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資料2 肝炎対策の国及び各自治体の取組状況について (79 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24446.html
出典情報 肝炎対策推進協議会(第29回 3/18)《厚生労働省》
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肝炎研究10カ年戦略

肝炎治療戦略会議取りまとめ
(戦略期間:平成24年度~令和3年度)

平成28年度
中間見直し

◆肝炎研究の戦略
H20年度~

肝炎研究
7カ年戦略
【目的】 B型肝炎、C型肝炎の治療成績の向上
を目指し、肝炎に関する臨床・基礎・疫学
研究等を推進する。

【中間見直し】
戦略目標(令和3年度まで)

H24年度~

肝炎研究
10カ年戦略
・B型肝炎創薬実用化研究を追記
・抗ウイルス療法に係る新規知見の
追記、修正

H28年度

中間見直し
・インターフェロンフリー治療の登場等
・戦略目標(研究成果目標、治療成績目標)の
追記、修正
・改正した肝炎対策基本指針を反映
特に、B型肝炎、肝硬変の治療
に係る医薬品の開発等に係る研
究を促進

《研究成果目標》 ※研究内容自体のアウトプット(新設)
臨床研究
B型肝炎:ウイルス排除を可能とする治療薬・治療法を開発し、臨床試験・臨床応用につなげる
C型肝炎:薬剤耐性ウイルスに効果のある治療薬・治療法を開発し、臨床試験・臨床応用につなげる
肝硬変 :線維化の改善に資する治療薬・治療法を開発し、臨床試験・臨床応用につなげる
肝がん :肝発がん、再発を予防する治療薬・治療法や予知する検査法・診断法を開発し、臨床試
験・臨床応用につなげる
基礎研究
各領域で基礎研究を推進し、臨床応用に資する成果を獲得する
疫学研究
肝炎総合対策に係る施策の企画、立案に資する基礎データを獲得する
行政研究
肝炎総合対策の推進に資する成果を獲得する
《治療成績目標》 ※研究成果等を踏まえたアウトカム(現状を踏まえた見直し)
(1)抗ウイルス療法による5年後のB型肝炎のHBs抗原陰性化率
約6%→約8%
(2)C型慢性肝炎、代償性肝硬変におけるSVR率
約90%以上→約95~100%
(3)非代償性肝硬変(Child-Pugh C)における50%生存期間 約18ヶ月→約24ヶ月
(4)肝硬変からの肝発がん率
B型肝硬変 約3%→約2% C型肝硬変 約5~8%→約3~5%

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