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03【資料１】新型コロナワクチンの接種について (7 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43697.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会（第58回 9／19）《厚生労働省》 |
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オミクロンXBB対応１価ワクチンの有効性
(入院及び救急受診に対する減少効果)
第61回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予 防 接 種 基 本 方 針 部 会
2024(令和６)年７月18日
資料
４
65歳以上における、XBB株対応１価ワクチン未接種者 と比較した、 XBB株対応１価ワクチン の入院予防効果は、
接種７ー59日後は54%、接種60ー119日後は50%であった。救急外来受診予防効果は65歳以上において、接種７ー
59日後は49%、接種60ー119日後は37%であった。
Jennifer DeCuir et al1（MMWR, 2024）
オミクロンXBB株対応１価ワクチン接種の入院予防効果
研究内容：米国の２つ他施設共同研究の枠組み※１（VISION network及びIVY
network）を用いた研究、2023年９月ー2024年１月に新型コロナウイルス感染
症様の症状を呈して入院した18歳以上で免疫不全ではない者が対象。新型コロ
ナウイルス検査陽性例を症例群、検査陰性例を対照群とし、XBB株対応１価ワ
クチンの接種者と未接種者を比較し、新型コロナワクチン接種の救急外来受診
と入院に対する予防効果を評価したテストネガティブデザインの症例対照研究。
結果：VISION networkを用いて入院予防効果を評価し、 VISION network及
びIVY networkを用いて救急外来受診の予防効果を評価。対象は18歳以上。
・VISION network:128,825件の救急外来受診（うち、新型コロナ陽性17，
229件）と、37,503件の入院（うち、新型コロナ陽性395回）を解析。
・IVY network：4,117件の入院（うち、新型コロナ陽性1194件）を解析。
以下に65歳以上の年齢における有効性を記載。
入院予防効果（65歳以上）
‒ VISION network
• 接種７ー59日後： 54% [47ー60]
• 接種60ー119日後： 50% [39ー54]
‒ IVY network
• 全期間（中央値 接種48日）：48% [31ー61]
救急外来受診予防効果（65歳以上）
‒ VISION network
• 接種７ー59日後： 49% [95%CI：44ー54]
• 接種60ー119日後： 37% [29ー44]
※１ VISION network：369カ所の救急外来と229の病院が参加する、他施設共同研究の枠組み。IVY network：26病院が参加する多施設共同研究の枠組み。
.
Jennifer DeCuir, Amanda B. Payne, Wesley H. SelfI. Effectiveness of Updated 2023–2024 (Monovalent XBB.1.5) COVID-19 Vaccines Against COVID-19–Associated Emergency Department and Urgent Care Encounters
and Hospitalization Among Immunocompetent Adults Aged ≥18 Years — VISION and IVY Networks, September 2023–January 202. MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2024;73:180–188.
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(入院及び救急受診に対する減少効果)
第61回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会
予 防 接 種 基 本 方 針 部 会
2024(令和６)年７月18日
資料
４
65歳以上における、XBB株対応１価ワクチン未接種者 と比較した、 XBB株対応１価ワクチン の入院予防効果は、
接種７ー59日後は54%、接種60ー119日後は50%であった。救急外来受診予防効果は65歳以上において、接種７ー
59日後は49%、接種60ー119日後は37%であった。
Jennifer DeCuir et al1（MMWR, 2024）
オミクロンXBB株対応１価ワクチン接種の入院予防効果
研究内容：米国の２つ他施設共同研究の枠組み※１（VISION network及びIVY
network）を用いた研究、2023年９月ー2024年１月に新型コロナウイルス感染
症様の症状を呈して入院した18歳以上で免疫不全ではない者が対象。新型コロ
ナウイルス検査陽性例を症例群、検査陰性例を対照群とし、XBB株対応１価ワ
クチンの接種者と未接種者を比較し、新型コロナワクチン接種の救急外来受診
と入院に対する予防効果を評価したテストネガティブデザインの症例対照研究。
結果：VISION networkを用いて入院予防効果を評価し、 VISION network及
びIVY networkを用いて救急外来受診の予防効果を評価。対象は18歳以上。
・VISION network:128,825件の救急外来受診（うち、新型コロナ陽性17，
229件）と、37,503件の入院（うち、新型コロナ陽性395回）を解析。
・IVY network：4,117件の入院（うち、新型コロナ陽性1194件）を解析。
以下に65歳以上の年齢における有効性を記載。
入院予防効果（65歳以上）
‒ VISION network
• 接種７ー59日後： 54% [47ー60]
• 接種60ー119日後： 50% [39ー54]
‒ IVY network
• 全期間（中央値 接種48日）：48% [31ー61]
救急外来受診予防効果（65歳以上）
‒ VISION network
• 接種７ー59日後： 49% [95%CI：44ー54]
• 接種60ー119日後： 37% [29ー44]
※１ VISION network：369カ所の救急外来と229の病院が参加する、他施設共同研究の枠組み。IVY network：26病院が参加する多施設共同研究の枠組み。
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Jennifer DeCuir, Amanda B. Payne, Wesley H. SelfI. Effectiveness of Updated 2023–2024 (Monovalent XBB.1.5) COVID-19 Vaccines Against COVID-19–Associated Emergency Department and Urgent Care Encounters
and Hospitalization Among Immunocompetent Adults Aged ≥18 Years — VISION and IVY Networks, September 2023–January 202. MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2024;73:180–188.
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