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資料4 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議の議論について.pdf (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43571.html
出典情報 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(令和6年度第6回 9/12)《厚生労働省》
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非効率な生産体制:少量・多品目構造の背景(イメージ)


<薬価と製造原価のイメージ図>


(円)

収益を確保するために、一定程度利益が見込
まれる特許切れ直後の品目を上市

⚫ 収載時の薬価は製造原価に比べて比較的高い
⚫ 共同開発により参入障壁が低い
⇒同一成分内で多くの企業が品目追加



同時収載品が多く過当競争となっていること、
また、総価取引の調整材料とされることから、
価格の下落が大きい


後発品であっても規格追加に対
応する等、開発コストは発生

収益が減少する中、早期に撤退する企業がある
一方、収益が見込めなくても、医療現場の需要
に応えるために、供給し続ける企業も存在






(年)

■開発コスト

①→④→①の負のスパイラルが繰り返される結果

少量・多品目構造が生まれ、製造の効率性の悪化につながっている
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