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最終とりまとめ(概要版) (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41063.html
出典情報 ヘルスケアスタートアップ等の振興・支援策検討プロジェクトチーム 最終とりまとめの公表について(6/27)《厚生労働省》
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タスクフォース:医療機器・SaMD
市場構造の特性

120%

(国内市場規模)

• 医療機器は「診断用」と「治療用」に大別される。日本は「診断用」の画像診
断装置に強く、「治療用」の医療機器の国際競争力は低い(図1)。

100%

• 命に近い革新的な医療機器は、技術開発リスクが大手企業の許容範囲を超える
ことがあるため、医療機器SUの役割が特に大きく、海外市場でのニーズも高
い。一方、医療現場への導入に際し、多くの労力・コストを要する機器は、ま
ずは国内での事業基盤形成が重要と考えられる。

80%

• また、AI等の技術革新による新たな成長分野として、SaMDが注目されている
が、開発・普及(臨床エビデンス獲得や広告等)に課題がある。

60%

市場規模の推移

SUの実績

• 世界の医療機器市場は2023年に70
兆円(2027年までのCAGR*は5.9%)
を超え、そのうち、米国が約47%
を占めている。

• 2019年以降、日本の医療機器SUは
年間約30社が設立されているが、
米国の約1/10の数に留まっている。

• 一方、日本市場は2023年に約3.7兆
円で、2027年までのCAGRは3.7%
と見込まれている。

50,000
(百万円)

内視鏡

人工肺

40%

• 出口戦略は国際的にもM&Aが主流
であるが、日本の医療機器SUの大
型買収案件は極めて限定的である。

CT
コンタクトレンズ

20%
カプセル型内視鏡

0%
(100,000)

ステント
100,000

300,000

手術用ロボット
PET/PET-CT

-20%

*:年平均成長率
**:「平成30年度 日系企業のモノ、サービス及びソフトウェアの国際競争ポジションに関する情報収集」
(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)(株式会社富士キメラ総研)

15

MRI

人工腎臓装置

500,000

700,000

放射線治療装置
(X線、電子線等)

900,000
(百万円)

(図1)機器別グローバル市場規模(横軸)と
日本企業のシェア(縦軸)及び売上高(バブルの大きさ)**