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○最適使用推進ガイドラインについて 総ー3-1 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00231.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第572回 12/13)《厚生労働省》
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(2)投与施設
① 初回投与~6か月まで
(1)の患者に対して初回投与する際には、以下のア~ウを満たす施設で対応すること。
また、初回投与後 6 か月までは、同施設で投与すること。
ア 初回投与に際して必要な体制


認知症疾患医療センター等の、アルツハイマー病の病態、経過と予後、診断、治
療(参考:認知症疾患診療ガイドライン(日本神経学会監修))を熟知し、ARIA※の
リスクを含む本剤についての十分な知識を有し、認知症疾患の診断及び治療に
精通する医師が本剤に関する治療の責任者として配置され(以下の「(ⅰ)施設に
おける医師の配置」)、かつ、投与に際して必要な検査体制(以下の「(ⅱ)検査体
制」)及びチーム体制(以下の「(ⅲ)チーム体制」)が構築されている医療機関で
あること。


アミロイド関連画像異常。ARIA-H:ARIA による脳微小出血、脳出血、脳表ヘモジデリ
ン沈着、ARIA-E:浮腫/浸出。

(ⅰ)施設における医師の配置
認知症疾患の診断及び治療に精通する医師として、以下のすべてを満たす医師
が本剤に関する治療の責任者として常勤で複数名配置されていること。


アルツハイマー病の診療に関連する以下のいずれかの学会の専門医の認定
を有していること。
・ 日本神経学会
・ 日本老年医学会
・ 日本精神神経学会
・ 日本脳神経外科学会



医師免許取得後 2 年の初期研修を修了した後に、10 年以上の軽度認知障害
の診断、認知症疾患の鑑別診断等の専門医療を主たる業務とした臨床経験
を有していること。



画像所見から ARIA の有無を判断した上で、臨床症状の有無と併せて本剤の
投与継続、中断又は中止を判断し、かつ必要な対応ができる医師であること。



製造販売業者が提供する ARIA に関する MRI 読影の研修を受講していること。



日本認知症学会又は日本老年精神医学会の実施するアルツハイマー病の病
態、診断、本剤の投与対象患者及び治療に関する研修を受講していること。

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