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別紙2及び会議後指摘事項に対する回答 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24171.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第130回 3/10)《厚生労働省》
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配慮」に追加して新規に 17.4.2 独立データモニタリング委員会の設置として以下の様に記載いたしまし
た。③に係る記載につきましても、本検討における有効性の回答は研究計画書で当初想定していた解
析(2 群間の検定)の枠外で条件付確率に基づき行うため「中間解析」としてではなく、独立データモニタ
リング委員会に於ける対応として記載いたしました。
検討時期

検討事項

各群に初期的な 3 例が登録され時点

・研究計画書 6.2.2 安全性評価項目

目標症例数の半数(9 例)、3/4(13 例)が

・研究計画書 6.1 主要評価項目

登録された時点
該当事例が発症時随時

・研究計画書 6.2.2 安全性評価項目 2)~8)
・主要評価項目に係る第三者判定の結果と、実際の
治療との齟齬

半年毎

・主要評価項目に係る第三者判定の結果と、実際の
治療との一致度
・研究計画書 6.2.2 安全性評価項目 2)~8)

随時

・研究責任医師からの審議依頼

5.(照会回答 5-2 に関連して)
失明が危惧される際に手術がなされることは当然と理解するが、ベバシズマブを投与していたた
めに通常に比して手術の難易度が高まる、あるいは、手術の成績に影響が生じるようであれば、試
験治療のリスクの一つになり得る。最終的には本試験結果を踏まえて検討する事にはなるが、現時
点でそのようなリスクがほとんど無いと言える状況であるのか否か、申請医療機関の見解をご提示
頂きたい。なお、試験の実施方法としては、手術が行われた場合にはその情報を取得し、問題が生
じていないかの確認を行うことになるため、CRF ないしは様式を用意する必要があると考える。
【回答】
ご指摘をいただきありがとうございます。添付文書上の副作用である創傷治癒遅延が手術に及ぼす
影響については、最終的な判断についてはご指摘のとおり、本試験結果を踏まえて検討する事となりま
すが、ベバシズマブは未熟児網膜症に対する長期間の豊富な使用経験のなかで、これまでに創傷治癒
が問題となった症例の報告がないことから、現時点ではご指摘のような創傷治癒遅延に関連する問題
が生じるリスクは低いと考えております。また、私共の自験例でも、未熟児網膜症に対してベバシズマブ
を投与し、その後手術加療を要した症例経験はございません。
しかしながら、ご指摘のように、仮にベバシズマブが使用された症例で手術加療が行われた場合は、
創傷治癒遅延に関連する合併症の確認は必要と考えますので、情報収集が可能となるよう CRF に手術
加療が行われた場合に術後創傷治癒遅延の項目を追加し、試験実施計画書にも記載整備いたしました。
6.(照会回答 5-3 に関連して)
③について回答されている内容のうち、9.2 で規定されているのは、研究事務局への報告(つまり、
CRF に記入して提出するとういこと)の規定であり、独立モニタリング委員会への報告基準や、臨床
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