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資料2 誰もが活躍できるウェルビーイングの高い社会の実現に向けて①(女性活躍・子育て両立支援、全世代型リスキリング、予防・健康づくり)(参考資料)(有識者議員提出資料) (14 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/0523/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和6年第6回 5/23)《内閣府》
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リスキリングと就業



雇用形態により賃金格差が大きいが、リスキリングにより、処遇・キャリア上での良い変化を伴い、就業・正規雇
用確率が高まる可能性がある。
働き方改革や家事育児軽減などにより、就業等が進むほか、リスキリングへの参加も期待される。


図 リスキリングと就業確率

自己啓発を行うのに障害と思われること

現在の仕事や家事育児が忙しい、費用が掛かることなどが自己啓発の障害

職業訓練受講しない場合と比べて、特に女性で就業、正規就業確率が高まる
0.2

0.174

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

(%)
60.0

70.0

仕事が忙しい

0.154

家事・育児が忙しい

0.15

勤務時間の選択がない
0.107

教育訓練機関がない

0.1

費用がかかる

0.05

効果が定かでない

コース等の情報
0.032

社内で評価されない

男性 正社員
男性 正社員以外
女性 正社員
女性 正社員以外

どのようなコースが適切かわからない
女性

男性

女性

0

男性

訓練受講による就業確率上昇

0.0

キャリアがわからない
その他

就業確率



正規就業確率

特にない



学びなおし後の処遇・キャリア上の変化
リスキリングにより稼ぐ力が上昇する効果

0
新たな人脈が築けた

10

20

30

40

(%)

50

3.0

2.0

年収が増加した

1.5

副業を始めた

1.0

昇進した
在籍企業で希望の仕事を獲得
独立・起業した
その他

(億円)

2.5

希望の仕事に転職した

在籍企業での業績向上

雇用形態・男女・学歴別生涯賃金
現状では雇用形態別で賃金に大きな差が生じる

0.5
0.0
正社員

正社員
以外

男性高卒

正社員

正社員
以外

女性高卒

正社員

正社員
以外

男性大卒

正社員

正社員
以外

女性大卒

(備考) 左上図:Hara(2022)“The effect of public-sponsored job training in Japan”より作成。男性の正規就業確率については、統計上有意ではない。左下図:文部科学省(2019)「社会人の
学び直しの実態把握に関する調査研究」より作成。サンプルサイズ745。複数回答のため、合計は100%とはならない。右上図:厚生労働省「能力開発基本調査」(個人調査)より作成。
右下図:労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2023」より作成。生涯賃金は退職金を除き、卒業後60歳までそれぞれ正社員・正社員以外のままで働き続けた場合。

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