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新興・再興感染症研究基盤創生事業の中間評価結果(案) (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.lifescience.mext.go.jp/2024/02/112060221.html |
出典情報 | 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 ライフサイエンス委員会 (第112回 2/16)《文部科学省》 |
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を考える上で、非常に意義の大きいものと評価される。
また、国内外の先進的な研究機関との共同研究計画成立に向けた支援や若手研究者の応
募促進に尽力することで次世代の感染症研究を担う研究者の育成に貢献している多分野融
合研究領域は、多様な分野の研究者と連携することにより多くの革新的な成果を得ている
ことに加え、人材育成の観点や、我が国における感染症研究を考える上でも、非常に意義
の大きいものと評価される。
両研究領域とも、着実な成果を挙げているとともに、多分野の研究者との連携に基づく
研究等幅広い基礎研究推進、若手研究者の人材育成に貢献したことも評価できる。
以上により、本事業は、海外研究拠点領域を中心に我が国の感染症研究にとって貴重な
財産であると同時に、感染症研究の裾野を広げ、将来に向けて感染症研究の新たな方向性
を示していることから、「有効性」は高いと評価できる。
<効率性>
評価項目
評価基準
計画・実施体制の妥当
性
目標達成に向けて、効率的・効果的な
定性的
評価項目・評価
基準の適用時期
前・中
研究が推進できる計画・実施体制が構
築されているか。
目標・達成管理の向上
方策の妥当性
マイルストーン管理など適切な事業運
定性的
前・中
営により、各研究課題における目標が
達成できたか。
各海外研究拠点及び全領域の研究課題の研究目標は、海外研究拠点設置国・地域の感染
状況や研究のトレンド等を反映しており、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中
でも、世界レベルの疫学研究等の発展にも期待できるような成果を挙げられたことは、PS、
PO の助言の下、AMED のマネジメントにおいて適切な運営が行われているからだと考えられ
る。
特に、各海外研究拠点において取られているユニークな研究手法は、現地でなければ得
られない成果を生むものとなっており、各海外研究拠点の特徴、存在意義が明確になって
きていることは高く評価される。個々の海外研究拠点が現地カウンターパートとの強固な
信頼関係を基盤として築いた研究力により可能となっているものであるといえる。
引き続き、各海外研究拠点において拠点独自の研究と、各海外研究拠点間における共同
研究が最も適切なバランスで進められるよう、マネジメントに期待したい。
以上により、本事業は、事業全体としてバランスが取れており「効率性」は高いと評価で
きる。
(3)科学技術・イノベーション基本計画等の上位施策への貢献状況
「科学技術・イノベーション基本計画」(令和3年3月閣議決定)では、「健康・医療戦
略」及び「医療分野研究開発推進計画」等に基づき、医療分野の研究開発を推進することと
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また、国内外の先進的な研究機関との共同研究計画成立に向けた支援や若手研究者の応
募促進に尽力することで次世代の感染症研究を担う研究者の育成に貢献している多分野融
合研究領域は、多様な分野の研究者と連携することにより多くの革新的な成果を得ている
ことに加え、人材育成の観点や、我が国における感染症研究を考える上でも、非常に意義
の大きいものと評価される。
両研究領域とも、着実な成果を挙げているとともに、多分野の研究者との連携に基づく
研究等幅広い基礎研究推進、若手研究者の人材育成に貢献したことも評価できる。
以上により、本事業は、海外研究拠点領域を中心に我が国の感染症研究にとって貴重な
財産であると同時に、感染症研究の裾野を広げ、将来に向けて感染症研究の新たな方向性
を示していることから、「有効性」は高いと評価できる。
<効率性>
評価項目
評価基準
計画・実施体制の妥当
性
目標達成に向けて、効率的・効果的な
定性的
評価項目・評価
基準の適用時期
前・中
研究が推進できる計画・実施体制が構
築されているか。
目標・達成管理の向上
方策の妥当性
マイルストーン管理など適切な事業運
定性的
前・中
営により、各研究課題における目標が
達成できたか。
各海外研究拠点及び全領域の研究課題の研究目標は、海外研究拠点設置国・地域の感染
状況や研究のトレンド等を反映しており、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中
でも、世界レベルの疫学研究等の発展にも期待できるような成果を挙げられたことは、PS、
PO の助言の下、AMED のマネジメントにおいて適切な運営が行われているからだと考えられ
る。
特に、各海外研究拠点において取られているユニークな研究手法は、現地でなければ得
られない成果を生むものとなっており、各海外研究拠点の特徴、存在意義が明確になって
きていることは高く評価される。個々の海外研究拠点が現地カウンターパートとの強固な
信頼関係を基盤として築いた研究力により可能となっているものであるといえる。
引き続き、各海外研究拠点において拠点独自の研究と、各海外研究拠点間における共同
研究が最も適切なバランスで進められるよう、マネジメントに期待したい。
以上により、本事業は、事業全体としてバランスが取れており「効率性」は高いと評価で
きる。
(3)科学技術・イノベーション基本計画等の上位施策への貢献状況
「科学技術・イノベーション基本計画」(令和3年3月閣議決定)では、「健康・医療戦
略」及び「医療分野研究開発推進計画」等に基づき、医療分野の研究開発を推進することと
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