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ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(B-cure)の中間評価結果(案) (4 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2024/02/112060221.html
出典情報 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会 ライフサイエンス委員会 (第112回 2/16)《文部科学省》
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推進することを目指す。
以上により、本プログラムは科学的・技術的意義、社会的・経済的意義がある事業とし
て実施することが必要と評価する。
〈有効性〉
本プログラムは、医療現場への実利用に資することを目的として必要なエビデンスを蓄
積するものである。BBJ は世界最大級の疾患バイオバンクとして疾患研究における大規模
ゲノム解析に有用な試料・情報が蓄積されており、BBJ の試料・情報が我が国の学術界及
び産業界の研究者により有効的に活用されることで、ゲノム医療研究等の更なる発展に繋
がると期待される。また、TMM 計画で構築された最大約 15 万人分のゲノム情報、生体試料
及び健康情報を拡充・発展させていくことで、今後の個別化医療・予防等次世代医療の社
会実装への貢献が見込まれる。こうしたエビデンスを基に新たな診断薬や治療薬が開発さ
れるなど、次世代医療への直接的・間接的波及効果が期待できる。
〈効率性〉
本プログラムの下に、
「東北メディカル・メガバンク計画」

「ゲノム研究バイオバンク事
業」、
「ゲノム研究プラットフォーム利活用システム」、
「目的設定型の先端ゲノム研究開発」
及び「次世代医療基盤を支えるゲノム・オミックス解析」を集結し、我が国のゲノムコホ
ートの連携を推進し、利活用を促進することで、個別化医療・予防等の次世代医療の実現
のための基盤の整備、研究を推進できるものと期待できる。
また、本プログラムは日本医療研究開発機構のマネジメントにより、各コホートや実施
機関における円滑な連携が図れることが期待できるとともに、プログラムディレクター
(PD)、プログラムスーパーバイザー(PS)
、及びプログラムオフィサー(PO)による、評
価、進捗管理、指導及び助言等の対応を行っており、効率的・効果的な研究体制であると
評価できる。

4. 予算(執行額)の変遷
年度

R3(初年度)

R4

R5

翌年度以降

総額

(R6 年 1 月
末時点)
当 初 予 4,681 百万

4,564 百万

4,288 百万



4,281 百 万 -
(R6 年度当
初予算案)

補正予 -



579 百万






調整費

2,014 百万

681 百万

2,651 百万





執行額

4,681 百万

4,564 百万

4,288 百万





5. 課題実施機関・体制

3