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資料1 共用試験の公的化に係る論点について (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24914.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医学生共用試験部会(令和3年度第1回 3/30)《厚生労働省》
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論点② OSCEの課題数及び種類について
■現状
○OSCEについて、各大学は、少なくとも6課題の実施が必要。
具体的には、「医療面接」、「頭頸部」、「腹部」及び「神経」のほか、 「胸部」と「全身状態とバイタルサイ
ン」のいずれか、「基本的臨床手技」と「救急」のいずれかの実施が必要。
○さらに、各大学の判断で、 「胸部」と「全身状態とバイタルサイン」の残り、 「基本的臨床手技」と「救急」
の残り及び「四肢と脊柱」を加え、最大9課題を実施できる。

○このため、大学によって、実施する課題数及び種類が異なっている。

■検討の方向性
○患者及び国民一般の理解を得て、診療参加型臨床実習を充実したものとするためには、OSCEは、医学
生が、医療面接のほか、各診療科での実習に対応できる身体診察能力、基本的臨床手技、救急対応な
どの技能を幅広く修得していることを担保するものであることが必要。

○上記の観点に加え、大学における実施体制の現状も考慮し、公的化後のOSCEは、「胸部」、「全身状態
とバイタルサイン」、 「基本的臨床手技」及び「救急」をいずれも必須課題とし、「医療面接」、「頭頸部」、
「腹部」及び「神経」も含めて、全大学一律に全8課題を実施することとしてはどうか。
○その上で、より幅広い技能の修得状況を評価できるよう、公的化後の実施状況等を勘案しつつ、令和7
年度までに「四肢と脊柱」及び検討中の「感染対策」を加え、全10課題とすることについて検討してはどう
か。

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