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ヒアリング資料2 全国身体障害者施設協議会 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34279.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第31回 7/25)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
(2)障害の進行、重度・重複化への対応 <視点1、2、4>
意見4:夜間看護体制加算の確実な取得に向けた要件見直し
【意見・提案を行う背景、論拠】
本会会員施設では、医療的ケアを必要とする多くの利用者が24時間365日生活しており、すべての時間帯において
看護職員の配置が必要不可欠な状況です。
夜間の時間帯に毎日、看護職員を配置することは容易ではなく、配置するためには日中配置人数の約3倍の看護職
員を確保することが必要です。特に、会員の半数以上を占める定員60人未満の施設での取得率は6.1%と、定員60人
以上の施設の20.4%と比べて一段と低く、現行の報酬単価では実現が難しい状況です。

【意見・提案の内容】
医療的なケアを必要とする利用者が安心・安全に夜間を過ごすことができるよう、夜間看護職員体制加算の単価の
引き上げをお願いしたい。

【データ】
・利用者の状態
データ:医療的ケアの実施状況(複数回答あり) (7ページ参照)
⇒判定スコアが最も高い「人工呼吸器の管理(10点)」が必要な方は56施設(会員の約10%)に103人。
⇒判定スコアが8点の「経管栄養(経鼻胃管、胃瘻、経鼻腸管、経胃瘻腸管、腸瘻、食道瘻)」は360施設(会
員の約70%)に2,201人、「吸引(口鼻腔、気管内吸引)」は289施設(会員の約60%)に1,357人。
・看護職員の配置状況
データ①:看護職員の夜勤配置状況
⇒夜勤に看護職員を配置している施設は59施設。
データ②:加算の取得状況
⇒会員の半数以上を占める定員60人未満の施設での取得率は6.1%(定員60人以上の施設は20.4%)。

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