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【参考資料2】令和6年度介護報酬改定に関する審議報告[1.9MB] (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37263.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第238回 1/15)《厚生労働省》
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包括ケアシステムの担い手として、より地域に開かれた拠点となり、認知症対応を
含む様々な機能を発揮することにより、地域の多様な主体とともに利用者を支える
仕組みづくりを促進する観点から、総合マネジメント体制強化加算について、地域
包括ケアの推進と地域共生社会の実現に資する取組を評価する新たな区分を設ける。
なお、現行の加算区分については、新たな加算区分の取組を促進する観点から評
価の見直しを行う。

(3)医療と介護の連携の推進
<在宅における医療ニーズへの対応強化>
①専門性の高い看護師による訪問看護の評価
【訪問看護★、看護小規模多機能型居宅介護】
医療ニーズの高い訪問看護利用者が増える中で、適切かつより質の高い訪問看護
を提供する観点から、専門性の高い看護師が指定訪問看護、指定介護予防訪問看護
及び指定看護小規模多機能型居宅介護の実施に関する計画的な管理を行うことを評
価する新たな加算を設ける。

②患者の状態に応じた在宅薬学管理の推進
【居宅療養管理指導★】
薬剤師が行う居宅療養管理指導について、在宅患者に対して適切な薬物療法を提
供する観点から、以下の見直しを行う。


在宅で医療用麻薬持続注射療法を行っている患者に対して、注入ポンプによ
る麻薬の使用など在宅での療養の状況に応じた薬学的管理及び指導を行うこと
を評価する新たな加算を設ける。



在宅中心静脈栄養法が行われている患者に対して、輸液セットを用いた中心
静脈栄養法用輸液等の薬剤の使用など在宅での療養の状況に応じた薬学的管理
及び指導を行うことを評価する新たな加算を設ける。



心不全や呼吸不全で麻薬注射剤を使用する患者は頻回な訪問が必要となるこ
とから、末期の悪性腫瘍の者及び中心静脈栄養を受けている者と同様に、週に
2回かつ1月に8回を限度として算定することを可能とする。

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