よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


ヒアリング資料2 全国身体障害者施設協議会 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34279.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第31回 7/25)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
(2)障害の進行、重度・重複化への対応 <視点1、2、4>
意見5:ケアの質を確保し高めるための人材確保・育成・定着施策の財源確保
【意見・提案を行う背景、論拠】
本会会員施設では、障害の重度化・高齢化、医療的ケアが必要な利用者が増加するなか、施設では多職種がそれ
ぞれの専門性を発揮し、適切な支援を実施しています。
令和3年度報酬改定では、「福祉・介護職員等特定処遇改善加算」の配分ルールが緩和されましたが、制度設計上、
対象サービスおよび対象職種が限られており、報酬を配分できる職員が限定的な状況です。そのようななかで、施設
において地域支援を担う相談支援専門員の役割は大きく、知識と経験の豊富な職員を配置している実態があります。
また、他産業の賃金引き上げ(春闘2023の賃上げ3.9%)に対応できるような処遇改善加算のさらなる拡充も必要です。

【意見・提案の内容】
施設で働くすべての職員の処遇改善が図られるとともに、適切な福祉人材を確保・育成・定着することができるよう、
必要な財源確保をお願いしたい。
また、申請や実績報告の簡略化等の事務の簡素化と、将来的には特定処遇改善加算と福祉・介護職員等ベース
アップ等支援加算の一本化を検討していただきたい。

【データ】
・利用者の状態
データ:利用者の疾患(複数回答あり)(6ページ参照)
データ:医療的ケアの実施状況(複数回答あり)(7ページ参照)
データ:実利用者数(現員)の障害支援区分、年齢階級の状況(10ページ参照)
・通院対応の実態
データ:通院に対応する職員の状況(10ページ参照)
・職員の配置状況等
データ①:職員配置の状況(常勤換算後)
⇒施設では多職種がそれぞれの専門性を発揮し、適切な支援を実施している。
データ②:地域移行、施設退所の状況(令和3年10月1日~令和4年9月30日)
⇒在宅生活(97人)やグループホーム(68人)への移行に向けた支援にも取り組んでいる。

16