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薬-1○関係業界からの意見聴取について (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00065.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第203回 7/5)《厚生労働省》 |
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外用製剤協議会
11.
消炎鎮痛を目的とした医療用のパップ剤・
テープ剤(以下、「局所性経皮吸収型鎮痛剤」)
の保険給付の堅持を要請する
• 局所性経皮吸収型鎮痛剤は、高齢者を中心とした多くの患者に処方さ
れており、痛みや炎症への効能・効果に対し、科学的なエビデンスが得ら
れているだけでなく、患者の生活の質(QOL)を向上させ、「健康寿命」
の延伸にも貢献している。
3
2
2.
長期収載品の薬価制度等の見直しに当たっては
製剤特性を踏まえて患者の立場にたった丁寧な
議論を要請する
• 局所性経皮吸収型鎮痛剤が一定の付着性を有すること(付着性)や、
使用時に違和感がなく継続貼付できること(使用感)は、皮膚から薬を
吸収させる医薬品として期待される有効性・安全性を確保するための基本
的な性能であり、製剤的な特性である。
・ 局所性経皮吸収型鎮痛剤については、基本性能を満たす長期収載品が
処方されるため、後発品に置き換えが進まないという実態がある。
・ そのような実態を踏まえ、単に後発品への置き換えが進まないことを理由に
追加の薬価引き下げや患者負担の見直しが行われることがないよう強く
求める。製剤特性を十分に考慮し、「患者の治療を受ける権利」を考慮
した丁寧な議論を要請する。
4
局所性経皮吸収型鎮痛剤を
「基礎的医薬品」としていただきたい
• 局所性経皮吸収型鎮痛剤の3剤(インドメタシ
ン、ケトプロフェン、フルルビプロフェン)は、昭和
63年に薬価収載されて以来、25年以上にわた
り医療現場で使用されており、有効性・安全性
プロファイルが明確であり、かつ現在もなお医療
上の必要性が高く評価されている。
• 医薬品産業ビジョン2021では、ワクチン、輸液、
血液製剤、生薬・漢方製剤、外用製剤は、い
わゆる「ベーシックドラッグ」として位置づけられ、
安定供給が求められていることを踏まえ、「基礎
的医薬品」としていただきたい。
貼付剤の最低薬価の引き上げ
を要請する
• 2018年の薬価改定時に貼付剤の最低薬
価が設定されたが、売上の減少に加えて原
材料費・輸送費の高騰を受け、最低薬価設
定時よりも原価率は上がっており、特に原材
料費比率の高い局所性経皮吸収型鎮痛剤
は多大な影響を受けることから、新たな設備
投資はもとより現状の設備の維持さえも困難
になり、ひいては市場への継続的な供給が危
ぶまれる状況となっている。
• また、現在見なし最低薬価となっている品目
についてはさらに影響が大きくなることから、最
低薬価までの薬価引き上げを併せて要請す
る。
5
塗布剤の最低薬価設定を
要請する
• 現在、最低薬価はほとんどの剤形に設定され
ているが、「皮膚などに適応する製剤(塗布
剤)」には設定されていない。塗布剤の市場
規模(数量ベース)は大きくないが軟膏類、液
剤、スプレー剤等多種類剤形が含まれ、これ
らの中には採算面で厳しい状況に置かれてい
る品目が多数ある。一例として副腎皮質ホル
モン剤については原価率の高い薬剤を配合し
ているが、度重なる薬価改定により経口剤の
最低薬価よりも低い薬価に置かれる状況と
なっている。
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11.
消炎鎮痛を目的とした医療用のパップ剤・
テープ剤(以下、「局所性経皮吸収型鎮痛剤」)
の保険給付の堅持を要請する
• 局所性経皮吸収型鎮痛剤は、高齢者を中心とした多くの患者に処方さ
れており、痛みや炎症への効能・効果に対し、科学的なエビデンスが得ら
れているだけでなく、患者の生活の質(QOL)を向上させ、「健康寿命」
の延伸にも貢献している。
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2.
長期収載品の薬価制度等の見直しに当たっては
製剤特性を踏まえて患者の立場にたった丁寧な
議論を要請する
• 局所性経皮吸収型鎮痛剤が一定の付着性を有すること(付着性)や、
使用時に違和感がなく継続貼付できること(使用感)は、皮膚から薬を
吸収させる医薬品として期待される有効性・安全性を確保するための基本
的な性能であり、製剤的な特性である。
・ 局所性経皮吸収型鎮痛剤については、基本性能を満たす長期収載品が
処方されるため、後発品に置き換えが進まないという実態がある。
・ そのような実態を踏まえ、単に後発品への置き換えが進まないことを理由に
追加の薬価引き下げや患者負担の見直しが行われることがないよう強く
求める。製剤特性を十分に考慮し、「患者の治療を受ける権利」を考慮
した丁寧な議論を要請する。
4
局所性経皮吸収型鎮痛剤を
「基礎的医薬品」としていただきたい
• 局所性経皮吸収型鎮痛剤の3剤(インドメタシ
ン、ケトプロフェン、フルルビプロフェン)は、昭和
63年に薬価収載されて以来、25年以上にわた
り医療現場で使用されており、有効性・安全性
プロファイルが明確であり、かつ現在もなお医療
上の必要性が高く評価されている。
• 医薬品産業ビジョン2021では、ワクチン、輸液、
血液製剤、生薬・漢方製剤、外用製剤は、い
わゆる「ベーシックドラッグ」として位置づけられ、
安定供給が求められていることを踏まえ、「基礎
的医薬品」としていただきたい。
貼付剤の最低薬価の引き上げ
を要請する
• 2018年の薬価改定時に貼付剤の最低薬
価が設定されたが、売上の減少に加えて原
材料費・輸送費の高騰を受け、最低薬価設
定時よりも原価率は上がっており、特に原材
料費比率の高い局所性経皮吸収型鎮痛剤
は多大な影響を受けることから、新たな設備
投資はもとより現状の設備の維持さえも困難
になり、ひいては市場への継続的な供給が危
ぶまれる状況となっている。
• また、現在見なし最低薬価となっている品目
についてはさらに影響が大きくなることから、最
低薬価までの薬価引き上げを併せて要請す
る。
5
塗布剤の最低薬価設定を
要請する
• 現在、最低薬価はほとんどの剤形に設定され
ているが、「皮膚などに適応する製剤(塗布
剤)」には設定されていない。塗布剤の市場
規模(数量ベース)は大きくないが軟膏類、液
剤、スプレー剤等多種類剤形が含まれ、これ
らの中には採算面で厳しい状況に置かれてい
る品目が多数ある。一例として副腎皮質ホル
モン剤については原価率の高い薬剤を配合し
ているが、度重なる薬価改定により経口剤の
最低薬価よりも低い薬価に置かれる状況と
なっている。
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