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入-3参考5入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討結果(とりまとめ)(案) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00217.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第10回 10/12)《厚生労働省》
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医療資源の少ない地域でのヒアリング結果③

診調組 入-1
5 . 9 . 2 9

設問

医療機関の主な意見等

医療資源の少ない地域
に係る診療報酬項目に
ついて

・ 専従の要件を満たす医療従事者の確保が困難である。
・ 連携を要件としている加算はそもそも周辺に連携のとれる医療機関が少なく、
要件を満たすのが困難。
○ 入退院支援加算
・ 入退院支援部門に配置する人材の確保が困難。
・ 家族が遠方にいると退院支援計画書の同意がもらえない場合がある。
○ 処置の休日加算1、時間外加算1及び深夜加算1
・ 当直日数の基準を満たすのが困難。
○ 手術の休日加算1、時間外加算1及び深夜加算1
・ 全身麻酔の手術件数の要件を満たせない。
○ 遠隔画像診断
・ ソフト・ハード共に費用負担が大きい。
○ 医師事務作業補助体制加算
・ 業務負荷の軽減に寄与しているが、医師の減少の負担の増加の方が大きい。
○ 超急性期脳卒中加算
・ 対応できる医師を確保できず、施設基準が満たせない。

その他

○ コロナの影響で講習会やカンファレンスのオンラインでの開催が増えたことで、
移動時間も減り、業務の負担が軽減された。
○ 地域に急性期の病院がなく、自院で急性期の患者を多く受け入れているので、
宿日直許可の取得が困難。
○ 医療従事者の人材不足や患者の減少もあり、医療機関の努力で採算を合わ
せることに限界が来ている。

出典:令和5年度入院・外来医療等における実態調査(ヒアリング)

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