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新興・再興感染症研究基盤創生事業の中間評価結果(案) (5 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2024/02/112060221.html
出典情報 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 ライフサイエンス委員会 (第112回 2/16)《文部科学省》
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BSL4 拠点形成研究においては、欧米と同規模な長崎大学の BSL4 施設を用いた研究や取
組は大変重要であり、着実な教育・訓練を進めていることを評価する。着実な前進と今後
の成果を期待する。
海外拠点活用研究領域及び多分野融合研究領域においては、若手研究者や海外研究拠点
を有していない大学や研究機関でも、海外研究拠点を活用した感染症研究に参画でき、か
つ、日本国内ではアクセス出来ない検体、臨床情報等や、現地のカウンターパートとの共
同研究による研究成果等を活かした研究成果が期待される。海外拠点活用研究領域は、研
究者の裾野を広げるという観点や、我が国における感染症研究を考える上でも、非常に意
義の大きいと評価される。
また、国内外の先進的な研究機関との共同研究計画成立に向けた支援や若手研究者の応
募促進に尽力することで、次世代の感染症研究を担う研究者の育成に貢献している多分野
融合研究領域は、多様な分野の研究者と連携することにより多くの革新的な成果を得てい
ることに加え、人材育成の観点や、我が国における感染症研究を考える上でも、非常に意
義の大きいと評価される。
両研究領域とも、着実な成果を挙げているとともに、多分野の研究者との連携に基づく
幅広い基礎研究の推進や、若手研究者の人材育成に貢献したことも評価できる。
<効率性>
日本国内の一研究室における研究では得ることができない質の高い研究成果が得られ
ている。各海外研究拠点及び全領域の研究課題の研究目標は、現地における感染症の状況
や研究のトレンド等が適切に反映されている。また、各海外研究拠点の特徴、存在意義が
明確になってきていることは高く評価され、本事業の運営状況は大変優れていると評価で
きる。

4. 予算額・執行額の変遷
年度

R2
(初年度)

R3

R4

当初予算

3,014

3,738

R5
(R6 年 1
月末時
点)
2,871
2,540

補正予算
調整費
執行額

750
210
3,974

0
973
4,711

0
617
3,488

5. 課題実施機関・体制
別添参照。

4

(単位:百万円)
翌年度以降
総額

2,329
(R6 年度当
初予算案)
211
577
3,328
-

-

-