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資料2-2 井上参考人提出資料 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44713.html
出典情報 妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(第5回 11/13)《厚生労働省》
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(2 ) 第三次お産革命を目指して
①パターナリズムの傾向からの脱却を目指して

現在の産科医療は、残念ながら、今もってまだパターナリズム (いわゆる「決め打
ち」) の傾向が濃厚に残っているように思う。 産科と美容以外の他の診療科は、すで
に保険化の中で揉まれて、パターナリズム (いわゆる「決め打ち」) から真のイン
フォームドコンセントに移行して来ている。ところが、産科は今もって、昔のパター
ナリズム (いわゆる「決め打ち」) の傾向が残っているように思う。
今回、保険化で問題にしているのは、「異常分既」ではなく、「正常分既」である。
「異常分婚」ならばある程度のパターナリズム (いわゆる「決め打ち」) も理解しう
るが、特に「正常分婚」は「普通の、日常的な、かつ生理的な生活場面(ノーマル・
ライフ・ステージ)」の典型であるので、特にパターナリズム (いわゆる「決め打
ち」) にはなじまない。