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参考資料7 全国B型肝炎訴訟原告団・弁護団と大臣の定期協議に係る議事録(令和3年度) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24446.html
出典情報 肝炎対策推進協議会(第29回 3/18)《厚生労働省》
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響を受けており、ウイルスのこと、感染した方や家族のこと、ワクチンの予防接種のこと
など、他人ごとでなく自分ごととして考えています。この副読本から中学生は非常に多く
の大切なことを学ぶことができます。私たちの被害は消えません。でも、未来を担う中学
生にぜひ生かしてもらいたい。副読本の活用はまだまだこれからです。 改めてしっかりと
取り組んでいっていただきたい。そう考えます。
本年の大臣協議では、第1に肝炎対策及び肝炎治療の全国的均てん化、第2に歯科での
標準予防策の徹底、第3に医療従事者となる学生のB型肝炎被害及びその教訓の教育、こ
の3点について協議させていただきます。
これからも引き続き皆様と一緒に私たちも頑張ります。本日もどうぞよろしくお願いい
たします。
○B型肝炎訴訟対策室長・肝炎対策推進室長

田中代表、どうもありがとうございました。

続きまして、田村厚生労働大臣より御挨拶を申し上げます。
○厚生労働大臣

まず、本日の協議が、新型コロナウイルス感染症の拡大ということで、

実際問題、多くの方々がこの部屋にお集まりをいただいてというのが非常に 難しい状況で
ございまして、オンラインを中心にという形になりました。改めて御理解をいただきまし
たことに心から感謝を申し上げたいと思います。
今日、ここにお越しになられている皆様方も協議が終わられたら御自宅にお戻りになら
れるということでございますので、どうか感染等にお気をつけいただいて、無事御 帰宅い
ただけますようによろしくお願いいたしたいと思います。
さて、B型肝炎訴訟については、平成23年6月に、裁判所の仲介の下に原告団、また 、
弁護団と国との間で和解のための基本合意書が締結され、国は感染被害の拡大防止をしな
かったことに関しまして、その責任を認めまして、感染被害者とその遺族の方々へ謝罪を
いたしたところでございます。ここに改めて感染被害者とその遺族の皆様方が受けてこら
れた長年の肉体的、精神的な苦痛、さらには経済的な御負担 に対して深くお詫びを申し上
げる次第であります。
さて、この定期協議も今年で10回目ということで、これは基本合意書を踏まえた定期協
議ということでありますが、私も平成25年、平成26年と合わせて今回3回目ということで
ございます。まさに原告団の皆様方とは大臣としてのお役以外にもいろいろな形で いろい
ろなお声をお聞かせいただき、施策に反映させていただいているわけでございまして、今
日改めてこのような機会を持たせていただくことを大変光栄に思っておるような次第であ
ります。
この基本合意書に基づいて、B型肝炎給付金制度について、依然として未提訴者 が多い
ということがございます。先の通常国会においては、いよいよ給付金の請求期限を延長し
なければということでございまして、令和9年3月 31日までの延長をいたしたわけであり
ます。1人でも多くの皆様方に速やかに提訴をいただけるよう、引き続き給付金制度の周
知に務めてまいりたいと考えております。
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