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資料1 共用試験の公的化に係る論点について (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24914.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医学生共用試験部会(令和3年度第1回 3/30)《厚生労働省》
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論点① 共用試験の合格基準の設定について
■現状

○CBTは、AJMCにより最低合格基準(現在はIRT359)が設定されており、各大学はそれを元に独自の合
格基準を設定。
○OSCEは、最低合格基準が設定されておらず、各大学は独自の合格基準を設定。

■検討の方向性
○・診療参加型臨床実習に必要な知識・技能の水準を担保する必要があること
・共用試験の合格が医師国家試験の受験資格の要件となるため、公平性を確保する必要があること
を踏まえ、全大学に共通して適用される統一合格基準を設定することとしてはどうか。
○統一合格基準は、共用試験の提供主体が、大学の意見を聴いて検討し決定することとしてはどうか。
なお、OSCEについては、現行の共用試験で活用されている2種類の評価方法(「項目加算得点方式」
及び「概略評価」)の活用方法も含めて検討することとしてはどうか。
【参考】 項目加算得点方式・・・「患者への配慮」と「診察技能」をチェック方式で評価する方法
概略評価
・・・項目評価では評価困難な、全体の流れや円滑さ、医師としてふさわしくない行為等を評価する方法
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