入-3参考5入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討結果(とりまとめ)(案) (85 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00217.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第10回 10/12)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
診調組 入-1
5 . 9 . 6
○ 急性期における休日リハビリテーションの有効性は以下のとおり示されている。
○ 一方、一次脳卒中センターの24%において土日にリハビリが提供されていない実態がある。
○ 急性期の脳卒中患者に対し休日リハが提供 ○ 一次脳卒中センターのうち休日リハを提供
しているのは32%、土曜はリハを提供してい
されることにより、退院時に機能的に自立する
割合が高く、リハ開始までの日数は短くなる。
るのは44%、土日・休日にはリハを提供して
出典:Kinoshtia S. Arch Phys Med Rehabil 2017; 98: 701-6.
いないのは24%であった。
出典:角田亘他. 脳卒中45巻2号 Page111-119(2023.03)
退院時Modified Rankin Scale 0-2(※)の割合
(%)
※少なくとも日常生活は自立
43.4
45
40
P=.002
一次脳卒中センター
959施設に対するア
ンケート調査結果(有
効回答数595施設)。
37.6
35
24%
休日リハ提供あり
32%
土曜リハ提供あり
休日・土曜リハ提供なし
44%
30
休日リハ群(N=1075)
非休日リハ群(N=1997)
○ 急性期の大腿骨頸部骨折患者に対し休日リ
ハが提供されることにより、運動FIM効率が
高くなり、在院日数が短くなる。
○ ICUの人工呼吸器管理患者に対し休日リハ
が提供されることにより、端座位達成率が高
くなり、ICU退室が早まった。
出典:Hasebe K. Geriatr Gerontol Int 2018;18:1143-6.
2
運動FIM効率
(運動FIM利得/LOS)
1.08
1
0
P<.001
休日リハ群(N=369)
0.73
非休日リハ群(N=150)
(日)
出典:森田ら.日集中医誌.2020;27:395-402.
在院日数(LOS)
50
100
50
0
端座位達成率
(%)
32.71 P<.001
54.14
P<.001
20
28.3
10
25
0
休日リハ群(N=369) 非休日リハ群(N=150)
41
ICU在院日数
0
休日リハ群(N=100) 非休日リハ群(N=106)
8
10
休日リハ群(N=100) 非休日リハ群(N=106)
文献データを元に医療課で作図
85