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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46580.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第599回 12/11)《厚生労働省》 |
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6.投与に際して留意すべき事項
1) 以下に該当する患者については本剤の投与が禁忌とされていることから、投与を行わないこと。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
重篤な感染症(敗血症等)の患者
活動性結核の患者
重度の肝機能障害を有する患者
好中球数が 1000/mm3 未満の患者
リンパ球数が 500/mm3 未満の患者
ヘモグロビン値が 8 g/dL 未満の患者
妊婦又は妊娠している可能性のある女性
2) 治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。また、投与を開始する際に
は、患者に以下の点を十分に説明し、患者が理解したことを確認すること。また、本剤投与後に有害
事象が発現した場合には、主治医に連絡するよう患者に注意を与えること。
本剤投与により、結核、肺炎、敗血症、ウイルス感染等による重篤な感染症の新たな発現又は悪
化等が報告されていること
本剤との関連性は明らかではないが、悪性腫瘍の発現が報告されていること
本剤がアトピー性皮膚炎を完治させる薬剤ではないこと
3) 強い CYP3A4 阻害剤を継続的に投与中の患者には、本剤 15 mg を 1 日 1 回投与すること。
4) 高度の腎機能障害患者には、本剤 15 mg を 1 日 1 回投与すること。
5) ステロイド外用薬等に不耐容の患者を除き、治療開始時にはステロイド外用薬等の抗炎症外用薬及び
外用保湿薬と併用して用いること。
6) 免疫抑制作用が増強されると感染症のリスクが増加することが予想されるので、本剤と適応疾患の生
物製剤、他の経口 JAK 阻害剤、シクロスポリン等の免疫抑制剤(局所製剤以外)との併用はしないこ
と。本剤とこれらの薬剤との併用経験はない。
7) 本剤は、免疫反応に関与する JAK ファミリーを阻害するので、感染症に対する宿主免疫能に影響を
及ぼす可能性がある。本剤の投与に際しては十分な観察を行い、感染症の発現や増悪に注意すること。
また、患者に対し、発熱、倦怠感等があらわれた場合には、速やかに主治医に相談するよう指導する
こと。
8) 肺外結核(泌尿生殖器、リンパ節等)を含む結核が報告されている。結核の既感染者では症状の顕在
化及び悪化のおそれがあるため、本剤の投与に先立って結核に関する十分な問診及び胸部 X 線検査
に加え、インターフェロン γ 遊離試験又はツベルクリン反応検査を行い、適宜胸部 CT 検査等を行う
ことにより、結核感染の有無を確認すること。結核の既往歴を有する患者及び結核の感染が疑われる
患者には、結核等の感染症について診療経験を有する医師と連携の下、原則として本剤投与前に適切
な抗結核薬を投与すること。ツベルクリン反応検査等の検査が陰性の患者において、投与後活動性結
核が認められた例も報告されている。本剤投与中は胸部 X 線検査等の適切な検査を定期的に行うな
ど結核の発現には十分に注意すること。患者に対し、結核を疑う症状が発現した場合(持続する咳、
発熱等)には速やかに主治医に連絡するよう説明すること。
9) 好中球減少、リンパ球減少及びヘモグロビン減少があらわれることがあるので、投与前の検査値を測
定するとともに本剤投与開始後は定期的に好中球数、リンパ球数及びヘモグロビン値を確認すること。
10) 播種性を含む帯状疱疹等のウイルスの再活性化が報告されていることから、ヘルペスウイルス等の再
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1) 以下に該当する患者については本剤の投与が禁忌とされていることから、投与を行わないこと。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
重篤な感染症(敗血症等)の患者
活動性結核の患者
重度の肝機能障害を有する患者
好中球数が 1000/mm3 未満の患者
リンパ球数が 500/mm3 未満の患者
ヘモグロビン値が 8 g/dL 未満の患者
妊婦又は妊娠している可能性のある女性
2) 治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。また、投与を開始する際に
は、患者に以下の点を十分に説明し、患者が理解したことを確認すること。また、本剤投与後に有害
事象が発現した場合には、主治医に連絡するよう患者に注意を与えること。
本剤投与により、結核、肺炎、敗血症、ウイルス感染等による重篤な感染症の新たな発現又は悪
化等が報告されていること
本剤との関連性は明らかではないが、悪性腫瘍の発現が報告されていること
本剤がアトピー性皮膚炎を完治させる薬剤ではないこと
3) 強い CYP3A4 阻害剤を継続的に投与中の患者には、本剤 15 mg を 1 日 1 回投与すること。
4) 高度の腎機能障害患者には、本剤 15 mg を 1 日 1 回投与すること。
5) ステロイド外用薬等に不耐容の患者を除き、治療開始時にはステロイド外用薬等の抗炎症外用薬及び
外用保湿薬と併用して用いること。
6) 免疫抑制作用が増強されると感染症のリスクが増加することが予想されるので、本剤と適応疾患の生
物製剤、他の経口 JAK 阻害剤、シクロスポリン等の免疫抑制剤(局所製剤以外)との併用はしないこ
と。本剤とこれらの薬剤との併用経験はない。
7) 本剤は、免疫反応に関与する JAK ファミリーを阻害するので、感染症に対する宿主免疫能に影響を
及ぼす可能性がある。本剤の投与に際しては十分な観察を行い、感染症の発現や増悪に注意すること。
また、患者に対し、発熱、倦怠感等があらわれた場合には、速やかに主治医に相談するよう指導する
こと。
8) 肺外結核(泌尿生殖器、リンパ節等)を含む結核が報告されている。結核の既感染者では症状の顕在
化及び悪化のおそれがあるため、本剤の投与に先立って結核に関する十分な問診及び胸部 X 線検査
に加え、インターフェロン γ 遊離試験又はツベルクリン反応検査を行い、適宜胸部 CT 検査等を行う
ことにより、結核感染の有無を確認すること。結核の既往歴を有する患者及び結核の感染が疑われる
患者には、結核等の感染症について診療経験を有する医師と連携の下、原則として本剤投与前に適切
な抗結核薬を投与すること。ツベルクリン反応検査等の検査が陰性の患者において、投与後活動性結
核が認められた例も報告されている。本剤投与中は胸部 X 線検査等の適切な検査を定期的に行うな
ど結核の発現には十分に注意すること。患者に対し、結核を疑う症状が発現した場合(持続する咳、
発熱等)には速やかに主治医に連絡するよう説明すること。
9) 好中球減少、リンパ球減少及びヘモグロビン減少があらわれることがあるので、投与前の検査値を測
定するとともに本剤投与開始後は定期的に好中球数、リンパ球数及びヘモグロビン値を確認すること。
10) 播種性を含む帯状疱疹等のウイルスの再活性化が報告されていることから、ヘルペスウイルス等の再
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