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総-3-1最適使用推進ガイドライン ドナネマブ(遺伝子組換え) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45183.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第598回 11/13)《厚生労働省》 |
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2.本剤の特徴、作用機序
ドナネマブ(遺伝子組換え)(以下「本剤」)は、脳内のアミロイド β(Aβ)プラークのみに存
在すると考えられる N3pG Aβ(N末端第3残基においてピログルタミル化された Aβ)を標的と
する免疫グロブリン G1(IgG1)モノクローナル抗体である(Neuron 1995; 14: 457-66)。
アルツハイマー病(AD)では、脳内に蓄積・沈着した Aβ が神経変性を生じさせ、認知機能
低下に関連すると考えられている。本剤は、Aβ プラークに特異的に結合し、ミクログリアを介
した貪食作用による Aβ プラークの除去を促進する(Neuron 2012; 76: 908-20)ことで、AD に
よる軽度認知障害(MCI due to AD)及び AD による軽度の認知症(軽度 AD-D)の進行を抑制
することが期待される。
なお、本文書では特に断りのない限り、「AD による軽度認知障害(MCI due to AD)及び AD
による軽度の認知症」を「早期 AD」と略記する。
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ドナネマブ(遺伝子組換え)(以下「本剤」)は、脳内のアミロイド β(Aβ)プラークのみに存
在すると考えられる N3pG Aβ(N末端第3残基においてピログルタミル化された Aβ)を標的と
する免疫グロブリン G1(IgG1)モノクローナル抗体である(Neuron 1995; 14: 457-66)。
アルツハイマー病(AD)では、脳内に蓄積・沈着した Aβ が神経変性を生じさせ、認知機能
低下に関連すると考えられている。本剤は、Aβ プラークに特異的に結合し、ミクログリアを介
した貪食作用による Aβ プラークの除去を促進する(Neuron 2012; 76: 908-20)ことで、AD に
よる軽度認知障害(MCI due to AD)及び AD による軽度の認知症(軽度 AD-D)の進行を抑制
することが期待される。
なお、本文書では特に断りのない限り、「AD による軽度認知障害(MCI due to AD)及び AD
による軽度の認知症」を「早期 AD」と略記する。
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