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資料2-2 ベポタスチンベシル酸塩のリスク区分について[5.2MB] (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42464.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第5回 8/28)《厚生労働省》
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・1 日の使用量について、85.0%が適正に使用されているものの、一部において適正でない
1 日使用量が見られ、適正でない使用量の大部分は添付文書記載の用法・用量より少ない
使用量であった。
(使用期間に関して)
安全性集計対象 3,308 例の内、アンケートの記載から使用期間が確認され、解析可能な
2,671 例について、統計要約量(表 1)ならびに使用期間の分布(図 1)を示す。
表 1 使用期間 統計要約量
症例数
2671
使用期間(日)
平均値
14.7
標準偏差
36.9
最小値
1
Q1
5
中央値
6
Q3
15
最大値
677
表 1 に示したとおり、全体 3,308 例の平均は 14.7 日で、75%の患者(Q3)が 15 日以内
の使用期間であった。中央値は 6 日だった。
図 1 に示したとおり、使用期間 5 日の使用者が最も多い結果となった。これは使用者が
10 錠 5 日分の箱単位で本剤を使用しているためと考えられた。

使用期間 60 日以下を表示

図 1 使用期間の分布
・「用法・用量」(使用期間も含む)を逸脱した事例について、副作用の発現状況は調査全
体の発現と同様の傾向であった。また、特に注目すべき副作用等はみられなかった。

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