よむ、つかう、まなぶ。
03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43697.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第58回 9/19)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
まとめ①
経緯・現状
【令和5年度秋冬の臨時接種の評価について】
〇 令和5年度秋冬の臨時接種で使用したXBB.1.5系統対応ワクチンについて、有効性については、国内外の複数の報
告において、入院や集中治療等の重症化を予防する効果が示されており、安全性については、現時点で新たな懸念は
認められないと評価されている。
【論点1 令和6年度の定期接種で使用するワクチンと実施期間について】 】令和6年度の定期接種で使用するワクチ
○ 令和6年度秋冬の定期接種で使用するワクチンの抗原について、第2回製造株について検討する小委員会(令和6
年5月)において、「JN.1系統及びその下位系統へのより高い中和抗体を誘導する抗原を含むこと」とされた。
○ 新型コロナウイルスの変異株については、我が国においてJN.1系統の下位系統であるKP.3系統とその下位系統が主
流となっている。
○ ファイザー社・モデルナ社・第一三共社・Meiji Seika ファルマ社・武田薬品工業社(以下、5社という)のJN.1系
統対応1価ワクチンについて、薬事上、有効性・安全性等の評価がなされ、承認事項一部変更に係る申請が承認され
た。
〇 国立感染症研究所の評価において、JN.1系統対応ワクチンは、KP.3系統に対し、従来のワクチンより有効性の向上
が期待されるとされた。
【論点2】初回・追加接種の取扱いについて
○ 令和5年度までの臨時接種において、65歳以上における初回接種の接種率が93%であることに加え、令和6年3月
時点の抗体保有割合実態調査において、60歳以上では抗S抗体が95%以上陽性であり、定期接種の対象者の多くは新
型コロナウイルス感染症に対して、免疫を保有していると考えられる。
○ 5社の新型コロナワクチンについて、添付文書の用法及び用量が、追加接種を主体とする記載に整備されている。
○ 諸外国の接種プログラムにおいても、初回接種と追加接種を区別しない接種方法が基本となっている。
29
経緯・現状
【令和5年度秋冬の臨時接種の評価について】
〇 令和5年度秋冬の臨時接種で使用したXBB.1.5系統対応ワクチンについて、有効性については、国内外の複数の報
告において、入院や集中治療等の重症化を予防する効果が示されており、安全性については、現時点で新たな懸念は
認められないと評価されている。
【論点1 令和6年度の定期接種で使用するワクチンと実施期間について】 】令和6年度の定期接種で使用するワクチ
○ 令和6年度秋冬の定期接種で使用するワクチンの抗原について、第2回製造株について検討する小委員会(令和6
年5月)において、「JN.1系統及びその下位系統へのより高い中和抗体を誘導する抗原を含むこと」とされた。
○ 新型コロナウイルスの変異株については、我が国においてJN.1系統の下位系統であるKP.3系統とその下位系統が主
流となっている。
○ ファイザー社・モデルナ社・第一三共社・Meiji Seika ファルマ社・武田薬品工業社(以下、5社という)のJN.1系
統対応1価ワクチンについて、薬事上、有効性・安全性等の評価がなされ、承認事項一部変更に係る申請が承認され
た。
〇 国立感染症研究所の評価において、JN.1系統対応ワクチンは、KP.3系統に対し、従来のワクチンより有効性の向上
が期待されるとされた。
【論点2】初回・追加接種の取扱いについて
○ 令和5年度までの臨時接種において、65歳以上における初回接種の接種率が93%であることに加え、令和6年3月
時点の抗体保有割合実態調査において、60歳以上では抗S抗体が95%以上陽性であり、定期接種の対象者の多くは新
型コロナウイルス感染症に対して、免疫を保有していると考えられる。
○ 5社の新型コロナワクチンについて、添付文書の用法及び用量が、追加接種を主体とする記載に整備されている。
○ 諸外国の接種プログラムにおいても、初回接種と追加接種を区別しない接種方法が基本となっている。
29