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新型コロナウイルス感染症の令和5年10月以降の医療提供体制の移行及び公費支援の具体的内容について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症の令和5年10月以降の医療提供体制の移行及び公費支援の具体的内容について(9/15付 事務連絡)《厚生労働省》
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・「移行基準」:「段階」の切替えのタイミング
・「最大在院者数」:オミクロン株による感染拡大時のピークの在院者数
(位置づけ変更前の、いわゆる「第7波」又は「第8波」のいずれかの
最大在院者数)

「即応病床数(上限目安)」
:新型コロナ患者の受入れ需要があれば、即
時患者受入れを行うことが可能な病床数(その後、実際に対象となる患
者を受け入れた場合の数を含む。)


それぞれの段階の移行基準にかかわらず、その地域の感染拡大のトレ
ンドや近隣県・全国の感染動向を注視しておくことが望ましい。



感染拡大局面では、G-MIS の日次調査等のデータやクラスターの発生状
況など日々の在院者数の動向も参考に、場合によっては段階を飛び越し
て対応することも想定されるので、その場合には厚生労働省に相談して
いただきたい。



感染縮小局面においては、移行基準を下回り、一つ下の「段階」に向け
て、即応病床を減らしていく際に、医療従事者のシフト等の状況を勘案し
て柔軟な対応ができる運用とする。
また、感染縮小局面では、感染の再拡大を見極めるために一定程度の病
床確保を継続しておく必要がある一方で、段階の切替えの基準となる在
院者数のデータについては遅れて判明するケースが生じることも見込ま
れること等を踏まえ、各都道府県に病床確保に関する円滑な体制の移行
を促すことを考慮して、段階1から段階0への移行に関しては、最大在院
者数の3分の1に満たない水準に達した後、1週間以内に段階0に移行
することを可能とする。



移行基準については、過去の感染拡大の状況を踏まえ、最大在院者数に
達するまでの期間を、段階1については約6週間、段階2については約4
週間、段階3については約2週間と見込み、設定したものであるが、想定
を超える感染拡大時において、これによらず、即応病床を確保する必要が
生じた場合は、事前に厚生労働省に相談いただきたい。



この見直しに際して、これまでも次のような諸条件について書面で確
認いただいているところ、今般の重点化に際し、病院長会議の場や地域の

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