よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料3】口腔・栄養 (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35162.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第224回 9/15)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

現状と課題
<現状と課題>
◼ 介護保険施設において歯科衛生士の配置は7-14%程度と少なかった。
◼ 令和3年介護報酬改定において、口腔衛生の管理体制が基本サービスとなったことにより、介護職員と歯科衛生士
の相談や助言が増加したが、利用者毎に評価した場合、介護保険施設において口腔衛生管理加算の対象であるが実
施されていない利用者の割合は27.2%であり、一部の利用者は歯科専門職の介入が必要な状態であっても、介入さ
れていない状況であった。
◼ 口腔や栄養に問題がある利用者がいる通所サービス事業所は、口腔では60%以上、栄養では40%以上であった。
◼ 令和3年介護報酬改定において新設した口腔・栄養スクリーニングを算定した事業所では「利用者の誤嚥性肺炎の
予防」について算定してよかったと実感するとの回答が多かった。
◼ 医療機関および介護保険施設において特別な栄養管理が必要な者は多く、きめ細やかな栄養管理や多職種連携の強
化を推進するための更なる体制整備が求められる。
◼ 入所時等に速やかに必要栄養量等を把握し、適切な食事提供等の栄養管理が行えるよう、介護保険施設と医療機関
等との連携が重要である。
◼ 再入所時栄養連携加算の算定率は新設当初から伸びておらず、低調である。
◼ リハビリテーション・個別機能訓練、栄養管理、口腔管理に関わる実施計画書(一体的計画書)の活用率は27.2%
と低く、リハビリテーション・口腔・栄養の一体的取組を更に推進していく必要がある。

59