医療施設(動態)調査」と「病院報告」の結果をもとに、東京都分を集計したものを公表した(p2~p24参照)。
診療所数は一般、歯科ともに増加しているが、病院数は減少したと報告している。また、病院での一日平均の患者数は、在院、外来ともに減少傾向となっている(p1参照)。
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。