D-REISと年次報告の問題点
【D-REISのシステム上の課題について】
○ D-REISは歯科医師臨床研修に関する情報を提供するためのサイトとして構築されており、年次
報告を提出するためのシステムにはなっていないが、運用上、年次報告提出の代替手段として
使用しているため、D-REISを用いて年次報告を行った場合の取扱いが不明確となっている。
• 省令上、年次報告は年次報告書（様式７）に、現に行っている臨床研修に係る研修プログラム
を添えて「提出」することになっているが、D-REISで提出する場合は必要項目を「入力」している
だけで年次報告書の様式そのものは「提出」していない。

○ 臨床研修施設等変更届出書（様式３）や研修プログラム追加・変更届出書（様式４）等の年次報
告除くの申請については、メールで提出しており、D-REISでのオンライン申請はできない。
○ 管理する研修プログラムという年次報告で必要な項目がD-REISの項目になく、研修プログラム
や歯科医師名簿といった項目は、臨床研修施設にはメールで別途提出してもらっている。

【文書管理上の問題について】
○ D-REISで入力した年次報告の項目について、様式での出力ができず、文書管理方法が整理さ
れていない。
【臨床研修施設の負担について】
○ すべての項目をD-REISで届出ができるわけではないので、D-REISにない項目についてはメー
ル送付との併用となっている。
○ 実際は、臨床研修施設では様式に全ての項目を記入してから、様式と照らし合わせてD-REISの
項目の入力を行っており、様式とD-REISの両方の入力を行って提出している。

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