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参考資料7 全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団と大臣の定期協議に係る議事録(令和3年度) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24446.html
出典情報 肝炎対策推進協議会(第29回 3/18)《厚生労働省》
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以上です。
○奥泉

高野さん、ありがとうございました。

それでは、大臣、コメントをよろしくお願いいたします。
○厚生労働大臣

ありがとうございます。

今のお話をお聞かせいただいて、本当にB型肝炎被害というもの、これが多くの方々の
人生を大変狂わせてしまったということに改めてお詫び を申し上げたいと思います。
今、お話がございました具体的な事例をしっかり知っているということは、大変重要だ
と思います。それによって、適切な対策を怠ると、人の健康、命に影響が出る、そういう
ことをしっかりと理解をできる、こういう形になるのだと思います。
特に医療従事者の皆様方が、予防接種の安全性の確保について知見を身につけること、
その後も刷新し続ける必要がある医学教育の段階から、B型肝炎被害という具体的な例と
ともに安全性の確保というものをしっかり学ぶこと、より理解を深めることが期待 され、
私は重要であろうと思っております。今、全ての医療従事者というお話 もございました。
やはりこのB型肝炎被害というもの、シリンジを使いまわして、結果的に多くの方々に被
害が広がったということをしっかり学ぶということは、大変重要だと思っております。
今ほど来、その中において、モデル・コア・カリキュラムのお話がございました。この
中へのB型肝炎被害と教訓の明記という御要望でございますが、医療従事者が医学教育 の
段階から、本当に深刻な感染の事例であるB型肝炎の被害を学ぶこと、先ほど来、申し上
げておりますとおり大変重要だと思います。これは厚生労働省としても、しっかりと安全
性の確保に関する知見のより効果的な習得という意味からも、この点は非常に重要だと思
っておりますので、このモデル・コア・カリキュラムの改定に当たって、皆様から今いた
だきました御要望、当省の考えも踏まえまして検討いただくように、文書でお伝えをして
いきたいと思っております。具体的に今やっている最中でございますので、間に合うよう
に迅速に対応してまいりたいと思っております。
ありがとうございます。貴重なお話をいただきました。
○高野

大臣、私たちの心情を察していただきありがとうございます。また、大臣からの

心強いお言葉、本当にありがとうございます。私たちは1日も早くモデル ・コア・カリキ
ュラムのほうに盛り込まれることを願っております。どうぞよろしくお願いいたします。
○奥泉

つけ加えてありますでしょうか。

西田さん、お願いします。
○西田

弁護団の西田です。

コア・カリキュラムの改定に際して迅速に対応していただくということ、誠にありがと
うございます。
今日は高野さんにお話ししていただきました。高野さんの被害は、40数万人の被害の一
つです。被害は患者さんだけではなく、患者の家族や亡くなった患者さんの遺族、四十数
万にとどまらずたくさんおられます。この被害の事実は必ず医学教育の学生たちに響き、
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