入-3参考5入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討結果(とりまとめ)(案) (143 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00217.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第10回 10/12)《厚生労働省》 |
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○ 令和4年度における「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」であって傷病名が心不全の患者では、NYHA分類Ⅰ度の割合が減
少しており、加算1で2.8%、加算2で4.5%の患者がNYHA分類Ⅰ度の状態だった。
救急医療管理加算を算定する患者のうち「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」
であって、傷病名が心不全の患者におけるNYHA分類の分布
50.0%
44.6%43.9%
45.0%
38.8%39.6%
40.0%
45.1%
43.7%
40.5%
35.2%
35.0%
28.5%
25.4%
30.0%
26.3%
25.0%
22.0%
18.9%
20.0%
14.4%
12.5%
15.0%
10.0%
5.0%
5.3%
3.0% 2.8%
4.9% 4.5%
0.0%
Ⅰ度
Ⅱ度
加算1 H30
加算1 R2
Ⅲ度
加算1 R4
加算2 R2
Ⅳ度
加算2 R4
※ 平成30年度及び令和2年度は入院時の分類、令和4年度は救急受診時、治療室又は病棟入室時のうち最も重い分類による。
(参考) NYHA心機能分類
急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改定版)より抜粋
Ⅰ
心疾患はあるが身体活動に制限はない。日常的な身体活動では著
しい疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じない。
Ⅱ
軽度ないし中等度の身体活動の制限がある。安静時には無症状。日
常的な身体活動で疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。
Ⅲ
高度な身体活動の制限がある。安静時には無症状。日常的な身体
活動以下の労作で、疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。
Ⅳ
心疾患のためいかなる身体活動も制限される。心不全症状や狭心痛
が安静時にも存在する。わずかな労作でこれらの症状は増悪する。
出典:DPCデータ(各年度4月~3月) ※R2とR4においては、新型コロナにより入院した患者を除く。
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