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資料2 誰もが活躍できるウェルビーイングの高い社会の実現に向けて①(女性活躍・子育て両立支援、全世代型リスキリング、予防・健康づくり)(参考資料)(有識者議員提出資料) (16 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/0523/agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(令和6年第6回 5/23)《内閣府》
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<参考>

海外におけるリスキリング及び就業マッチング政策の例(シンガポール)

SkillsFuture:リスキル、アップスキリング政策
シンガポールでは、「国民が個々の潜在能力を年齢に関係なく、生涯を通じて最後まで伸ばせるよう機会を提供
する国家的運動」として、シンガポール国民全体を対象とする職業能力開発政策を2014年に開始。
①SkillsFuture Credit
• 25歳以上のシンガポール国民(及び永住権取得者)に、教育省傘下の運営機関「SkillsFuture」が示す講座受講に使える
500SGD(約5万円)のクレジットを支給。
• 2024年5月~、40歳以上のスキルアップを予定する者(Mid-Career Level up Program)対して4000SGD上乗せ。
• 2022年は66万人(外国人労働者を除く生産年齢人口の25%に相当)が活用。

②訓練コース
• 24000超のコースが存在。毎年、Skill in the Futureの取組により、将来に必要なスキルを見直し。
• アーリーキャリア(25歳以上)、ミドルキャリア(40歳~60歳)、シニアキャリア(60歳以上)などのキャリア段階別、及
び、産業(44業種)や重点分野(グリーン、デジタル、ケア(介護))でコース分け。
• 2024年4月~、ミドルキャリアを対象に、Workplace literacy and Numeracyを開設。
• 企業や他の公的機関との協働で講座を提供。(例:IBMによるデジタル講座など)

③企業への助成金強化
• 自社の従業員のリスキリングを支援するカルチャーの醸成支援。中小企業に対し、外部プログラム受講料の90%を補助。
• 従業員が訓練に参加する部分の人件費について1人1時間あたり4.5SDG、1年あたり10万SGDを上限に助成。

④就業との連関及びマッチングシステム
• 労働省傘下の取組みで、雇用推進特化プログラム(CCPs)を提供。訓練受講者の給与(40歳以上については90%)を助成。
企業による研修生受け入れ(Place-and-Train)や既存職員のリスキリング(Job Redesign (JR) Reskilling)等。
• 官営求人プラットフォーム(MyCareer Future):現在就業中の者を含めて利用可能な求人求職ポータルサイト。

(出典)SkillsFutureウェブサイト、SkillsFuture Annual report2022/23より作成。

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