よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2:看護師等(看護職員)を巡る状況に関する追加資料 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33854.html
出典情報 医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師等確保基本指針検討部会(第2回 7/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

看護業務効率化先進事例収集・周知事業

看護業務の効率化先進事例アワード2019

小規模病院における看護クラーク科の立ち上げ・看護クラークの一元管理による看護師負担軽減【医療法人社団協友会メディカルトピア草加病院】

課題

・クラークが看護部の各部署に所属していたため、看護師長が看護師・看護補助者・クラークすべての管理をしていた。
・外来看護師は、事務業務や物品補充など、本来業務以外の業務も担っていた。
・手術室看護師は、手術件数が増加する中、手術室全般の事務業務を担っていた。

取り組み内容
①クラーク科の立ち上げ
・看護部直下の指揮命令系統としてクラーク科の立ち上げ。
・クラーク業務管理を各部署の看護責任者(師長)から
クラーク科所属長に移行。
②業務の見直し・マニュアル整備
「クラーク部会」の開催(月1回会議)
*業務洗い出し(移譲可能な業務を移譲)
*マニュアル作成(業務手順書)
③体制強化
*全4部署の業務を担当できるクラークを3名づつ育成
*各クラークが4部署中、2部署の業務を担当できるよう育成

成果・効果

【手術看護科常駐】

【小児科予防接種予約対応】

週35時間(1日7時間×週5日)看護師の業務負担軽減

1日50分程度(1回5~10分×10件)看護師の業務負担軽減
看護師残業時間
看護師は患者のケア・アセスメントに時間を充てられる

月平均16時間→9時間 7時間削減

※手術件数(2019年4-11月) 前年度比102件増加
※整形外科手術2018年度年間18件→2019年度11月末までで45件

「令和元年度厚生労働省補助事業

看護業務効率化先進事例収集・周知事業

報告書」より厚生労働省医政局看護課にて作成

21