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資料2 これまでの議論を踏まえた福祉用具貸与・販売種目のあり方 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34873.html
出典情報 介護保険制度における福祉用具貸与・販売種目のあり方検討会(第8回 8/28)《厚生労働省》
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現状と課題を踏まえた対応方針案(1)
対応方針案

※赤字:前回検討会のご意見を踏まえ追記・修正した箇所

①「事故報告様式案」及び「利用安全の手引き」の活用の促進


令和3年度「介護保険における福祉用具の利用安全を推進するための調査研究事業」で作成した「福祉用具貸与事業所向けの事故
報告様式案」について、市町村及び福祉用具貸与事業所等に対し周知を行う。事故報告の様式・書式が異なる、または様式・書式を
定めていない市区町村や福祉用具貸与事業所における活用を促し、事故情報の収集に係る体制整備を図る。



令和4年度「介護保険における福祉用具の利用安全及びサービスの質の向上に資する事業所の体制を強化するための調査研究事
業」で作成した「福祉用具の利用安全のための福祉用具貸与事業所の体制・多職種連携を強化するための手引き」について、市区町
村及び福祉用具貸与事業所に対し周知を行う。「事故及びヒヤリ・ハット防止に向けた対応フロー図」や「事故及びヒヤリ・ハット
の定義の例」等を紹介している当該手引きを福祉用具貸与事業所で活用することを促し、事故防止に向けた更なる体制整備を図る。

②「福祉用具・介護ロボット実用化支援等一式(委託事業)」を活用した事故及びヒヤリ・ハット情報の共有及び
安全利用に向けた取組の促進


福祉用具に関する事故及びヒヤリ・ハットの情報や安全利用に向けた取組等をメーカーを含む福祉用具の業界全体に対して効果的
に発信するため、「福祉用具等の安全利用に関する検討委員会」の下に設置した事例検討部会における取組内容のフィードバック等
を中心にインターネット上で公表していくこと等を検討する。

○ また、委託事業における「試作介護機器へのアドバイス支援事業」等を通じて、開発中又は上市して間もない介護機器について、
安全利用に資する機能等の検討・アドバイスを行い、安全機能を有する機器開発の促進を図る。

③全国課長会議等における消費生活用製品安全法に基づく重大事故報告の周知徹底


消費者庁から公表されている消費生活用製品の重大製品事故のうち、福祉用具に係る事故については、都道府県・指定都市・中核
市を通じて、市町村及び福祉用具貸与事業所等に対し、随時周知を行っているが、当該内容について、例年3月に開催されている全
国課長会議等の場において、改めての周知徹底を行い、重大事故情報の共有を通じた福祉用具の安全利用の促進を図る。

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