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【参考資料2】令和6年度介護報酬改定に関する審議報告[1.9MB] (62 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37263.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第238回 1/15)《厚生労働省》
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2.自立支援・重度化防止に向けた対応
【リハビリテーション・機能訓練、口腔、栄養の一体的取組】


今回の介護報酬改定において、リハビリテーション・機能訓練、口腔、栄養の
一体的取組を更に推進することとしたが、今回の改定を踏まえ、その取組状況や
効果を把握し、必要な対応について引き続き検討していくべきである。

【リハビリテーションにおけるアウトカム評価の在り方】


生活期のリハビリテーションにおけるアウトカムは、心身機能、活動、参加に
関する能力の改善だけでなく、非悪化や維持についても評価をすべきであるとの
指摘があることから、具体的な評価方法について引き続き検討した上で、LIFE の
活用も含め、報酬上の評価について検討していくべきである。

【診療未実施減算に係る検証】


訪問リハビリテーションにおける診療未実施減算について、今回の介護報酬改
定で事業所外の医師に求められる「適切な研修等」の適用猶予期間を延長すると
ともに、研修の受講状況の確認を義務付けることとしたが、その結果を踏まえつ
つ、事業所医師の診察が困難な理由等について検証し、必要な対応を検討してい
くべきである。

【口腔】


訪問サービスや居宅サービスにおける口腔の連携強化に対する評価の新設につ
いて適切な効果検証等を実施し、介護事業者と歯科医療機関の効果的な連携の在
り方について引き続き検討していくべきである。



運営基準における口腔衛生の管理体制の実施について適切な効果検証等を実施
し、口腔管理に係る歯科専門職を含めた効果的な多職種連携の在り方について引
き続き検討していくべきである。

【介護老人保健施設の在宅復帰・在宅療養支援機能の促進】


介護老人保健施設における在宅復帰・在宅療養支援機能の評価の充実として、
今回の介護報酬改定で入所前後訪問指導割合及び退所前後訪問指導割合に係る基
準の引上げ等を行うこととしたが、取組状況を把握し、在宅復帰・在宅療養支援
機能の促進に向け、引き続き検討していくべきである。

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