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資料1 共用試験の公的化に係る論点について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24914.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医学生共用試験部会(令和3年度第1回 3/30)《厚生労働省》
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論点④ OSCEの模擬患者について
■現状
○OSCEの医療面接を担当する模擬患者は、49%が自大学の模擬患者団体に所属、48%がその他の模
擬患者団体に所属している。
各団体は、シナリオの読み合わせ、すり合わせ、練習などの取組を行っているが、共通テキストやガ
イドラインなどは無く、団体ごとに養成方法が異なっている。
医師分科会報告書(令和2年5月)は、模擬患者について「公的化に当たっては、さらに均てん化が
進むよう、全国的に取り組む組織の創設やSP に対する研修体制の整備などの検討が必要」としてい
る。
○また、身体診察を担当する模擬患者については、多くの大学が医学生を活用している。

■検討の方向性
○・診療参加型臨床実習に必要な知識・技能の水準を担保する必要があること
・共用試験の合格が医師国家試験の受験資格となるため、公平性を確保する必要があること
を踏まえ、医療面接を担当する模擬患者の対応の均てん化が必要。
このため、一定の能力を有する模擬患者を認定する制度を設け、医療面接の模擬患者は、認定を
受けた者に限定してはどうか。
○また、公的化後の実施状況等を勘案しつつ、令和7年度までに、医学生が身体診察の模擬患者を担
当することの是非について検討してはどうか。
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