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資料2-2 井上参考人提出資料 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44713.html
出典情報 妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会(第5回 11/13)《厚生労働省》
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①パターナリズムの傾向からの脱却を目指して(続き)

この点、ある妊産婦中心の市民団体 (出産ケア政策会議。別添の提言1て3) では、
2024年7月2 4日にすでに「正常分工を保険適用の対象とする妊産婦中心の『出
産保険』 制度の創設を求める提言 (第2弾) 」で、「現物給付化」における「標準
化」(類型化)の意義を提唱していた。その第 5項(「標準的な現物給付」の類型化)で
は、次のとおりに説明されている。

「現物給付化する趣旨には、国民の経済的負担の軽減 、給付の安全性の確保、給付
の標準化 (複数の類型化) という要請が込められている。 適正な評価額相当での給付、

第三者の専門家達が安全性を検討した上での類型化、などが行われるので、一般国民
は安心して標準的な現物給付を複数の選択肢の中から選択できるのである。

なお、ここで言う標準化は、画一化ではない。 同様の疾病や負傷(や出産)に対して、
複数の標準的な現物給付』 を設定して、むしろ『多様なニーズ』に応じるものなの
である。」