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資料1 共用試験の公的化に係る論点について (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24914.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医学生共用試験部会(令和3年度第1回 3/30)《厚生労働省》
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論点③ OSCEの評価体制について
■現状
○OSCEの評価者は、内部評価者(実施大学の教員等)及び外部評価者(実施大学に所属せず利益相反が
ない評価者)からなる。CATOから各大学に派遣される外部評価者は原則6名であり、各試験室の評価者
は原則、内部評価者2名以上とされている。
内部評価者は実施大学が行う評価者講習会、外部評価者はCATOが行う評価者認定講習会を受講し
ており、内部評価者には、認定評価者と非認定評価者の双方が含まれる* 。
*認定は、講習会受講と評価練習によりなされており、修了試験は実施されていない

○医師分科会報告書(令和2年5月)は、「医学生の評価等については、・・・公的化に当たっては、一定の
質の担保や社会の要請に応える観点から、・・・より公平に判断される体制の構築について、国と関係団
体等が協力して取り組む必要がある」としている。
■検討の方向性

○・診療参加型臨床実習に必要な知識・技能の水準を担保する必要があること
・共用試験の合格が医師国家試験の受験資格の要件となるため、公平性を確保する必要があること
を踏まえ、評価者の質の均てん化が必要。
○このため、OSCEの評価者は、一定の能力を有する者として認定を受けた者に限定してはどうか 。
○また、より評価の客観性を高めるため、公的化後の実施状況等を勘案しつつ、令和7年度までに全試験
室に外部評価者1名を導入することについて検討してはどうか。
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