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薬-1○令和6年度薬価改定について (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00077.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第213回 10/27)《厚生労働省》
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有識者検討会報告書 ポイント (関連部分のみ抜粋)

令和5年6月9日 とりまとめ

▍安定供給の確保
【対策の方向性】
少量多品目生産といった後発品産業の構造的課題の解消等
•企業の安定供給等に係る企業情報を可視化。当該情報を踏まえた新規収載や改定時の薬価の在り方を検討
•上市に当たって十分な製造能力等を求める仕組みの構築
•業界再編も視野に、品目数の適正化や適正規模への生産能力強化を進め、少量多品目生産といった構造的課題を解消する観点から薬
価の在り方を検討するとともに、品目数の適正化に併せた製造ラインの増設等への支援などを検討。ロードマップを策定し、集中的
な取組を実施
•製造効率の向上と品質確保の両立が図れるよう、異業種におけるノウハウの活用について検討するとともに、迅速な薬事承認を可能
とする体制の確保や変更手続のあり方を明確化することで、製造効率の向上に向けた企業マインドを醸成することについて検討
•後発品以外も含めた医療上必要性の高い品目の安定供給の確保に向け、薬価の下支え制度の運用改善を検討し、中長期的には、採算
性を維持するための仕組みを検討(その際、企業努力を促す観点や保険財政のバランスを確保する観点を考慮)
•原薬等の共同調達等の取組を促す
•後発品産業のあるべき姿の策定やその実現に向けた議論を行う会議体の新設

後発品産業に関しては、新たに設置した検討会で検討中

▍適切な医薬品流通に向けた取組

医薬品流通に関しては、流改懇で検討中

【対策の方向性】
• まずは、流通関係者全員が医薬品特有の取引慣行や過度な薬価差等の是正を図り、適切な流通取引が行われる環境を整備するため、
医療上の必要性の高い医薬品について、従来の取引とは別枠とするなど、総価取引改善に向け、流通改善ガイドラインを改訂

【引き続き検討すべき課題】
• 購入主体別やカテゴリー別の取引価格の状況や過度な値引き要求等の詳細を調査した上で、海外でクローバックや公定マージンが導
入されていることも踏まえ、流通の改善など、過度な薬価差の偏在の是正策を検討
• 薬剤流通安定のためのものとされている調整幅について、流通コストの状況等を踏まえ、どのような対応を取り得るか検討

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