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総-2参考3 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46580.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第599回 12/11)《厚生労働省》
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2.本剤の特徴、作用機序
ウパダシチニブ水和物(以下、
「本剤」
)は、米国 AbbVie 社が創製したヤヌスキナーゼ(以下、
「JAK」

阻害薬であり、シグナル伝達兼転写活性化因子(以下、
「STAT」
)リン酸化の阻害を介して炎症性サイトカ
インのシグナル伝達を抑制する。
アトピー性皮膚炎(以下、
「AD」
)の発症機序には IL-4、IL-13、IL-22、IL-31、胸腺間質性リンパ球新生
因子、IFN-γ 等の複数のサイトカインが関与することが知られている(Acta Derm Venereol 2012; 92: 24-8、
Autoimmun Rev 2014; 13: 615-20、日医大医会誌 2017; 13: 8-21)
。本剤は、これらのサイトカインのシグナル
伝達に関与する JAK-STAT シグナル伝達経路を阻害することから、AD に対して治療効果を示すことが期
待される。

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