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入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討状況について検討結果(中間とりまとめ)(案) 入-1参考4 (128 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00209.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第7回 9/14)《厚生労働省》
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急性期における休日リハビリテーションについて

診調組 入-1
5 . 9 . 6

○ 急性期における休日リハビリテーションの有効性は以下のとおり示されている。
○ 一方、一次脳卒中センターの24%において土日にリハビリが提供されていない実態がある。

○ 急性期の脳卒中患者に対し休日リハが提供 ○ 一次脳卒中センターのうち休日リハを提供
しているのは32%、土曜はリハを提供してい
されることにより、退院時に機能的に自立する
割合が高く、リハ開始までの日数は短くなる。
るのは44%、土日・休日にはリハを提供して
出典:Kinoshtia S. Arch Phys Med Rehabil 2017; 98: 701-6.
いないのは24%であった。
出典:角田亘他. 脳卒中45巻2号 Page111-119(2023.03)

退院時Modified Rankin Scale 0-2(※)の割合
(%)

※少なくとも日常生活は自立

43.4

45
40

P=.002

一次脳卒中センター
959施設に対するア
ンケート調査結果(有
効回答数595施設)。

37.6

35

24%

休日リハ提供あり

32%

土曜リハ提供あり
休日・土曜リハ提供なし

44%

30
休日リハ群(N=1075)

非休日リハ群(N=1997)

○ 急性期の大腿骨頸部骨折患者に対し休日リ
ハが提供されることにより、運動FIM効率が
高くなり、在院日数が短くなる。

○ ICUの人工呼吸器管理患者に対し休日リハ
が提供されることにより、端座位達成率が高
くなり、ICU退室が早まった。

出典:Hasebe K. Geriatr Gerontol Int 2018;18:1143-6.

2

運動FIM効率
(運動FIM利得/LOS)

1.08
1

0

P<.001

休日リハ群(N=369)

0.73

非休日リハ群(N=150)

(日)

出典:森田ら.日集中医誌.2020;27:395-402.

在院日数(LOS)

50

100
50

0

端座位達成率
(%)

32.71 P<.001

54.14

P<.001

20
28.3
10

25
0

休日リハ群(N=369) 非休日リハ群(N=150)

41

ICU在院日数

0
休日リハ群(N=100) 非休日リハ群(N=106)

8

10

休日リハ群(N=100) 非休日リハ群(N=106)
文献データを元に医療課で作図

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