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【議題(19)資料19】LXで切り拓く持続可能な経済の実現に向けた提言.pdf (8 ページ)
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公開元URL | https://www.nga.gr.jp/conference/r06/6_1.html |
出典情報 | 全国知事会議(8/1)《全国知事会》 |
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などの物流改革を推進しなければならない。
○ 荷待ち・荷役等の附帯作業に要する時間の削減等によるトラックドライバー
の長時間労働の改善
・標準仕様パレットの活用促進、予約システムや荷役機器・設備の導入支援
・中継輸送や共同輸送、モーダルシフトの推進、自動運転技術の導入支援
○ 適正な運賃収受と賃上げによる事業者の経営安定とトラックドライバーの賃
金水準の向上
・下請振興法に基づく「振興基準」の遵守、
「標準的な運賃」に則った適切な料
金設定の推進
・適正な価格転嫁の実現に向けた独占禁止法や下請法の執行強化、下請Gメン
等による監視の強化
○ トラック事業者による働き方改革関連法や改善基準告示等の法令の遵守徹底
○ 広報等を通じた消費者の意識改革・行動変容を促す取組の強化
○ 運賃の値上げにより費用負担が増加する、特に国内の大消費地から距離的に
遠い地方の生産者・製造業者の競争力維持に向けた支援策の実施
(6)気候変動問題への対応
我が国の年平均気温は、100 年当たり 1.35℃の割合で上昇し、世界平均の2倍
近い上昇率で温暖化が進んでいる。
近年、米の白未熟粒の発生や、りんご、ぶどうの着色不良など、高温障害による
農作物の品質低下等が顕在化してきている。また、海水温などの海洋環境の変化
等により、サケ、サンマ、スルメイカなどの不漁や、ノリなどの養殖生産量の減少
が続いており、主要な魚種の水揚量や生産量の減少は、漁業者の収入の減少だけ
ではなく、水産加工業など地域経済に大きな影響を及ぼしている。
農林水産業は、気候変動の影響を受けやすい産業であり、農林水産業における
気候変動問題への対応は、極めて重要である。
○ 将来の影響予測等を踏まえた計画的な対応策の推進
・高温による品質及び生産量の低下や長雨による不作など、気候変動が農産物
に及ぼす影響を分析し、気候変動に対応した強い品種の開発、生産技術の開
発及び新たな品目栽培の支援の推進
○ 持続可能な水産業を推進する総合的な施策の展開
・水産資源の回復及び増養殖の拡大、海洋環境の変化等に対応した新たな増養
殖技術の開発、漁業者・水産加工事業者の魚種転換の取組への支援の充実・強
化
・海水温の上昇を踏まえた海藻種の選定などの新たな知見の導入や、多様な主
体の参画による持続可能な藻場・干潟の保全・創造に向けた取組の一層の推
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○ 荷待ち・荷役等の附帯作業に要する時間の削減等によるトラックドライバー
の長時間労働の改善
・標準仕様パレットの活用促進、予約システムや荷役機器・設備の導入支援
・中継輸送や共同輸送、モーダルシフトの推進、自動運転技術の導入支援
○ 適正な運賃収受と賃上げによる事業者の経営安定とトラックドライバーの賃
金水準の向上
・下請振興法に基づく「振興基準」の遵守、
「標準的な運賃」に則った適切な料
金設定の推進
・適正な価格転嫁の実現に向けた独占禁止法や下請法の執行強化、下請Gメン
等による監視の強化
○ トラック事業者による働き方改革関連法や改善基準告示等の法令の遵守徹底
○ 広報等を通じた消費者の意識改革・行動変容を促す取組の強化
○ 運賃の値上げにより費用負担が増加する、特に国内の大消費地から距離的に
遠い地方の生産者・製造業者の競争力維持に向けた支援策の実施
(6)気候変動問題への対応
我が国の年平均気温は、100 年当たり 1.35℃の割合で上昇し、世界平均の2倍
近い上昇率で温暖化が進んでいる。
近年、米の白未熟粒の発生や、りんご、ぶどうの着色不良など、高温障害による
農作物の品質低下等が顕在化してきている。また、海水温などの海洋環境の変化
等により、サケ、サンマ、スルメイカなどの不漁や、ノリなどの養殖生産量の減少
が続いており、主要な魚種の水揚量や生産量の減少は、漁業者の収入の減少だけ
ではなく、水産加工業など地域経済に大きな影響を及ぼしている。
農林水産業は、気候変動の影響を受けやすい産業であり、農林水産業における
気候変動問題への対応は、極めて重要である。
○ 将来の影響予測等を踏まえた計画的な対応策の推進
・高温による品質及び生産量の低下や長雨による不作など、気候変動が農産物
に及ぼす影響を分析し、気候変動に対応した強い品種の開発、生産技術の開
発及び新たな品目栽培の支援の推進
○ 持続可能な水産業を推進する総合的な施策の展開
・水産資源の回復及び増養殖の拡大、海洋環境の変化等に対応した新たな増養
殖技術の開発、漁業者・水産加工事業者の魚種転換の取組への支援の充実・強
化
・海水温の上昇を踏まえた海藻種の選定などの新たな知見の導入や、多様な主
体の参画による持続可能な藻場・干潟の保全・創造に向けた取組の一層の推
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